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なんてことない、エッセイ

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#人生

ヤドカリ生活ー家とは何なのかー

働き世代。20代・30代。
就職し、その時に初めて東京を訪れた。
私もその一人だ。

会社と家の往復。
同じ学校だった人も居るかもしれないが、友達とは呼べない。
友達がいたとしても、会う時間も合わない。
結婚したりで、生活のスタイルが移り変われば、余計に噛み合わない。
自分が、取るに足らない孤独の存在だと自覚していく。

夜。夕飯を食べる気力もなく、ベッドに沈む。
暗闇の中でスマートフォンをいじる

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生き急ぐな、と言われるけれども。

小説やドラマやアニメの冒頭で言われる「ひょんなことから」「ある日突然」ってワードは、創られた台詞ではなく、むしろ真実なのだろうと思う。

そんな創作物が多いことから、人はハプニングを期待する生き物なのかもしれない。

「日常」という無限ループ、迷路、ダンジョンから抜け出したい。

「非日常」に恋焦がれて、なんにもせずに待っているだけのシンデレラ。

しかし非日常の場所に居続けたら、それが日常になっ

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変な人がいるのではない、変な人になる時期があるだけ。

オタキング岡田斗司夫さんの言葉です。

ニコニコやYouTubeで、面白い話をされている方です。思考力が深く、新しい視点や納得する言葉をくれます。とてもオススメです。



私は先日(というか今も?) 変な人モード真っ最中だったんだろうなぁと自分を振り返りました。
それはまさしく、厨二病の如くでございます。

春になると変質者が湧くのも、
突然どこかで大暴れする犯罪者も、
痛々しい発言の学生やオ

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疲れるから、頑張るな。ティッシュのような人生であれ。

タモリさんのお言葉です。

“頑張れって世の中言い過ぎなんだ。薄っぺらくて良いんだ”、だそうです。

確かになぁ。

自分が引き受けなくて良いところまで、引き受けて、頑張りすぎちゃうんだよなぁ。

人間って、頑張ってる自分が好きなんだってさ。無意識に頑張っちゃうらしいよ。



さて世の中には、いろんな格言や名言に始まり、人生の先輩からのアドバイス的なものがある。

年長者は、自分が感じたこと、

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年齢という概念を捨てた。(463字)

現実逃避だと言われても構いません。

先日、誕生日を迎えたらしいです。(他人事)

数年前から、自分が何歳なのかハッキリとは認知しなくなりました。

学校までは良かったのです。同じ年齢という括りだけで生きていたから。

でも、会社員になった時、
そもそも社会に出る年齢は人によって違うから、同期でも年齢違うし、年下上司がいたりする訳ですよね。

年齢を意識してしまうと、タイムリミットのように感じてし

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七夕 ー願いを書く風習って良いよねー

七夕 ー願いを書く風習って良いよねー

今日は7月7日。七夕の日だった。

七夕といえば織姫と彦星が〜って話が多いけど、今日は身近にあった話をしたい。

この日は、笹の葉に願いを書いた短冊をつける風習がある。どういう意味があるかはよく知らない。(それが今日の話題ではない)

私が子供の時、幼稚園とか小学校に笹の葉が飾られていたし、

今では近所のスーパーにあったりもする。だんだん無くなってそうだけど。

今日見かけたのは、短冊状の紙を、

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お散歩のすゝめ

最近、お散歩をよくしている。
街歩きとも言うべきか。
気持ちだけはブラタモリなのだけれど、知識はまだない。

東京は面白い。
駅から降りて、メインロード。
たくさんの人々が行き交う。たくさんの年代が。たくさんのファッションが。
その道を一本入ると、全く違う世界が広がる。

東京の曲がり角は早すぎる。
Google Mapをみて歩いていたはずなのに、いつの間にか通り過ぎている。
で、結局来た道を戻る

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結局この世はお金なのか⁉︎ ないものねだりの私たち。

家賃が高いから、働いてお金を稼ぐ。

そうすると、家にいる時間が減る。

自分がいないのに、寝る場所を確保するためだけに、仕事をしている意味がわからない。

遊ぶためのお金を稼いでも、遊ぶ時間がなかったら本末転倒。



残業しない。

自由な時間が増える。

収入は減る。

家にいる時間が増えるのに、家で楽しむ為のお金がない。



シェアハウスやら、居候やら、ホテル住まいやら、自分だけの家

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