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叫びたくてたまらなくなってしまうのはきっとあたしがまだ弱いから

自戒のために書いている。

ぜんぜんそんなわけじゃないのに脅かされたと感じることがある。わたしのできることわたしの持ってるものを、他の誰かも持っていて、しかもその人が声高らかに「持ってます」って言ってると、あーどうしよう、と思ってしまうことがある。ない?

例えばわたしはバイオリンを弾くけど、(楽団以外の場所で)バイオリンやってます!って言うとほぼ自動で「バイオリンやってるキャラ」になる。それがすごい便利だな〜(チャラついた奴が自動で近寄らなくなるもんな)と思っていた時期もまああるけど最近はもったいないなというか、深掘りすれば色々と出てくる人間なのにそれが全部「バイオリン」で覆われるのはなんというか(全てを覆ってしまうほどバイオリンという楽器にはインパクトがあるらしいので)……というのと、ある程度自分のことを最初から開示する程度の勇気が出たとかその方がむしろ自分のことを守れるなとか思って最近は工夫してて、絵も描くし楽器もやります〜というふうに他の趣味と一緒に伝えたり初対面の人には「バイオリン」とは言わなかったり、そんな風に「一つの趣味がわたしのキャラ」にならないように生き始めたわたしにはどうしていいかわからんことがあって、それは同じコミュニティ(その趣味で繋がったわけではない場)に「バイオリン弾きますキャラ」とか「絵を描きますキャラ」でいこうとしてる人がいたときめっっちゃ嫌がられるのでは!?という恐怖との付き合い方。

だって気持ちわかるもん。「バイオリン弾きますキャラ」でいこうとしたときにバイオリン弾けるって言ってる別の人いたら詰んだ〜って思うもん(だから私はそういう形のセルフプロデュース方法をしないどこって思ったのもあるんだけど)。でもでもどうか嫌わないで、なるべくあなたとははなれていることにするから傷つけ合わずに生きようね、と思っているんだけど、そう上手くいかないこともあるから人生だなぁと思う そして上手くいかない原因は勿論わたしの過度の負けず嫌いにもあるしなんならほとんどそうなんじゃないかとも思っている。

関係あるようでない話。誰かの幸せを加害だと感じる気持ちには心当たりがありまくる。例えばそうだな、たまに自分と同じ障碍のない人間がうらやましくて死にそうになったりする。全然あるよそんなこと。でも大抵そういうときはわたしのメンタルが普通に気圧とかで自壊しているだけなので、カッコ悪いみっともないことを言わないようにSwitch上の島に逃げ込む。早く他人のこととかどうでもよくなって適当に世界平和とか祈りながら生きたいね。

で、多分だけどわたしは逆もあるということに気づいている。逆というのはわたしが持っているいくつかのことを話すと加害だと感じてしまうひとがいること。わたしが人間の中でどういう位置にいるとかそういう話じゃなくてこれは多分どんな人間にもあることだ、自分だけは誰にも嫉妬されないと思うある種の卑屈さはときにめちゃくちゃナイフみたくなるので気をつけたいな

前提として時と場所と相手を選ばずに自分の話をして加害だと思われるのはまあそれはそうなのでそれは置いといて。わたしのことなめてかかって個人情報聞き出してみたら思ったより強烈なやつだったので地雷踏まれました的な感じになる流れを人生で幾度となく経験してるんだけど、あのさぁ、

知らんがな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

とまあ叫びたくなるんですよね。なめられそうな見た目をするな?知りません。いつの時代もメガネの文学少女がいちばんこえーんだよ出直せ!まあわたしは基本的にポジティブプリンセス脳で生きてるので一時は鬱になっても結局「わたしのこと嫌いだなんてとっても損しててかわいそうだわ!!」と思って全解決なんだけど、一時は鬱になるのでどうしたらいいんだろうねえ。

同じ特徴を持つ人間がいたら何かの分野で大きく引き離さないと気が済まないこと(人はこれを同族嫌悪と呼ぶ)も、誰かの何かを加害だと思ってしまうことも加害だと思われたと思ってしまうこと(被害妄想と呼ぶに値するものかもしれない)も、いろいろ原因はあるけれど最終的にスイッチを押しているのはわたしの弱さだ。わたしだなんてマトモっぽい一人称を使っているがこの時ばかりはあたしとでも言いたくなるのわかる?

強くならなければいけない。筋肉を、筋肉をつけなければいけない。ボクシングをすればもっと強くなれますか、エヴァン先生(CV.中村悠一)?(フィットボクシングの話です)


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