#私の作品紹介
ハードボイルド書店員日記【192】
<いずれにせよ>
荻窪にある本屋Titleの店主・辻山良雄さんが書いた「しぶとい十人の本屋」(朝日出版社)が売れた。購入したのは眼鏡をかけた女性。
Titleは私にとって理想的な本屋のひとつだ。思わず話し掛けようとし、カウンターへ置かれたもう一冊に気づく。寄藤文平さんの本。「しぶとい~」の装丁は彼と垣内晴さんの仕事である。
本を買う目的や理由はひとつじゃなくていい。いずれにせよありがとうございま
(連載75)埼玉県立近代美術館での展覧会がはじまった:ロサンゼルス在住アーティストの回顧録:2012年
(( ( ( いきなりですが ) ) ))
これと。
これと。
これの。
共通点は、なんでしょうか?
前回をお読みになった方は、
すぐおわかりになったでしょう!
そうです。
ここですよ。
美術館の掲示板。ちょっとわかりにくいですが、真ん中が草間彌生大先輩、
その隣の小さいのが。。。。私たちの。。。です。笑
我々のところの拡大図
我々のは、美術館の企画展ではありませんが、ま
『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に出席して来ました。
公民館の小さな多目的ホールで行われた『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に参加して来ました。
※作品は以下のホームページに『クリスマス・プレゼント』という作品名で掲載されています。
https://tokiwaso.tokyo/tml/yonkoma/2023/index.html
以前応募した4コマ漫画『クリスマス・プレゼント』が入賞したので参加したのですが、式には豊島区長や審査員長のし
ハードボイルド書店員日記【176】
「ピーターラビットの500円を5枚、1000円を3枚。1枚ずつ包装ね」
図書カードがやけに売れる月末の昼。今度はサングラスをかけた常連の老紳士だ。レジを打とうとしたら「あと1500円を7枚」と言われた。
「1500円のものはございませんが」
「知ってる。だから1000円と500円を1枚ずつで7組」
ならば「1000円を10枚、500円を12枚」と伝えてくれる方が助かる。組み合わせは包む段階で教え
ハードボイルド書店員日記【170】
文庫のミステリィフェアが始まった。
国内外の約20点。基本的には担当のセレクションだが、他の人の案も活かされている。選んだ人の作ったPOPが付されているのもポイントだ。
「ちょっといい?」巡回でフェア台の横を通った際、中年の男性に声を掛けられた。「いらっしゃいませ」「これはおかしいよ」右手人差し指の先を追う。新潮文庫「カラマーゾフの兄弟」だ。全3巻でいずれも600ページ超。誰の選書かは述べるま