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【文系SE】Re: 25歳から始める学部編入【放送大学】
この記事のあらすじ
文系学部卒でSIer3年目の筆者が放送大学への編入および学士(工学)の取得を試みました。経緯や考えていることなどについて記録します。
本日合格通知(試験とかはないので、書類や資格に不備がないですよ〜ということ)を受け取った段階で、授業開始は4月1日です。
おまえだれ?(自己紹介)
通信系SIerグループ会社のどこかに属する3年目社員です。新入社員研修をまだ通信状況が激
【文フリ東京】人間になりたいロボット少女の話【p-32 煮込み冷やし中華】
みなさんこんにちは。文フリでお出しする本のご案内です。私用のインスタで告知したらお前一体何しとるんやという質問がけっこうきましたのでそのへんもろもろお話ししてゆきます。
この記事の最後で本の冒頭12ページを公開してます!
【文フリって何】
こういうイベントです。ポスターカッコいいね
【何をしにいくのか】
一次創作の同人誌を売ります!
・文庫190ページ
・文フリでお買い上げ…700円
・そ
たのしい気持ちを貯める時期
短歌を作ることに憧れ、善は急げと言いながら早速作り始めたのが今年の春くらいだった。しかし結論を言うとその趣味はもう続いておらず、誇張なしにマジで3日で終わった。
原因はわかっている。よくできたなと思った作品をとあるサイトにアップしたら、知らない人から技術的な講評がついたことで落ち込んだのである。
えっそんなこと? と思うかもしれないけど聞いて欲しい。作歌歴の長い人からの、飾り気のない口調で、
浅瀬のほうは冷たいけど明るいからそれはそれでアリ
ヘラヘラ笑って生きている、という自覚がそこそこある。
だからといって「あんたは悩みなさそうでいいよね」なんて言われたことがないのは周囲の人に恵まれているからか、あるいは全然悩みが顔に出るからか。前者であり後者だろうな。
それでもまあ、なんだ。「あなたは〇〇だからイイよね……」の波動を人との会話の端々から感じるのは本当に私が考えすぎなだけだと思うんだけど、でも、感じてしまうの、あるあるじゃな
うたをうたうものたちのセレナーデ
朝焼けが消える前からバスに揺られている。僕にはとても珍しいことだった。
バスの座席でメモ帳アプリを開くのが最近の癖になっている。今日はまず真っ先に最寄りのバス停を降りてから正門までの三分のことを考えた。道に舞い落ちたあとの桜の花は海風に浚われるように、ぶわ、と吹きつけてくるのではないかと。僕はそれが嫌いではないし、多分好きだ。
画面に指を滑らせる。少しくすんでザラついヒビの入ったフィルム。僕
Maids of All Work ――叛逆の使用人――
I マルグリットと窓のない部屋
周囲の国々から高い山脈で隔絶された地にあるこの国においては、古くから貴族が絶大な力を持っていた。受け継がれてきた魔術が衰退するのと同時期に航空技術が発達し、人とモノの行き来が以前より活発になった現代においても、その社会構造、権力の分布はさして変化がなかった。
貴族とそれ以外。使うものと仕うもの。
貧しい民が生計を立て、あわよくば成り上がるための最も有効な手段
「文系でもSEになれるものなんですか?」
その答えを探すためわたしは4月からアマゾンの奥地にリモートアクセスしている。AWS的な意味で。
表題の質問を死ぬほどされる。某Sierに就職が決まってからずっともうずっとだ。そしてわたしはまだその答えがわからない。わかる日が来るともあんまり思っていない。
何割かの人は単純な驚き(音楽と漫画と人生のことしか考えてなかった文系が突然プログラミングやるンゴとか言い出したことへの)を表明するため
はらぺこあおむしがちょうちょになること
・「人生の節目」という考え方が持てない。今日を境に新生活だぞ、みたいな意識をしたことが(思い返せば)(ほぼ)ない。これは卒業式が行われないとか、入社式がどうなるのかとかで、さして大きなダメージを受けているわけではない自分を意識してはじめて気がついたことだ。
・わたしにとって366日はもともと等価で、それぞれの日に起こる出来事(嬉しいことが起きた日とか、練習してきた演奏会があるとか)によってもちろ