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2024年8月の記事一覧

QuizKnock は社会問題への無関心に加担している

QuizKnock は社会問題への無関心に加担している

 QuizKnock。登録者200万人超えのクイズ系YouTuberにして、ウェブメディア運営、テレビ出演やアプリ開発など様々な活動を行っている企業でもあります。

 この記事を書いている私もQuizKnockは好きで、リアルイベントに行ったりフォロワークラブに参加したりはしていないので、生粋のQKファンからすると全然大したことないですが、4~5年前にチャンネル登録して以降、メインチャンネルの動画

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星野智幸「正義」に依存し個を捨てるリベラルについて

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 星野智幸さんのこのエッセイ、唐突に左派リベラルをカルト認定したかのように受け取られていますが、そうではありません。11年前のエッセイは確かに右派のナショナリズム依存に対する批判なのですが、その批判のベースとなる経験には学生時代の新左翼セクトへの違和感が含まれており、単なる右派批判ではありません。
 星野さんのこのエッセイは政治学者丸山眞男の超国家主義批判の系譜にあると思います。晩年の丸山眞男

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営業にとっての「身だしなみ」の重要性について考える。

営業にとっての「身だしなみ」の重要性について考える。

「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。

音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第33回は「営業の身だしなみについて」です。

それでは、本編の内容をお届けします。

営業もカジュアルな服装が流行しているが柳澤:40's Biz Talk、始めましょう。今回のテーマは「営業の

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例の件について。

例の件について。

ここ数日、期せずしてインターネットを騒がせてしまった。人生は何が起こるか分からないものだ。

発端は、この記事を書いたことだ。

いつもの有料マガジンのノリで、とある人物(というか、今となってはもう隠す意味がない。元QuizKnockのこうちゃんである)について好き勝手書いた。とても趣味が良いとは言えない記事であるが、5年続いているマガジンの平常運転だ。

しかし、これが本人の目に止まってしまった

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突如現れた「ブラジリアンミク」さんと、世界中のミクさんまとめ

(8/26 いろいろ加筆修正しました。)
(8/27 情報を頂いたのでブラジリアンミクブームの発端についてもう少し詳しい説明を書きました。)
(9/2 さらにミクさんを追加。一番下にまとめてあります)

ブラジリアンミク、誕生の経緯

・ブラジル人のアーティストでありインフルエンサー、「Tuzera」氏が初音ミクを使用した楽曲「Himitsu da yo」を発表

「Himitsu da yo」

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聖書をちょっと知って、チー付与47話をちゃんと読む

聖書をちょっと知って、チー付与47話をちゃんと読む


はじめに

「チート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~」の47話が凄かった。本当に凄かった。

あんな展開を予想してたわけではないのに、悪の終焉として見たいものが全てあった…としか思えなかった。凄かった。凄かったんだよ。

下手に語ると感動が薄まるから多

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「洋楽離れ」をデータから検証する:日本だけじゃない? 変わる音楽の世界地図

「洋楽離れ」をデータから検証する:日本だけじゃない? 変わる音楽の世界地図

皆さんは最近「洋楽」を聴いていますか…? ここ数年、音楽業界では「日本の洋楽離れ」が話題になっているようです。

確かに、日本のヒットチャートを席巻しているのはほとんどが日本の音楽かもしれません。一見すると日本独自の現象のようにも思えます。ただ、データから世界を見てみると、少しちがった風景が浮かび上がってきます。

実は「洋楽離れ」は、日本だけの現象ではないようです。世界中で、いわゆる「洋楽」のヒ

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「マイナンバーカード対面確認アプリ」を公開しました

「マイナンバーカード対面確認アプリ」を公開しました

デジタル庁は、本人確認を必要とする事業者や自治体スタッフのスマートフォンにダウンロードし、顧客や住民(利用者)による暗証番号の入力なしにICチップの情報を読み取ることで、厳格な本人確認を可能とするアプリ「マイナンバーカード対面確認アプリ」を開発し、8月20日に公開しました。
 
このアプリは、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認の業務に従事する民間事業者(金融機関、携帯電話会

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【男女必読】専業主婦のメリット・デメリット/適性について本気出して考えてみた

【男女必読】専業主婦のメリット・デメリット/適性について本気出して考えてみた

ここ数日、専業主婦と思しきアカウントと対話してみて、「やっぱり現代で専業主婦をするのって、男女ともにリスクだな」と改めて思わされました。

前提として言っておきますが、私は専業主婦を蔑む気持ちは毛頭ないです笑

役割分業として、家庭を担当する使命を全うする専業主婦は立派だし、実際バリューも高い。うちのポメも専業主夫になるわけだし、その存在を否定するつもりは全くなく、場合によってはとても合理的な選択

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FUWA

FUWA

私が初めてフワちゃんを知ったのは、今から7年ほど前、インターネット番組『Aマッソのゲラニチョビ』だった。これまでの女性芸人にもいなかったような、素人っぽさもありながら勘所を押さえているタイプの芸風に驚き、これは「発見されれば売れる」と思った。まさかYouTuber枠でデビューし、Aマッソより先に売れるとは思っていなかったが。

フワちゃんは嫉妬したのか

今回の事件についての話題で、フワちゃんの芸

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ロマサガ3の全てが上手く行かない

ロマサガ3の全てが上手く行かない

 ゲームというものは、基本的には「成功体験」を得るために作られていると思う。「憎きアイツを倒してやった!」「俺の力で世界を救ったんだ!」みたいな、現実では味わえない「成功」こそがゲームの楽しさである。

 ただ、つい最近遊んだ『ロマンシング サガ3』は全然違った。
 成功なんて全然味わえない。むしろあっちこっちで酷い目に遭う。クリアした今もなお、「達成感」なんてない。全く、気持ち良くない。こんなゲ

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平出和也のK2西壁遭難と20年前の想い出

平出和也のK2西壁遭難と20年前の想い出

「8000m峰に行こう」
私のその言葉に応えてくれたのは平出和也だけだった。
21歳の時だった。
平出は私とは違う大学で、陸上部から山岳部に転部したばかりだった。
長髪で無口だった彼は、東京周辺の山岳部が集まる飲み会で異様なオーラを放っていた。
しかし、その雰囲気とは裏腹に、
「やりましょう! 絶対いきます」
と言って、親し気に顔を向けてきてくれた。

一年後の2001年10月、大学4年生の秋。私

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ともしび日記 8月3日

ともしび日記 8月3日

ニュースでみた方もいると思うけど
監督が骨折してしまった。

今は複雑骨折、と言う言い方はせず

粉砕骨折か開放骨折という言い方になるそうだが
その分類で言うと粉砕骨折と言う事になる。
開放骨折とは皮膚を突き破って骨が出てしまったものを
言うらしい。

幸い監督の骨はそこまでアクティブな動きはみせていなかったが
レントゲン写真だと、脛の骨の下のほうと
足首のジョイント部分の骨のどちらもが
ジグザグ

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SIerからWeb系企業に転職する人は大勢いても、Web系からSIerに転職する人はわずかなのは何故か?

SIerからWeb系企業に転職する人は大勢いても、Web系からSIerに転職する人はわずかなのは何故か?

自分は様々なITエンジニアと交流したことがあるが「技術が好きでITエンジニアになった人」でSIerからWeb系企業に転職した人は大勢いるけれど、Web系からSIerに転職しようと決めた人は見たことがない。

もちろん、これは自分の観測範囲内の話でしかない。だから単なる偶然かもしれない。
ただ同僚や友人やSNS・勉強会で知り合った人など、少なくとも80人以上のITエンジニアから仕事の変遷を聞いて、こ

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