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佐野ラーメン青竹手打ちの美学。#呑みながら書きました

飲んだあとにはラーメン食べたくなるよね?僕もそう。最近は蒙古タンメン中本の北極か、ラーメン二郎かな。

こんばんは。ラーメン大好き いなつち☆稲田智 です。

ちょっとまえに、少年Bさんが書いてた佐野ラーメンの記事がどうにも気になってしまいました。

これです↓

記事によると、栃木県佐野市では、昔からラーメンの麺を製麺機ではなくて、青竹を使った手打ちで作ってるそう。

加水率46%という普通のラーメン30〜35%をはるかに超えるという麺。どんな麺なの?気になる気になる。

加水率が高いともちもちしてるけど、スープの麺への絡みが悪くなるので、ちぢれ麺にしてるそう。ふむふむ。

いや〜これはこれは。歴史や製法を知れば知るほど佐野ラーメンが食べたい。しかもせっかくだから、現地の名店みたいなお店のやつを。


で、ワールドワイドウェブで調べて行ってきました。

なんなら金曜日、会社休んで。

東京の西の方からだと、山手トンネルから東北道に出て、佐野藤岡インターで降りてすぐです。そこが佐野市です。道が空いてれば1時間半ぐらいでつきます。

行ってみたのはここ

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「佐野青竹手打ちラーメン 田村屋」

ここは佐野ラーメンがメジャーになったころからのお店で、佐野ラーメンの総本山だそうです。

弱いんですよね、総本山とか、御三家とかの響きに。

最近移転してきたばかりで建物は新しいです。

場所はこのあたりです。大通り沿いをちょっと入ったところで車でも行きやすいです↓

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車で行ったはいいけど停めるとこあるのかなー?と気になってた駐車スペースもけっこうありました。正確に数えてないけど、20台ぐらいは止められるんじゃないかな。結構余裕です。僕が行ったのは13時半でしたが、普通に停められました。

昼過ぎてたので、待ち1人で普通に入れました。

これがメニュー↓

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チャーシューメン大盛りと味玉(那須御養卵)をトッピングで注文!

なに那須御養卵て!那須御用邸みたいな?

数分待ってついに登場!

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見てのとおり透き通るような光り輝く黄金色のスープ!

ビジュアルから察するに、あっさり感全開です。

正直僕は、普段から濃い味が好きで、あっさり系は食べた感じがしないので苦手です。まぁとはいえ食べるんですけど。

とりあえずスープをば。

おーー、やさしいーーー

なんだこのやさしさは。

例えるなら、真冬の朝に、ふとんの中で二度寝してるときのふとんのやさしさに近いです。

でもやさしさの中にもしっかり芯があり、飲むほどに味が濃くなっていく不思議な味わい。

次に麺行きましょう。青竹手打ち麺、加水率46%!どんな麺なのか味わってしんぜよう。

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※ピント合ってなくてすみません

つるつるしてるな。いや、つるつるというより、「ちゅるちゅる」だな。

加水率高い麺ってこんなにちゅるちゅるなんだ。

ちゅるちゅるすぎて、スープが麺に絡みにくそうだけど、ちぢれ麺がいい仕事しててちゃんと味がついてきてくれちゅります。

そんでトッピングした味玉(那須御養卵)!

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この味玉、深すぎる!なんならこの味玉食べるためだけに佐野まで来てもいいレベルです。やわらかすぎて箸で持ったら割れてしまいました。

そして食べ進めてみると、やはり麺の主張が超絶絶佳です。

見てみてください、この麺。太い麺と細い麺が渾然一体となっています↓

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太い麺を噛んだときの食感が、グミのような反発があり、それと細い麺の主張のなさとのコントラストが楽しいです。あー楽しい!ほぼアトラクション!

最後のほうは、ラーメンというより、ただただ麺の食感を楽しむ至福の時間と化しました。

青竹手打ち麺。この麺はたしかに製麺機じゃ作れなそうです。佐野ラーメンが青竹手打ちにこだわる理由、それは決してセンチメンタルなものではなく、この麺で幸せを届けるための美学なのかもしれません。

と、佐野ラーメンの美学をかみしめながら、東京に戻ったのでした。



そして次の日、

どうにも青竹手打ち麺の食感が忘れられない・・・

あの二度寝のやさしいスープ・・・

那須御用邸味玉・・・

そして、コントラストがグミな最強の青竹手打ち麺・・・

食べたい!どうしても食べたい!



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で、来ちゃいました。

二日連続て!(笑)



◼︎お店情報
「佐野青竹手打ちラーメン田村屋」
住所:栃木県佐野市浅沼町780-3
※ナビで出ない場合は「ブックオフ佐野」で近くに行けます。
営業時間:11:00〜21:00(水曜定休)


おわり。

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