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物書きについて

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劇作家でもなく、シナリオライターでも小説家でもない、物書きという言葉が、自分にはしっくりくる。書くことについてのあれこれ
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成長がとまったら

成長がとまったら

何事でもそうだけど、初心者ボーナスというものがある。

初めて学ぶことはゼロからのスタートなので、成長を感じやすい。

「人生の喜びは成長にある」

という言葉もあるように、成長を実感できることは嬉しいし、楽しい。

ところが、0から10は楽しいんだけど、1000から1010とかになると、成長は実感できなくなる。

それどころか、後退してるようにも感じる。

実際、際限無く右肩上がりに成長できるも

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物語に飢えたとき

物語に飢えたとき

なぜか唐突に、本当に唐突に物語に飢える時があります。

小説、映画、アニメ、ゲーム、何でも良いから知らない物語を読みたくなるのです。

しかし、忙しかったり、やらなければいけない作業が立て込んでると、じっくり腰を据えて小説を読んだりできません。

そんな時に便利だなぁと思うのが、スマホで読める携帯小説等です。

いわゆる「なろう系」と呼ばれる「小説家になろう」というサイトや、アルファポリスなどです

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作家達の涙というウイスキーを知った(まだ、飲んではない)

作家達の涙というウイスキーを知った(まだ、飲んではない)

お酒の味がわかるようになったのは、いつからだろうか?

20代の頃は味なんてどうでもよく、酔えればそれでよかった。

30代後半の時、ふと見つけた近所のワインショップでソムリエさんから色々と教えてもらい、自分でも多少勉強してワインが好きになり、小さなワインセラーを購入するほどになった。

芝居の巡回公演で北陸地方をまわっていた時は、新潟の地酒(日本酒)にハマった。(新潟の日本酒は旨い!)

一時期

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わからない が わからない

わからない が わからない

何か新しいことを始めた時、わからないことがあると

「本と読むとか、ググるとか、誰かに聞くとかすればいいじゃん」

と言われるが。

初心者の時というのは

何がわからないのかすら、わからない。

だからこそ、大切なのはとにかくやってみることだなと感じる。

やっていくうちに、「あっ、ここがわからないぞ!」と

わからないことが、わかってくる。

すると、調べるなり、誰かに教えてもらうなり、できる

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時間をかけて読むのも良いものだ。

時間をかけて読むのも良いものだ。

何日もかけて少しずつ読み進める読書も、悪くないなと最近思う。

本を読むのは好きで、小説だけじゃなくビジネス書や自己啓発系も読む。

気が短いのでか、これまでは一気に読んでしまうことが多かった。

同じ本を読み返すこともあまりしない。

だから、内容を忘れるのも早い。

身に付いていないのだ。

最近は短い時間で、ちょっとずつ日数をかけて、複数冊を読んでいる。

考えてそうしたわけじゃなく、何とな

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令和3年の抱負

令和3年の抱負

2020年は自分にとって種蒔きの年だった。

今年は芽吹きの年にしたい。

40才になった時、今までやりたいと思ってたけどやらなかったこと全てに挑戦しようと決めた。

昨年はピアノ、絵、そして12月からはプログラムの勉強も始めた。

ピアノはもう少しで弾きたかった曲がモノになりそう。

絵を描く頻度は減ってるけど、コツコツ続けてる。

筋トレはビック3は停滞ぎみだけど、今年中にベンチプレス90キロ

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独学が好き

独学が好き

独学が好きだ。

わからないことは人から習った方が効率が良いのはわかっている。

教室等に通った方がいいのもわかる。

でも、いろんなことを何でもやりたい性格なので、一つ一つ教室に通ったりしたら、とてもじゃないけど金銭的にも持たない。

それに仕事がら、定期的な空き時間が取れないので難しい。

効率が悪かろうとも独学なりの良さもある。

知識というのは、その分野だけのものではない。様々な分野に応用

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MacとWindowsの使い分け

MacとWindowsの使い分け

最近、MacBookAirを購入した。

使っていたノートパソコンの容量が足りなくなったのもあるし、Swift(appleが開発したプログラミング)の学習を始めるためだ。

今までずっとwindowsのパソコンを使ってきたけど、iphonにIpad Proを使用しているから、Macで統一しようかなと思ったのが理由の一つ。

もう一つは音響や照明といった分野では圧倒的にMacが多いからだ。

音響の

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「蜜蜂と遠雷」という本の凄さ

「蜜蜂と遠雷」という本の凄さ

恩田陸の「蜜蜂と遠雷」という小説の凄さを説明すると。

それまで音楽にもピアノにも興味がなかった40代のおっさんに電子ピアノを買わせてしまうということだと思う。

そう、自分のことです。

久しぶりにパソコンでnoteを開いたら読書の秋2020なんてのをやっていたので、課題図書について書いてみました。
(スマホで書いていると課題に気づかないんですよね)

さて、蜜蜂と遠雷は4人の天才ピアニスト達の

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人は物語をいくつ記憶できるのか?

人は物語をいくつ記憶できるのか?

若い頃は同じ小説やマンガを二度読むことはなかった。

一度読めば物語が頭の中に入ったので、読む必要がなかったからだ。

ところが、最近は本屋に行ってシリーズの新刊を見つけても

「これ、何巻まで読んだかなぁ」

めくっていても

「あれ、話覚えてないぞ」

となる。

だから最近は続きものは完結してから読むようになった。

やはり歳を取ると、記憶力が薄れるのか?

先月、仕事で一緒になった落語家さ

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一年経ったので、プロフィール更新

一年経ったので、プロフィール更新

noteを始めて1年経ったので、改めてプロフィールを更新しようと思った。

福岡在住の40代。人生の半分以上演劇に関わっています。

仕事も演劇関係で劇作、演出、音響、照明、舞台、表方とこなします。

小さな劇場の小屋付きスタッフでもあります。

このコロナ禍でも、何とか生きております。

様々なことに興味が移り変わる、マルチポテンシャライトという性質の持ち主。

好きなのは創造すること全般。

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気がついたら365日

気がついたら365日

毎日何かしら書こうと思い立ち、気が付いたら1年経っていた。

記憶では10月末だったのだけど、今年はうるう年だから、1日ずれてた。

1年続けたら何か変わるかなと思っていた。

何か変わったかのか?

正直、そんなに実感はない。

文章が上手くなったのか?

書くのは多少早くなったかな

けど相変わらずとりとめもなく書いている感じだ。

この一年、何か実績を積めたかというと、そうでもない。

SN

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日本にはたくさんの物語が埋もれている。

日本にはたくさんの物語が埋もれている。

巡演公演で各地を回っていて、空いた時間に周囲を走ったりしている。

ある程度の規模の町であれば、どこにも体育館、図書館、ホール、郷土資料館や美術館といった公共施設があるから、ふらっと寄ったりする。

郷土資料館や図書館などには、地元の昔話や郷土の偉人の話などが残っている。

これって結構凄いことだ。

日本という国は世界で最も古い統一王朝だ。

だから受け継がれている昔話が多い。

こうした残され

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エピソードのテンプレ

明治期から昭和初期の人物の物語を読んでいると、よく出て来るエピソードがある。

外国で自分より体格の大きな外人を柔道技で投げ飛ばしたというやつだ。

とにかく良く出て来るので、おそらくこの時代のテンプレート的なエピソードなのだろうと思われる。

ドラマやマンガなどでも、ある時期に同じようなエピソードが頻発する時がある。

パッと思いつくものをあげていくと。

〇不治の病シリーズ。

白血病、エイズ

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