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ナッシュ均衡(おたがいさま理論):行動経済学とデザイン18
イノベーションには共創(Co-creation)が不可欠と言われています。
このことを行動経済学の観点で調べると、ナッシュ均衡という言葉に出会いました。正しく理解しようとすると理論や数式が出て難しいので、小説をもとにわかりやすく概念を理解してみたいと思います。
画像エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人
石川 智健
講談社 2015.02
均衡=抜け駆けできない状態
小説の内容がネ
「スマート新書」が悔しくて、編集仕事が手に付かない
昨日、noteがスマート新書を出すことを知った。
すごいなー、うわ、小さっ。お、イラストNoritakeさんか、おしゃれー!!
嬉しい気持ちで早速一冊注文したが、なぜだろう。
なんだか無性に悔しくて、仕事がまったく手につかない。
最初のうちは、何が悔しいのか自分でもわからなかった。
サイズ感がいいから?
「30分で読める」のコンセプトが新しい?
デザインとイラストがすてき?
『岐路の前にいる君たちに』著者・鷲田清一さんインタビュー
鷲田清一氏
本書は、筆者が大阪大学総長(2007年〜2011年)、京都市立芸術大学の理事長・学長(2015年〜2019年)を務めた計8年間の式辞集だ。
「式辞を述べるのは、学長職のなかでも特に重い仕事でした。何を語るべきか、1年中考えていましたね」
哲学者である氏が、学生たちに「言葉を贈る」ことの意味を問いながら織り上げられた言葉たちは、「聴く」のではなく「読む」ことで別の味わいを生む。
普通の小説に飽きたひとにオススメしたい「ちょっと変わった小説」を選んでみた
ライターをはじめてすぐのころ、Googleトレンドを使って「小説 おすすめ」の検索数推移を調べてみたことがある。
参考までに「小説」単独の検索数推移も見てみたけれど、こっちは一時期な増減があるとはいえ、トータルすると「ほとんど横ばい」にも見える
「おすすめ」をつけて検索すると、上図のようにその数は「右肩上がり」になったという結果は、「これから読む本を選ぶ手段としてインターネットを利用する人が
ヴァージニア・ウルフ「病気になるということ」片山亜紀訳/新訳・解説公開
編集部より 早川書房は、20世紀を代表する作家ヴァージニア・ウルフが1926年に発表したエッセイ「病気になるということ(原題:On Being Ill)」の新訳と訳者解説を全文公開します。
約100年前、世界各国で大流行したというインフルエンザ。1918年から20年頃にかけては「スパニッシュ・インフルエンザ(いわゆるスペイン風邪)」と呼ばれるインフルエンザが流行り、第一次世界大戦の末期から停戦後