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ニソクノワラジ

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『パラレルキャリアへ一歩踏み出す勇気を与えるWebメディア』 今や本業だけに留まらず、複業で自らのアイデンティティを確立する時代です。 しかし、本業と複業の両立や、複業のノウハ… もっと読む
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記事一覧

何かを始めるのに遅すぎることはない。まずは、小さく始めてみませんか。ー細川将(採用コンサルタント)

何かを始めるのに遅すぎることはない。まずは、小さく始めてみませんか。ー細川将(採用コンサルタント)

今回インタビューしたのは、採用コンサルタントの細川将さん。将さんは外資系の企業を経て、4月にフリーランスとして独立されました。

転職が当たり前になった昨今、CMでも転職の必要性が謳われています。
なぜ、今我々は「転職をしよう」と煽られているのか。
そして、企業側、求職者側が抱えている課題とは?

採用の”今”についてお聞きしました。

<Profile>
細川将さん
採用コンサルタント。愛媛県松

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リアルな「場」に行くのは、人に会うためやと思うし、そこに僕らが生きている意味もある。―西澤徹生(株式会社ニシザワステイ代表取締役)

リアルな「場」に行くのは、人に会うためやと思うし、そこに僕らが生きている意味もある。―西澤徹生(株式会社ニシザワステイ代表取締役)

今回、お話をお伺いしたのは、京都で複合施設を運営する株式会社ニシザワステイの代表取締役 西澤徹生さん。

「ホテル王になりたい」と話す西澤さんは、旅行会社を退社後も京都大学大学院でリカレント教育を受け、2年間の学びを経て、観光MBAを取得されています。2022年にはコワーキングと観光案内所を併設したSIGHTS KYOTOをオープン。人と人とが繋がる「場」を作り続けています。

なぜ西澤さんはリア

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好きな人の笑顔を見るのが、今の僕の幸福なんです。ー野瀨時貞(障がい者支援/脳性麻痺、先天性脊髄損傷当事者)

好きな人の笑顔を見るのが、今の僕の幸福なんです。ー野瀨時貞(障がい者支援/脳性麻痺、先天性脊髄損傷当事者)

今回の幸福論ノオトでインタビューしたのは、野瀨時貞さん。

野瀨さんは脳性麻痺と先天性脊髄損傷を抱えつつ、自立生活センターで障がい者の支援の仕事をされています。

6歳の時から17年間、入院生活を送ってきた野瀨さん。最後の一年間は「地獄だった」と語ってくれました。

壮絶な経験を経た、野瀨さんの考える”幸福”とは?
インタビューはなんと”恋バナ”からスタートしました。

<Profile>
野瀨時

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個人でウェブメディアを3年半続けてきて、見えてきたもの。

個人でウェブメディアを3年半続けてきて、見えてきたもの。

僕はニソクノワラジというウェブメディアを3年半ほどやっていまして。もう3年半にもなるんですね。びっくりしました。

そもそも、ニソクノワラジは僕が会社員時代に、「会社に言っても文句言われない程度の副業したいな~」「”会社にとってもメリットがあるね!”とか言われて、会社公認の副業になるとなおいいな」みたいな考えぁら「そうだ!そもそも副業をテーマにしたメディアがあまりないんだから、それを自分で立ち上げ

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幸不幸は誰かの意思だったり、努力の結果や運の良さで決まるものじゃない。自分で決めるんだ―若林理央(フリーライター兼エッセイスト)

幸不幸は誰かの意思だったり、努力の結果や運の良さで決まるものじゃない。自分で決めるんだ―若林理央(フリーライター兼エッセイスト)

今回、インタビューを行ったのは、フリーライター兼エッセイストとして活躍している若林理央さんです。
優しい笑顔が印象的な若林さん。「幸不幸は誰かの意思だったり、努力の結果や運の良さで決まるものではない。自分次第なんだ、ってことに気がついたんです。」と、若林さんは穏やかな口調で、自分のことを語ってくれました。
若林さんは自身のエッセイで「日常の幸福な瞬間」を綴っています。
しかし、その一方で、うつでの

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ゆとり世代の「聞く・聞き合う力」が、今、世の中に求められている。―森岡 里奈(パーソナル・コーチ)

