Atsumi

日々ゆるゆるもやもやと考えていることの棚卸しと記録。ひとりごと。いつか胸を張って自分の…

Atsumi

日々ゆるゆるもやもやと考えていることの棚卸しと記録。ひとりごと。いつか胸を張って自分のことを愛しいと思えますように。

マガジン

  • バディプログラム

    • 20本

    "友人"という言葉で思い浮かぶなかに、“異年代の人”ってどれくらいいるでしょうか? 親子や先生・生徒という関係でない限り、日常生活では分断されがちな"大人とこども”という年代の枠組みを飛びこえて、長くつづく信頼関係を築きながら、異なる目線の世界を共有し、学び合う。 そんな循環を生み出すバディプログラムの試みをまとめています。

最近の記事

世の中そんなに甘くないよ、と言われる世界の一部でありたい

という言葉が、ふとした瞬間に頭に浮かぶ。 (あ、ちなみにガンジーは完全無欠なようで、人間臭いところもたくさんあった人だというのも、ここでちょっと書いておく。気になる人は、COTENラジオのガンジー回をぜひ聞いてみてください。) 私はどんな世界の変化を見たいと願っていて、そのためにどんな自分であれるのだろう?ということを考えるとき、最近自分のなかのテーマとして上がっているのが、「きく」ということだ。 *** 話すこと、話してもらうこと、きくこと、きいてもらうこと。そこから

    • いい子じゃないと愛されない、という呪縛がほぐれた話

      私の人生、好きなように生きてきたと思っていた。 その行き詰まりに気づいたのが、就活をはじめる大学生の頃。 自分がなにを求めているのか、なにをやりたいのか、なにを大切にしているのか、なにもかもがわからないことにふと気づいて、立ちすくした。 「私は、これからどうやって生きていきたいんだろう…?」 あれから数年が経った今。まわりにめぐまれ、縁にめぐまれ、ずいぶんと息のしやすい場所にたどりついた。 今の私は、結婚したいとも、子どもがほしいとも思っていない。その理由にはたくさん

      • わたしに愛をおしえてくれる、あなたへ

        わたしにとって家族は大切で、たしかに愛されてきたと思っている。 だけどそれと同時に、なぜだか「いい子」でいないといけないという意識がずっと強くて、幼い頃の情緒不安定さはどこかにおいて、親を困らせない優等生であり続けたわたしに、愛を教え、気づかせてくれたのは生まれ育った家族以外の存在でした。 そのうちのひとりが、9歳のともだち。 まわりに対する不安や大人に対する不信感がちょっぴり大きくて、学校にいっていない女の子。だけど、自分よりもまわりのひとを優先しちゃうくらいやさしく

        • 食べることは、日々を生きること

          誰のためのでもなく、じぶんの生きている記録として、朝ごはん日記をはじめようかなとふと思いついた。 スケジュールの都合上、必ず毎日食べているわけでもないので、たぶん毎日更新するわけではないけれど。 *** そもそも、わたしはいつの頃からか、朝ごはんをあまり食べなくなった。ギリギリまで眠って、バタバタと準備をして家を出る。気づけば、そんな生活が日常になっていた。 朝ごはんを意識して用意するようになったのは、同僚との会話がきっかけだった。 夜型だからなのか、朝よりも夜の方

        世の中そんなに甘くないよ、と言われる世界の一部でありたい

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        • バディプログラム
          20本

        記事

          25歳までに、死にたいと思ってたんです

          「25歳までに死にたいと思ってたんです。今は、35歳くらいまでは生きていてもいいかなって思ってますけど(笑)」 という友人のひとことが、あたまのなかにふわふわと浮かび続ける。そのときは咄嗟に「なにかのアーティストみたいだね(笑)」なんて、かるくかえしてしまったけど、たぶん、きっと、わたしはこのひとことがだいぶショックだったんだと思う。 *** 大学時代に、仲の良い友人がいた。親友といってもいい。その子とは進路も住む場所も違ったのに、大学を卒業してからも、定期的に会ってい

