わたしに愛をおしえてくれる、あなたへ
わたしにとって家族は大切で、たしかに愛されてきたと思っている。
だけどそれと同時に、なぜだか「いい子」でいないといけないという意識がずっと強くて、幼い頃の情緒不安定さはどこかにおいて、親を困らせない優等生であり続けたわたしに、愛を教え、気づかせてくれたのは生まれ育った家族以外の存在でした。
そのうちのひとりが、9歳のともだち。
まわりに対する不安や大人に対する不信感がちょっぴり大きくて、学校にいっていない女の子。だけど、自分よりもまわりのひとを優先しちゃうくらいやさしく