#育児日記
「ちょっと待っててね~!」を言い換え体験談【子育てエッセイ】
子育てで「ちょっと待っててね~!」の場面は多い。
「ママ、いっしょにあそぼ」
「ママ、とって」
「ママ、おなかすいた」
「ママ、だっこ」
「ママ、おしっこ」
子どもの要求にすぐに対応できるときはいいけれど、洗い物をしている最中や火を使って料理をしているとき、一緒にお風呂に入っていて洗顔しているときなどさまざまなタイミングで「ちょっと待っててね!」と言う場面に出会う。
私自身「ちょっと待ってて
同じ疲労度なら満足度の高い方を取る【子育てエッセイ】
1歳児の第二子ちびにーくんは、キッチンが大好きで、触ってほしくない調理器具を引っ張り出して真剣に遊ぶ。最近のお気に入りはピンク色のトングだ。
君、小麦粉と卵にアレルギーがあるんだからやめてよ。と、母は心の底から思う。
でも、何度静止しても突破するし、言い聞かせても全然響かず引っ張り出すし、キッチンの扉に付けたチャイルドロックは破壊する。勧めたおもちゃは秒で捨てられる。無念。
まさに、怪獣だ。
「できない」を言うことは優しさを培う大切な能力【子育てエッセイ】
子どもの「でーきーなーいー!」に手を焼くことは日常茶飯事だ。
先日も2歳の娘ちびちーちゃんがなかなか靴下を履くことができずに、イライラが頂点に達したのだろう。玄関の床に寝転がってぐずり始めた。
この時の声掛けには一般的な正解がいくつかある。
「靴下って履くの難しいよね~」と現状に共感すること。
「もう一度靴下履いてみる?」と次の行動を言葉にして伝えること。
「次は靴下を履けるよ!」と励ますこと
ブランコしかない公園の5分
玄関で靴を履こうとすると
「ほいくえん、いかない」
2歳の息子がうつむいて言った。
「保育園行かないの?どうして?」
「ママが、いないからぁぁぁぁ!」
と言うと同時にわんわん泣き出した。
このやり取りをするのは何回目だろう。
そうだよね。ママと一緒がいいよね。
分かってる。……でも。
息子を抱きかかえて家を出た。
息子は私の首に手をまわして、シャツの襟首をギュっと握りしめた。
私は片方の手で