          25歳までに、死にたいと思ってたんです

          大人になってからできた、あらたらしいともだち

          いざ、マッチングの日。 「仲良くなれるかな、、、」という緊張でどきどきして、そわそわする。 途中で話がつきちゃったらどうしよう。「つまらない」とおたがいに感じてしまったら、どうしよう。ちょっと眠いけど、集中していられなくなったらどうしよう、、、なんて、いろんな心配や不安が頭にぽこぽこと浮かんでくる。 「今日の気分はどうですか?」なんて、いつもの様子の愛梨さん(We are Buddiesコーディネーター)をよそに、朝からいつまでも緊張でふわふわしているわたし。 そんなわ

          大人になってからできた、あらたらしいともだち

          子育て世帯は、子育てに関心がある。でも、そんな子育て世帯だけが集まって子育てに関する活動をしていたら、結局「子育て」が、「その他」の人からどんどん分断されてしまう。そこの境界線をぼやかすために、独身で子どももいない私のような存在がプレイヤーとして入り込む意義があるのかもしれない。

          子育て世帯は、子育てに関心がある。でも、そんな子育て世帯だけが集まって子育てに関する活動をしていたら、結局「子育て」が、「その他」の人からどんどん分断されてしまう。そこの境界線をぼやかすために、独身で子どももいない私のような存在がプレイヤーとして入り込む意義があるのかもしれない。

          自分のことを振り返らされた、ハゲができたこと。

          ハゲができた。 比喩でもなんでもなく、ホンモノのやつ。髪の毛が後退してきたとか、そういうのじゃない。右後頭部に、ちょっと歪なまあるいハゲ。 髪の毛に隠れているし、鏡からは死角になっているから、まったく気づかなかくて、美容師さんに教えてもらって初めて気づいた。 なんだかんだで、まだ病院には行けていないからよくわからないけど、たぶん円形脱毛症というやつじゃないかなと思っている。 ざっくり調べたところによると、免疫の暴走が、有効な原因とされているらしいけど、そもそもの免疫が

          自分のことを振り返らされた、ハゲができたこと。

          せめて、不要不急で非合理な「きちんとした暮らし」を

          バレエが好きだ。 あの、ボールをカッコよく飛ばすやつじゃなく、踊るほう。フワッと跳んだり、クルクル回ったり、スッと止まったり。流れるように空気を動かし、鍛え上げた 身体で表現する。 大人になってバレエを始めたから、まだまだドタバタしてばかりだけど、体幹がしっかりしてきて、綺麗なポーズをとれると気持ちがいい。必要な筋肉がつけられるよう、食生活にもちょっと気をつかうようになったし、体を動かすのはストレス解消にもなる。 いろんな動きを練習して覚えるために、YouTubeでバレ

          せめて、不要不急で非合理な「きちんとした暮らし」を

          しあわせの伝染

          にこにこと嬉しそうな君。 なんにも聞いていないのに、「今日、いいことがあったんすよ〜」と嬉しそう。 なんだ、なんだ。 「…彼女ができました!」 ぺこり、と頭を下げながら報告された。 おぉ〜!ちょっと前に、どうなるかわからないけど、好きな人がいるという恋バナをみんなでしたところだったのに。いつの間にやら、ずいぶんと進展していた(笑) めでたい、おめでとう。 私自身は、あんまり恋愛に興味がないというか、優先順位が低いというか。そんな自分をこの数年で少しずつ理解して、取

          しあわせの伝染

          書く、ということ。祈り。

          「言葉は世界を変える」と言うと大げさかもしれないけど、誰か1人の救いにはなると信じてる。だから、私はだれかの幸せのために書いている。 ある先輩ライターさんのひとことが、心にギュッと刺さった。 社会にあふれる悲しいニュースを目にするたび、理不尽な事実を知るたび、こんなことを文章に書いているよりも、医者になって今苦しんでいる人の助けになれるほうが、役に立つし、救いになる、と思う。 なれるかどうかは思いっきり棚に上げておいて、政治家になったり、環境活動家になったほうが、よっぽ

