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新築分譲マンションのマーケティング・広告

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記事一覧

【相性悪い!?】SNSと新築マンション

【相性悪い!?】SNSと新築マンション

こんにちは、kenjiです。今回は、新築分譲マンションとSNSの関係について見てみます。

●SNSと相性悪い!そもそも新築分譲マンションとSNSとでは、考え方が真逆です。

SNSの基本思想はオープンです。実名性有無はSNSにより差はありますが、基本的には何かの発信や共有が目的です。

一方、新築分譲マンションは、秘匿性の強い商材です。普通に調べれば住所や間取り、さらには価格も一般公開されている

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【マンション広告の現場から】O2Oって流行ってる??

【マンション広告の現場から】O2Oって流行ってる??

こんにちは、kenjiです。今回は新築マンションのマーケティングにおけるO2O(オフラインtoオンライン)を現場感から考察します。

●まだまだ遠いO2Oいきなり結論的なタイトルですが、いや〜、遠いです。特に僕のようにローカルエリアだと尚更それが肌感です。

新築マンション販売におけるO2Oの王道(と考えられているもの)は、チラシ→WEBサイトの流れです。その移動手段として、二次元バーコードか、検

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【日本の総広告費】インターネット広告が昨対比UPの理由を考えてみた

【日本の総広告費】インターネット広告が昨対比UPの理由を考えてみた

こんにちは、kenjiです。今回は下記記事「日本の総広告費2020年版」の現場考察の続きです。前記事をまだ読んでいない方は是非合わせてご覧ください。

●インターネット広告 昨対比UPマスメディア含めて、主要広告が軒並み下落となる中、孤軍奮闘というべき活躍を見せた「インターネット広告」。ただし、やはりコロナによる消費行動抑制や消費マインドの低下の影響もあるのか、伸び率はここ数年では低い。しかし、他

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2020年「折込」考察。トレンドの逆をいく!?

2020年「折込」考察。トレンドの逆をいく!?

こんにちは、kenjiです。今回は下記記事「日本の総広告費2020年版」の現場考察の続きです。前記事をまだ読んでいない方は是非合わせてご覧ください。

本記事では、新築分譲マンション販売における第一媒体「折込」について考察します。

●折込70%減折込の減少を語る上で欠かせないのが、新聞発行部数。新聞に折り込まれるのが折込のため、そもそも新聞発行部数の増減が、イコール媒体力の増減になります。

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【日本の総公告費】について、現場感から考察します。

【日本の総公告費】について、現場感から考察します。

こんにちは、kenjiです。恒例の「日本の総広告費」2020年版が発表されました。今回はこの記事について現場感含めて個人的に思うところを書き綴ります。

●総広告費9年ぶりのマイナスこれは想定通りですね。なんと言っても、2020年はコロナに振り回された一年でした。特に、4月5月の緊急事態宣言による自粛期間、および冬にかけての爆発的増加、そして一年通しての消費マインドの低迷(というか、空気感)影響し

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人気なら売ればいいじゃん♪ができない理由〜デジタル広告とマス広告の違い〜

人気なら売ればいいじゃん♪ができない理由〜デジタル広告とマス広告の違い〜

こんにちは、kenjiです。先日電通の赤字ニュースが報道されました。同じく、先日発表された電通のリリースで「世界の広告の5割がデジタルになる」という見立てもあります。

また、こちらも先日報道されたサイバーエージェントの好決算を踏まえると、総合代理店とWEB代理店との明暗がわかれたようにも感じてしまいます。

※電通の決算内容の詳細は報道ではわかりませんでしたが、一概に国内代理店事業の減少ではない

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【同じ広告だけど、違う広告!?】総合代理店とWEB代理店の違い

【同じ広告だけど、違う広告!?】総合代理店とWEB代理店の違い

こんにちは、kenjiです。先日電通の赤字ニュースが報道されました。同じく、先日発表された電通のリリースで「世界の広告の5割がデジタルになる」という見立てもあります。

