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欧州最後の森林鉄道Mocăniţaを行く
旅先を選択するときに「唯一の」とか「最後の」とかいう形容詞に弱い皆様こんにちわ
今回は2020年3月に訪れた欧州最後の現役森林鉄道ことMocăniţa森林鉄道についてのお話である。
新型コロナウイルスが中国から流出し、韓国、日本そしてイタリアへと感染が拡大していくさなかの2020年2∼3月、筆者はイスタンブールからキーウまで陸路で旅をしていた。国境で、ホテルで、列車内で、「俺は中国人じゃねぇ」と
2022年2∼3月ジョージア・アルメニア・トルコ旅の記録
本記事は筆者が2022年2~3月にジョージア・トビリシを起点として、アルメニアを経由し、トルコ・イスタンブールまでを旅した折の振り返りツイートをまとめたものになります。旅程などの詳細を本文にまとめたりはしていませんが、ツイートを掘り返すのも大変になってきましたので記録用にこちらに残しておきます。
以上が旅の振り返りツイートまとめになります。
この旅に関しては2022年8月13日に開催されましたコ
厳冬期のカラコルム・ハイウェイをちょっとだけ訪れた話③
カラコルム・ハイウェイを南下しているお話の続き。
前回はこちらから
車は最終目的地のカラクリ湖に向けてさらに山道を進む。
標高は3300mを超えている。これまで私が到達した最高高度は槍ヶ岳山頂の3180mなので、いつの間にか更新してしまっている。
さすがにこの高度には集落はないが、ヤクの放牧が行われているのが遠目に見えるので、この地の住民の生活圏ではあるのだろう。
とはいえ12月である。
厳冬期のカラコルム・ハイウェイをちょっとだけ訪れた話②
厳冬期のカラコルム・ハイウェイにちょっとだけ行ったお話の続き。
前回はこちら
最後の検問を無事に抜け、いよいよ崑崙山脈の西の端、あるいはパミール高原の東の端に踏み込んでいく。
カシュガルから標高差2500mを3時間ほどで駆け上ってきたため、ほのかにこみかめのあたりが痛い。典型的な高山病の症状である。
途中トイレ休憩で立ち寄った駐車場は周囲に岩山しかなく、この地の自然の厳しさを物語っている。
厳冬期のカラコルム・ハイウェイをちょっとだけ訪れた話
カラコルム・ハイウェイ(中国・パキスタン公路)は中国最西端の街・カシュガルから南下し、パミール高原やカラコルム山脈を越えてパキスタン北部を結ぶ街道である。
世界最高所の道路国境(標高4693m)やナンガパルバット峰(同8125m)をはじめとした世界屈指の高峰などが世界中から旅行者を集めるバックパッカーの聖地だ。しかしこの国境は5月から10月までしか開いておらず夏季限定のルートとしても有名である。