好きなものくらいしかないから
まだ年齢がギリ1桁の頃わたしは学校も習い事もすべて人間関係がイマイチというかかなりよろしくなくて、どちらかというと光のすくなめな子ども(伝わるかな)だったのだけど、そんなときすがる先は自分の持ちものしかなかった。お祭りで買った300円のキラキラバトンとかハッピーセットのうさぎのおもちゃとかそういうのをひとりでさわってあそんでいることが生きる理由のすべてだったときも全然あった。だからわたしはその頃好きだったモノを捨てることはぜったいに出来なかったし今もそんなにできない。あの頃の