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宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。を読みました。

完璧なリーダーはもういらない!

リーダーって

仕事がバリバリ出来る人がリーダーになるんでしょう?
そういう人がみんなを引っ張っていけるんでしょ?

と思われているあなた、ぜひこの本を読んでください。

「宇宙兄弟」という漫画が本書の題材

「宇宙兄弟」という漫画の六太(むった)という人物
がリーダーになっていく姿を描くこの漫画。

あなたが思う、リーダーとは無縁のタイプである
「六太」。

何をやっても出来のよい
「日々人(ひびと)」という弟に先を越されてしまう
兄の六太はコンプレックスに悩み、
自分に自信を持てない。

そんな六太ですが、実は彼がいると結果的に、
モノゴトがうまくいくという人物。

六太がピンチのときには、彼に共感し、
周りに自然と人が集まり、
目的を達成してしまうのです。

我々が思い描くリーダーシップとは
異なりますが、魅力的なリーダーになっていく
六太を通し、本書はリーダー論を展開していきます。

Want思考とShould思考

・勉強しなければならない。
・その仕事をやらなけれなならない。
・○日までに結果を出さなければならない。

こういう言葉で、チームをまとめていくのが
リーダーと思い浮かべるものである。

しかし、これはやらされているのです。

六太も最初は
「兄は弟よりも先に行ってなければならない」
というShould思考に思い悩みますが、
悩んだ末に
「俺は宇宙へ行きたい」
というWant思考にたどり着きます。

無理に、リーダーとして
「〇〇をやらなければならない」
と、自分を追い込むのではなく、
「私は〇〇をしたい」
とチームに伝えることです。

決して仕事が誰よりもバリバリ出来るという
能力がなくても、「〇〇をしたい」はだれでも
持っているものです。

そして、チームのみんなにも
「私はこれがしたい。あなたは何がしたいか?」を聞き
一緒に解決していきましょう。

Should思考にてやらされ感いっぱいで仕事をするのと、
Want思考で自分からやりたいことをやるのでは
どちらの結果がより良いものになるかは、わかる気がしますよね。

そして、筆者はさらに、
「シェイカー」になれと言っています。

シェイカーとは
「魂を揺さぶられる」
「一緒にいると頑張ろうと思える」
というリーダーです。

間違ってもドリームキラーになってはいけません。

これもWant思考と通じますが、
やりたいのはどちらか?
より楽しいのはどちらか?
という考えをもち、周りをシェイク(心を揺さぶる)する
リーダーになりましょう。

ちなみに、以前ドリームキラーについての書いている記事は以下です。

競争ではなく、共創

六太は
「僕にはライバルがいません。
 なぜなら僕は、無敵だからです。」

この様に書くと自意識過剰のようにみえますが、
誰にでも勝てる無敵だということではなく、
最初から敵などいないのだという考え方です。

また、六太は
「俺の敵は、だいたい俺です」
とも言っています。

とにかく六太は、どんなときでも
一貫して敵を作りません。

相手がライバル視してきても、当の六太は
敵とみなしていないのです。

これが無敵状態です。

我々はなにかうまくいかないことがあると、
つい誰かのせいにしたり、環境や時代のせいに
したりしがちです。

これも一種の「敵」を作り上げる行為です。

敵と競い合うのは誰だって疲れるし、楽しくありません。
もしあなたが、競争によってストレスを感じることが
あったなら、「無敵」を思い出してください。

きっと目の前の敵なんていなくなります。

「競争」という呪縛から解き放たれることで、
ぐっとラクになれるはず。

そして、六太は「競争」ではなく、
「共創」という道をえらびます。

宇宙飛行士として月へ行くという夢を叶えるため、
限られた人員に選ばれなければ行けない中、
数々の訓練の中で、
ライバルたちと競い合わなければいけません。

しかし六太は、ここでも共創することを選ぶのです。

六太と競争するライバルたちが、
いつしか六太に共感する人が増え、
ライバルが一人でしかなし得ないものよりも、
それぞれの得意なものを持ち寄りながら共創し、
大きなものを達成していくのです。

互いにライバル視し、一人で戦おうとすれば
自分の成長にはつながるかもしれませんが、
自分のキャパシティ内でしか解決できない(しようとしない)
ことになってしまいます。

しかし、個人どうしてはライバルたちのほうが優秀でも
チームとして互いに共創するほうが、
なし得る結果は、共創のほうが良いものができるのです。

「絶対」は俺の中にある。

弟の日々人の言葉で良いなと感じたものを一つ。

日々人は幼い頃から
「僕は絶対に宇宙飛行士になります。」
「絶対、宇宙に行きます。」
「月にも絶対に行きます。」
と言い続けてきました。

かつての六太は、そんな日々人に
「昔から軽く、”絶対””絶対”と言っちゃうけど、
世の中に”絶対”なんてないんじゃねーかなぁ」

と言った時に、日々人は
「そうだな、世の中に”絶対”は無いかもな」


「でも大丈夫、俺ん中にあるから。」

かっこいい。。。

こんな日々人のように、絶対に宇宙へ行くんだという
つよい心は、なかなか我々には持てないものです。

六太のような、迷い、悩み、時には自信をなくして、
道を見失ってしまうものです。

しかし、Want思考はだれでもできるし、
そのWantにワクワクすることはだれでも出来るはずです。

今いる世界をいかに楽しむかは自分次第。

自分らしいリーダーシップを見つけてください。

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