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なぜ知ったかぶりはよくないのか。
知ったかぶりはよろしくない、と誰もが言う。
知ったかぶりを推奨する人など、どこにもいない。それではなぜ、知ったかぶりはよろしくないのか。わりとまじめな話として、知ったかぶりの害悪について考えてみたい。
一般的に考えられる知ったかぶりの罠は、それがバレるところにある。たとえば打ち合わせの席で、相手が知らない本のタイトルを挙げる。なんとなくその場に、知らないことを恥とする空気が流れる。そこで口を半
他人の悪口を言わない生き方は。
松井秀喜さんは、人前で他人の悪口を言ったことがないのだそうだ。
正確には中学2年生のときから。食卓で友だちの悪口をこぼした松井さんに対し、お父さんが「悪口を言うなんて下品なことをするな。いまここで二度と他人の悪口は言わないと約束しなさい」と叱責。松井さんはそのときの約束を守ってずっと、他人の悪口を言わないようにしているのだという。
他人の悪口を言わない。それがどれだけむずかしいことであるかは、
20代のうちに意識するだけでパフォーマンスが劇的に向上する、仕事をする上で大事な心得16
皆さん、こんにちは。今回はこちらのお題企画、「#仕事の心がけ」について書かせていただきます。
2年前から始めたこのnoteですが、学生の皆さんや当社の若手社員によく「読んでます!」と言われることが増えました。普段投稿しているテーマ的には、企業の人事や管理職の方が多いのかもしれないと勝手に想像していましたが、意外と若い方に読まれていると知り、今回は20代向けに、私が仕事をする上で大切にしてきたこと
自己肯定感が低くても「自分はやれる」と思える方法
そんなに主義主張がない僕なんですが、「自己肯定感があったほうがいいよね!」という論に対しては、割と反対派だったりするのですね。
僕個人でいうと、自己肯定感はかなり低い。かつ自分も基本的に嫌いなんです。
で、なぜ僕が、「自己肯定感が高いほうがいいよね」という論が広がりすぎるのに反対かというと・・・。理由としては単純です。
想像してほしいんですけど、自己肯定感が低い人が「自己肯定感は高くないとい
やりたいことがなくて、立ち止まってしまう20代の人向けの記事
いろいろな若い人と話す機会があります。そのときに一番多い悩みが
やりたいことが見つからない
です。
で、このあたりの悩みを深ぼって聞いてみて、それを整理して煮詰めてみると、主に2点でして
1. 無駄な努力をしたくない
2. 努力が無限にできるほど夢中になれるものがあると信じてる
じゃないかなーと。
なので、このあたりを紐解いて、行き詰まっているところを取り除くと、「やりたいことを見つけ
たのしいとか、つらいとかじゃなく。
刊行日を見たら、もう20年以上前なのか。
むかし、『仕事は楽しいかね?』(デイル・ドーテン著/野津智子訳)という本がヒットした。買ったおぼえはある。Amazonの注文履歴にもきちんとそれが残っている。読んだのかもしれない。けれども内容をまったく思い出せないということは、たぶん読んでいないのだろう。積ん読のまま、20年が過ぎたのだろう。それはこの本のせいではなく、ぼくが怠惰なせいでもきっとなく、そ
逃げられないから、逃げるんだ。
いったいカツオは、なにを慌てているのだろう。
夏休みのこの時期、カツオは毎年夏休みの宿題に追われている。サザエから叱られ、ワカメにたしなめられ、タラオから頓狂なアドバイスを受け、居間に陣どる波平の目を、逃れようとする。小学生のころ、ぼくはその気持ちがまるで理解できなかった。自分のなかに「夏休みの宿題を出す」という選択肢が、まるっきりなかったのだ。カツオの学校はたいへんなのだろうなあ、と思うくらい
嫌なことに「なぜ?」を問うと機会損失が減る説
嫌なこと、気が乗らないことに
なぜ?を問うようにしている。
なぜそれをするかというと
機会損失する可能性がグッと減るからである。
これから超絶わかりやすい例えをする。
(なんでそんなハードル上げるん)
例えば、酢豚が嫌いな人がいたとする。
でもその人は"酢豚"が嫌いなのではなく、
"パイナップル入り酢豚"が嫌いなだけ
だったというケースがあると思う。
酢豚か嫌いな訳でも、
パイナップルが
本物のインフルエンサーと偽物のインフルエンサーを見分ける方法
先週、ナリシゲさんの『インフルエンサーについてはよく分かりませんがフォロワーは「数より質」そして「親和性」では?』というブログを拝読した。この内容は大変示唆に富んでいて、私も反応する形でこんなツイートをした。
この題材についてもう少し深く掘り下げてみようと思う。
インフルエンサー=フォロワーの多い人、ではないそもそも論になるが、インフルエンサーとは何かというと「影響力のある人」である。より具体
共感されないことを書こう
「共感」が大切だと言われます。
たとえば、良好なコミュニケーションをとるために、共感的姿勢を意識しましょう、と言われたり。
SNSにも共感を原動力にして動いている部分があります。
たとえば、Twitterのリツイートやいいね、note のスキなども共感に基づくものが多いのではないかと思います。
それもあってか、SNS や note のノウハウを説く書籍や記事では、共感を得られる投稿を推奨す
ことばの根っこをどう育てるか。
ゲスいことは書かない。
もしも若いライターさんに文章力向上についてアドバイスを求められたとしたら、ぼくはそう答えるかもしれない。テクニック以前の、身の置き場として。自分がどういうフィールドで切磋琢磨するかの話として。たぶんこれ、多くの人が思っている以上にたいせつな話だと思う。
たとえば、「あの人、書いてることはゲスくて賛同できないことも多いんだけど、文章はうまいんだよなあ。なーんか読ませちゃう
書かない人は、書けない。
ああ、この話はあんまりしてこなかったかもしれない。
いまからちょうど25年前、ぼくは福岡にあるちいさな出版社の門を叩いた。自社刊行物はあるものの、売上のメインはビジネス雑誌の企画記事、その編集業によるもので編集プロダクションと言ったほうがいい会社だ。大学を出たあとのぼくはメガネ店に就職し、1年ほど務めたあとに退社。そのまま実家暮らしの無職男としてぶらぶら過ごし、先輩のインディーズ映画制作のお手伝