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嫌なことに「なぜ?」を問うと機会損失が減る説

嫌なこと、気が乗らないことに
なぜ?を問うようにしている。

なぜそれをするかというと
機会損失する可能性がグッと減るからである。


これから超絶わかりやすい例えをする。
(なんでそんなハードル上げるん)

例えば、酢豚が嫌いな人がいたとする。

でもその人は"酢豚"が嫌いなのではなく、
"パイナップル入り酢豚"が嫌いなだけ
だったというケースがあると思う。

酢豚か嫌いな訳でも、
パイナップルが嫌いな訳でもなく
パイナップル入り酢豚が嫌いだっただけ。

パイナップルなしの酢豚は
美味しく食べられる人かもしれない。

なにを当たり前のことを
と思うかもしれない。

けど、日常ではよくなぜを問わず
酢豚が嫌い、あるいは中華料理全部無理
と決めつけて、避けていることがある。

パイナップル入りの酢豚が嫌いだと分かれば
リンゴ入りポテトサラダもうまく避けられる。

(つ、伝わったかな.....??)


わたしは読書が好きで、
読了本は全て読書ノートをつけている。

読んだ本の中には
正直微妙だったと思うものもある。

昔は、この作家は合わないな......
と決めつけていた。

最近読んだ本で、微妙だった本がある。

 「なぜ」を考えてみた。

その本はジェンダーに関する考えが
あまりにも古かった。
かなり男尊女卑の世界観。

しかし、よくよく見てみると
何十年も前に書かれた作品であった。

当時だと笑えたナンセンスは
今では典型的な古い価値観で
もう笑えるものではなくなっていた。

バラエティ番組で過去のVTRが流れた際
「今これやったらアウトだな.....」
「今の価値観だと笑えないな....」
と思うことはないだろうか。

でも、今もTVで活躍している同じ人は
きちんと価値観がアップデートされていて
なにも気にせず笑える。

この本はわたしにとってそれだと気づいた。

昔のその人の価値観が笑えないだけで
今のその人が苦手という訳ではないかもしれない。

わたしはこの作家さんの
別の作品はまた読んでみようと思う。

苦手の原因を作家だと決めつけることは
読書の幅を狭めることである。


もちろん、全てのことに
これを適用する必要は無い。

考えるだけでも嫌なことや、嫌な人は
避けた方がいいと思う。

少しでも人生の機会損失を避けるために
「なぜ?」を考えるのであって、
自分を苦しめる必要はない


もし、万が一、このnoteを読んで
苦手だと感じた人がいれば
「なぜ」を考えてみてほしい。(すでに泣いている)

そして"わたし"を嫌うのが
思い留まることを願っている。(号泣)

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