          書く、ということ。祈り。

          私のみている世界は青。だけど、あなたのみている世界は赤なのかもしれない。

          最近読んだ本や、観ている映画の話をしていたとき、ふいに出てきた。 「映画やアニメは、倍速で観ちゃうんですよね。特に鬼滅の刃は、戦闘シーンは作画がすごいので通常の速度なんですけど、ストーリーのシーンは倍速の方が観やすくて。」 それに対して、「鬼滅の刃は、わかる」と賛同する人。「アニメは、ちゃんと再生速度そのままで観ちゃうな〜」と言う人。反応はいろいろだった。 私はというと、そこで出てきた発言全てにビックリしていた。レシピ動画のようなチュートリアル動画は倍速で観てしまうこと

          私のみている世界は青。だけど、あなたのみている世界は赤なのかもしれない。

          縁がなかったらそのままBOOKOFF

          縁がなかったらそのままBOOKOFF なんだか妙に耳に残る言いまわしで、面白いなと思ったのでそのままタイトルとして借りてしまった。 本の話をしていたとき、ふとそんな発言が飛び出した。「ちょっとスピリチュアルな話だけど」とその人は前置きをした。 本からは波動が出ていて、自分が必要とするときに、必要な本と出会える。だから、積ん読になっている本は、いつか自分に必要となったら手に取るし、そうでなければそのままBOOKOFF(に売っちゃえ)というような話だった。 言わんとしてい

          縁がなかったらそのままBOOKOFF

          あまいお菓子とお茶の一杯を誰もが味わえる世界を夢見て

          たぶん、みんながちょっとずつ、込み上げる涙と闘っていた。 自分たちになにができるのか、なにをすべきなのか、なにが正解なのかも見えてこない。誰にも理不尽に傷ついてほしくないと願いながら、今このとき、なんの役にも立たない自分。その無力さ。 そんなことを考えて胸を痛められるほど、平和なここ。 でも、そんな世界のバランスが崩れるかもしれないという想像も、チラリと頭をよぎる。 終わり方も見えなければ、安易な解決策も見えない。陳腐な表現だけど、世界は複雑だ。真実はひとつじゃない。人

          あまいお菓子とお茶の一杯を誰もが味わえる世界を夢見て

          物語の変態

          …困った。 「好きな顔のタイプって、なんですか?」と聞かれて、「うーん…」と言ったきり、なんにも答えられなかった。この質問、実はいつも答えられない。 綺麗だなぁとか、整ってるなぁと思う顔の有名人はたくさんいるが、どれがタイプかなんて、とんとわからない。タイプってなんだろう? 綺麗だなぁとか、整ってるなぁと感じる顔の共通点だろうか?日本人もいれば、外国人もいるし、男性もいれば、女性もいる。可愛くたって、カッコよくたって、整っている人は、いる。全然一貫性がない。パス。 

          物語の変態

          「ありがとう」と言われて嬉しいのは、"あたりまえ"だけど。

          「ありがとう」と言われて嬉しいのは、"あたりまえ”。その一言がもらえただけで、トゲトゲした気持ちが、ふっとやわらかくなる。 でも、その"あたりまえ"をどれだけキチンと、私は伝えられているんだろうか。 見過ごしてしまいがちな小さなことでも、「ありがとう」と感謝を伝える。そこから、会話のきっかけが生まれたり、しあわせの連鎖が生まれたり、ポジティブな循環をつくれるんじゃないのか?と考え、日々、実行している人の話を偶然聞いた。 その人は、自分がスーパーでアルバイトをしていたとき

          「ありがとう」と言われて嬉しいのは、"あたりまえ"だけど。