また、こちらも先日報道されたサイバーエージェントの好決算を踏まえると、総合代理店とWEB代理店との明暗がわかれたようにも感じてしまいます。

※電通の決算内容の詳細は報道ではわかりませんでしたが、一概に国内代理店事業の減少ではない

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【広告主の視点】デジタル広告が使いやすい理由

【広告主の視点】デジタル広告が使いやすい理由

こんにちは、kenjiです。今回は先日電通よりリリースされた「世界の市場予測」にてデジタル広告のシェアが5割に達する、という記事について、かつてデジタル広告の当事者であり、現在は広告主としてデジタル広告を使う側の視点で考えてみたいと思います。

の続きの続きです。前回記事をまだご覧になっていないひとはまずはこちらをご覧ください。

●最初の記事●2回目の記事●計測前回までの記事では、デジタル広告が

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【広告主の視点】電通「世界の市場予測」デジタル広告が5割を考える

【広告主の視点】電通「世界の市場予測」デジタル広告が5割を考える

こんにちは、kenjiです。今回は先日電通よりリリースされた「世界の市場予測」にてデジタル広告のシェアが5割に達する、という記事について、かつてデジタル広告の当事者であり、現在は広告主としてデジタル広告を使う側の視点で考えてみたいと思います。

●都合の良い広告結論から言えば、コレです。つまり、使い勝手が良い、ということです。それは「アップデート」「マイクロ取引」「計測」に分けられます。詳しく見て

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【広告主の視点】「Facebookが過去最高益」を考察

【広告主の視点】「Facebookが過去最高益」を考察

こんにちは、kenjiです。今回は本日のニュースで見た「Facebookが過去最高益」について、広告主の立場で考察します。

●Facebookはオワコン!?この記事は米国を中心としていますが、国内のFacebookはどうでしょうか?具体的な数値は不明ですが、世間の印象では「Facebookはすでにオワコン」というイメージがあると思います。これはSNSとしての評価だと思います。

確かに、僕自身ユ

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【私◯◯がいい!!】紙か、デジタルか。マンション業界の変革の萌芽

【私◯◯がいい!!】紙か、デジタルか。マンション業界の変革の萌芽

こんにちは、kenjiです。今回は新築分譲マンション業界にも徐々に入ってきたデジタル化について、いくつかの事例をもとに考察します。

尚、テクノロジーやデジタル化については様々なサービスが出始め、切り口もいくつかあるので、僕のトレンドウォッチや備忘録も兼ねてシリーズ化しますので、是非フォローの上、一緒に考えていきましょう!!

●資料のデジタル化まずは、率直に聞きたいことがあります。

みなさん、

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【奮戦記】紙で挑むワントゥワンマーケティング

【奮戦記】紙で挑むワントゥワンマーケティング

こんにちは、kenjiです。今回はワントゥワンマーケティングについて、新築分譲マンション販売のマーケターの視点で考察します。

●マスから脱却まずはおさらいです。これまで、具体的にはインターネットがインフラ化する前のターゲティングはかなり大雑把でした。例えば、以前言われていた「M1」や「F1」という括りを見れば明らかです。M1では20歳〜35歳の男性を指しますが、ターゲティング像がかなり粗いですね

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【マーケティングトレンド】マンション販売のニューノーマル

【マーケティングトレンド】マンション販売のニューノーマル

2021年、丑年が始まりました。あけましておめでとうございます。kenjiです。今回はnote初めということで、昨今のマンショントレンドを概観したいと思います。ただし、あくまで肌感覚による主観なので、そのあたりご了承の上、ご覧ください。

●都心流出はあるか!?昨年のコロナによるニューノーマールの波がマンション業界にも押し寄せ、色々な変化が起きています。そんな中、マンションデベロッパーにおけるマー

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【悲喜交々な物語】キャンペーンマーケティング

【悲喜交々な物語】キャンペーンマーケティング

こんにちは、kenjiです。本日はクリスマスですね。

メリークリスマス🎄

ということで、今回は時節に絡めたキャンペーンについて考察したいと思います。

●マンション販売のキャンペーンマーケティング新築分譲マンション販売においても、このようなイベントに応じたキャンペーンを実施することがよくあります。本来であれば商品そのもののウリをマーケティングに乗せて集客できればいいですが、それだけではしんど

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