７月６日（水）、第１３９０回 「観る」

毎日、

何を「観ている」のか？、

ということです。

ただ、

何かを「見ている」

だけでは、

実は、

何も「見えていません」。

朝、起きた。

家族と挨拶した。

顔を洗った。

歯を磨いた。

朝ご飯を食べた。

家族と雑談した。

電車で会社に向かった。

同僚と挨拶した。

仕事をした。

昼ご飯を食べた。

同僚と雑談した。

仕事をした。

同僚と挨拶した。

電車でお家へ帰った。

家族と挨拶した。

夕ご飯を食べた。

家族と雑談した。

お風呂に入った。

夜、眠った。

はい、ここまで。

これだけのことが、

何一つ欠けずに、

毎日、

ちゃーーーんと、

できているということ、

これが、

わたくしたちが

「あたりまえ」

と言っているものの正体です。

「今日も、なーんにも、
よいことがなかった」

「今日も、つまらない
一日だった」

ぼーーーっと、

見ているだけじゃ、

何一つ、見えやしないんです。

ね、

一体、どこを観ているの？

感謝、合掌
慈永