架け箸_MAKE YOUR LOVE BORDERLESS
フェアトレードをやっているブランドとして、現地のものづくりの様子や協働パートナーの紹介を書いています。
架け箸がなぜはじまったのか、どんな原体験があったのか、どんな世界を夢見て活動しているのか、日々疑問に思うこと、迷うことなどブランドにまつわるストーリーをまとめています。
なかなかにマニアックなパレスチナ文化を、現地の雑誌の翻訳や日本/パレスチナで体験したエピソードをもとに綴っています。
東欧ブルガリアから中東パレスチナに渡った日本人はもしかしたら史上初だったかもしれない。遡ること2年と少し前、私は格安航空の恩恵を受けてパレスチナを初体験していました。 初対面でほぼ毎回尋ねられることといえば「なんでパレスチナ行ったんですか?」。最近では話し過ぎて自分でも「あれ、なんでだったっけ」と思ったりするけれど、突き詰めたら「好奇心」だったろうなぁ。パレスチナ問題という言葉を知って、いろいろ気になって本を読んでみるうちに、知ったつもりにはなった。でも現地の様子は想像する
中東パレスチナ×日本のカワイイを届けるお店「架け箸」です。 5月はフェアトレード月間ということで、パレスチナの協業先と「記事を出したいね!」という話を温めていました。 団体から英語で公開される予定なのですが、 逆輸入的に日本語に戻したものをこちらでnoteにしたいと思います。 大長編ですが、挿絵沢山なので行けるぞという方は最後までお付き合いください(笑) ブランドをはじめた背景 2018年2月、私は観光客として初めてパレスチナを訪れました。 たった5日間でしたが、意
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 GWが始まりました(いや、いつからいつがGWなのかあんまりわかってないんですけどね)。皆さんは旅行に行かれますか? 今回はGWということで、旅の準備編をお届けしたいと思います! 今年でなくとも、是非これからの旅計画にお役立てください♪ 旅準備①宿私はBooking.comとAirbnbを使って宿を探すことが多いです。 パレスチナでは、最初にBooking.comで探し、後は人に尋ねたりしながら、5都市に宿泊したうち
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 昨年秋に滞在記を毎日更新していました。 帰国しましたが、書ききれていないエピソードを書き溜めていきたいと思います。 しばらく暖かい日が続いて、すっかり気持ちも春めいていましたが、関西は今日明日グッと冷え込みそうです。 作業していたら雨音も。 パレスチナは日本のように四季はあるのですがあまり降水量が多くなくて、観光PRイベントに参加したときは「年中ベストシーズンですよ
大晦日にこんばんは、 中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 滞在記を毎日更新していました。 帰国しましたが、書ききれていないエピソードを書き溜めていきたいと思います。 旅先で最も気になるのが食べ物、という方が多いのではないかと思います。 パレスチナは中東と地中海の味覚が合わさった独特な食文化を持っていて、新鮮な野菜や果物から脂っこい濃い口の一皿、あまーいデザートまで揃い踏み。 滞在記#21では甘い誘惑達を
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 (体調崩して養生していました。note復活です!) 旅先で最も気になるのが食べ物、という方が多いのではないかと思います。 パレスチナは中東と地中海の味覚が合わさった独特な食文化を持っていて、新鮮な野菜や果物から脂っこい濃い口の一皿、あまーいデザートまで揃い踏み。 滞在記#20では#19とは対極的に脂っこい濃い口料理をご紹介します。
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 旅先で最も気になるのが食べ物、という方が多いのではないかと思います。 パレスチナは中東と地中海の味覚が合わさった独特な食文化を持っていて、新鮮な野菜や果物から脂っこい濃い口の一皿、あまーいデザートまで揃い踏み。 滞在記#19ではヘルシーでビタミンたっぷりの野菜&フルーツにまつわる食べ物をご紹介します。 >>> パレスチナで採れた野
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 この活動を始める大きなきっかけになったパレスチナ人一家がいます。 2018年に、ホストファミリーとして1か月、文字通り家族として私を受け入れてくれ、居場所を与えてくれた皆さんです。 その一家に久しぶりにお邪魔してみたら、なんかすごい家族が増えていました。 当時のメンバー構成は、一家の主の母と子ども世代に孫世代、合わせて16人だったの
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 パレスチナは、人類が最も早く定住し集落を作った地域の一つです。 歴史を1万年遡ることのできる町もありますし、どこの地域にも必ずと言っていいほど旧市街が存在して、築300年、400年ものの家がゴロゴロ残っていたりします。 協働するアイシャさんの故郷ナブルスも歴史が古く旧市街が荘厳なことで有名なのですが、今度伝統舞踊のオンラインセッション
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 (ネットが無かったり情報をまとめるのに時間がかかったりしてちょっと間があいてしまいました。悪しからず。) 先日、協働しているアイシャさん(アイシャデザイン代表、カバー写真)が地域の女性向けにプラスチックのワークショップをする、ということで見学してきました。 会場となる公民館のような施設に16名ほどの女性が集まります。 年齢層はバラバ
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 現地入りして2週間強。この間、初対面の出会いが数えきれないほどありました。 しかし初対面の場合、当然ながら相手の性格や生活環境等は推し量れない訳で、相手の言葉をどこまで正として受け取って良いかが難しいですよね。 パレスチナでは、超知り合いからただの通りすがりまで、あらゆるレベル感の他人に対しての距離がまあまあ近く、門をくぐったからに
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 布製品を手掛けている女性デザイナーのアイシャさん。 普段どのように仕事しているのか、色々ついていって見てきました(アラビア語も話せないお荷物な日本人でスミマセン)。 布の仕入れ①縫製工房 アイシャさんのブランドは受注生産なので、商品の注文が入り、デザインをスケッチしたら、まず向かうのは布の買い付けです。 生地屋で製品の内布やシリア
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 協働する女性起業家アイシャさんが暮らすナブルス。 数千年の町の歴史が今も息づくパレスチナきっての観光地です。 彼女の言葉の端々から故郷への思い入れが感じられたので、じっくり回って彼女のバックグラウンドを体感したいとずっと思っていました。 ところでナブルスといえばこちらのデザートが有名です。 クナーファはナブルス発祥といわれ、ナブル
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、 只今滞在記を毎日更新しています。 オリーブの木製品を作っている団体を訪れた様子がこちらです。 今はパレスチナ北部のナブルスという町に暮らすアイシャさんを訪ねています。 アイシャさんは個人でブランドをされていて、架け箸より6年も先輩にあたり、たまたまインスタで見かけて彼女のファンになり、声をかけたのがきっかけで2020年冬から協働が始まりました。 しかし当然彼女とも