kaworu_aki
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2022: Album Of The Year
2022: Album Of The Year💫対象💫
2021年1月~2021年11月までにリリースされたアルバム、EPのうち、最低1回は聴き通したもの。
💫基準💫
1. 作品として優れていると感じること
2. 大きな影響力を持っている/持つべき作品であること
3. 純粋に自分がその作品を好きだということ
10.いよわ / わたしのヘリテージ
整頓された混沌
2018年頃から活動
エルヴィス (2022)
世界で最も成功したミュージシャン・エルヴィスの幼少期から死ぬまでの42年間を駆け抜ける作品。
バズ・ラーマンによるエキセントリックな映像と史実に基づいた伝記映画はどうも食い合わせが悪いように思えるが、狂乱の音楽ビジネスのカオスさとマッチしてむしろかなり馴染みが良い。
エルヴィスが世界で具体的にどれくらい成功を収めてどれくらい社会現象を起こしたかというところは、実はこの映画だけではよく分からない。
ピースメイカー (2022)
OPだけで完璧にこのドラマのノリを理解できる。最高。
ジェームズ・ガンの音楽ヲタクっぷりと使い方の巧みさには感心させられる。
今回の選曲テーマ/ハードロックは、マスキュリンな白人たちによって発展したカルチャーと言えるが、白人/男性至上主義の過去を再定義している現代においてはなんとなく居心地の悪い立場にある。
ジェームズ・ガンはそんなハードロックを「差別的な筋肉質の白人男性(ピースメイカー)のテ
ムーンナイト (2022)
本作では主に二つの軸で物語が動く。
一つは、罪を犯す前の人間を裁くことの是非の戦い。
エジプトが舞台なので全体的に砂漠色なのだが、DUNEやSWのような広大さや、最近よく扱われる西部劇の感じではなく
インディージョーンズなどに見られるようなギミック多めの、アドベンチャー色強い演出が特徴的である。
MCUの他作品との関連性がほとんど見られないストーリーになっていて、元ネタや過去作のことを深く考える
セヴェランス / Severance (2022)
仕事は苦痛で、プライベートは楽しい。そういう人にオススメなのがルーモン社です。
仕事はInnie(...別人格とでも言いましょうか)が行ってくれて、Outie(それでは、こちらを主人格としましょう)は永遠に自分の時間が続きます。仕事でどんなに辛いことがあってもプライベートの時間に引きずりません。仮にInnieが何かやらかしても、Outieには様々な保障が用意されています。
一日が実質15時間ち
ミズ・マーベル(2022)
最強の愛されスーパーヒーローの誕生!
オリジンならではの「ヒーローのアイデンティティをめぐる物語」に「ルーツ(出自)の物語」がリンクするという、重層的なテーマを描く。
パレスチナ問題に関してはどうしても説明的なシーンが多くなってしまうが、きちんと歴史を紐解きつつ、エンタメ色の高さはしっかり保持できている。
ヒーローの存在が日常に馴染んでいるティーンの感覚が面白い。
思えばアベンジャーズ計画が始
ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン4(2022)
Come crawling faster, Obey your master
シナリオ、映像、演出全てに凄まじい力の入りよう。更に全話1時間以上あるので、毎回大作映画を観ているような感覚。
80年代オマージュやコミカルな部分が減少しシリアスな展開が中心になるので観る側の体力も要するが、
ドラマという形式を活かしたクリフハンガーの連続でつい次の回へと進んでしまう、そんな強烈な魅力を放ったシーズン。