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#取材
十条からパレスチナ、9000キロの距離を飛び越える:日本に暮らすパレスチナの人④Bisan料理長マンスールさん
「あ、私帰ってきたんだ」と思える味――
東京の十条にあるパレスチナ料理店Bisan。
ぜひ一度行ってみたいと長らく願ってきましたが、先日その機会を得て母とお店を訪ねました。
「フムス」(クリーミーなひよこ豆のペースト)は私がどうしても頼みたかった一皿。パレスチナでは、ほとんど毎日のように口にするソウルフードでした。お店で生クリームのように袋にたっぷりと入れてもらい、家で綺麗にお皿に盛りつけ、オ
東京で感じる異国情緒:日本に暮らすパレスチナの人③旅するモアターズ さん
先日、素敵な人に出会いました。
クウェートに生まれ、青年期にルーツであるパレスチナに戻り、今は東京に暮らすモアターズ さん。
彼との出会いは半ば強引な導きでした笑
架け箸でお世話になっているサマーさん(先日帰国)が、旅立つ前に私に言い残したのです――
私がいなくなったら寂しがるパレスチナ人がいるから、会ってやって!絶対気が合うから!頼んだよ!
知人の紹介とはいえ、いや誰やねんそのモアターズ
日本に暮らすパレスチナの人。サマーさんに聞いてみた日本のこと、故郷のこと
哀愁の塊のようなカバー写真の彼女。日本で大学院生として2年間を過ごし、今まさに帰国直前のサマーさんです。背景が黒なのとぼやんとしたエフェクトのおかげで私にはプリンプリン物語のように見えるんですが、取材したときはラフな格好でくだけてらっしゃいました。
江戸川沿いの長い散歩帰りのなか、オンライン取材に応じてくれました。
日本での暮らしさて、たまたま縁があって日本に留学に来たサマーさん。パレスチナと
ちびまる子ちゃんから始まった日本との縁”日本で暮らすパレスチナの人、ワジドさん
京大生行き交う百万遍の交差点。日本で初めて出会うパレスチナ人との待ち合わせはセブンイレブンの前だった。(8月22日加筆修正)
彼女、ワジドさんは、京都大学で博士課程に在籍して約3年になる(正確には研究生期間という準備段階も含めて)。ワジドさんが日本で何をしているのか。日本の印象は?将来の夢は?サイゼリヤのフォカッチャをつまみながら彼女の話に耳を傾けた。顔出しはNGなので、アラブの女性の顔(といっ