ゆとり世代の「聞く・聞き合う力」が、今、世の中に求められている。―森岡 里奈(パーソナル・コーチ)

ニソクノワラジの新シリーズ「ゆとりの穴」がスタートしました。この企画では、ゆとり世代の”今“に焦点を当て、ゆとり世代が抱える”穴”を、インタビューを通して探っていきます。

今回、インタビューを行ったのはパーソナル・コーチとして活動する森岡里奈さん。高校卒業後から社会に出た森岡さんは、早々から「ゆとりなんでしょ?」と言われ、悔しい思いをしたと話してくれました。
そんな森岡さんだからこそ見出した、「

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「何をやるのか」よりも「誰とやるのか」41歳で挑んだデンマーク留学で見つけた幸せのヒントー高野清司(介護福祉士/NPO法人ReMind理事)

「何をやるのか」よりも「誰とやるのか」41歳で挑んだデンマーク留学で見つけた幸せのヒントー高野清司(介護福祉士/NPO法人ReMind理事)

近年、人の考え方や価値観が多様になる中で、「幸せになるためにやること」といった自己啓発本があふれ、幸せになるには「何をやるのか」を考える人が多いように思います。

しかし、今回のゲスト高野清司さんは介護福祉士として介護の現場で働き、福祉大国と言われるデンマークへ留学を経験したことで幸せの要素として「何をやるのか」以上に「誰とやるのか」が大切だと気づいたそうです。

そして、その想いが介護福祉士をし

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『ニソクノワラジ』を再開します。今のパラレルキャリア界隈ってどうなってるんですかね?

『ニソクノワラジ』を再開します。今のパラレルキャリア界隈ってどうなってるんですかね?

こんにちは。カラムーチョ伊地知です。

『ニソクノワラジ』を再開しようと思っています。

ニソクノワラジは僕が個人的に運営しているウェブメディアで、

「パラレルキャリアや複業への勇気を与えるWebメディア」

をテーマにしているんですが、このコンセプトは正直、変化しがちです。結構、自由にインタビューさせてもらい、記事を書いて掲載させてもらっています。なにせ僕が個人的な動機で立ち上げたウェブメディ

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「幸せの形」は人それぞれ。波があっても、それでいい―西 一恵さん

「幸せの形」は人それぞれ。波があっても、それでいい―西 一恵さん

「女性はいつかは結婚して子供を産んで、パートタイムで働く」

世間にはこういった「女性の幸せの形」がいまだに残っていて、それが当たり前だと思いがちです。

CAとして働いていた西 一恵さんもそう思っていた一人。

ですが、結婚や転職といった機会を通して社会の「幸せの形」から自分の「幸せの形」を模索していったと言います。

人それぞれであるはずの「幸せの形」を自分の力で作っていく。

その西さんの人

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女性活躍のために一番必要なのは、男性側の働き方を変えること。ー上原達也(XTalent株式会社 代表取締役/2児の父)

女性活躍のために一番必要なのは、男性側の働き方を変えること。ー上原達也(XTalent株式会社 代表取締役/2児の父)

今の時代、子育てに苦悩しているのは、ママだけじゃない。

パパママ転職サービス「withwork」を展開している、XTalent株式会社の代表取締役 上原達也さんはインタビューでそう話します。

上原さん自身も二児の父親で、仕事と家庭の間で悩んだ経験の持ち主。

「自分は仕事にコミットしなければならない。家族との時間は後回しにしないといけない」という強迫観念が、自分の中にあったんだとか。

社会で

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個人を大切にする”フラット”な社会を目指してー松栄友希(XTalent株式会社執行役員/2児の母)

個人を大切にする”フラット”な社会を目指してー松栄友希(XTalent株式会社執行役員/2児の母)

少子高齢化、虐待問題など、子育てに関連する暗いニュースが目立つようになった昨今。

世のお母さんたちに向けられる目は、日に日に厳しいものになっています。

今の社会で、もっとも”生きづらさ”を抱えているのは、もしかしたら、お母さんたちなのかもしれません。

今回インタビューを行なったのは、転職サービス「withwork」を展開するXTalent株式会社の執行役員、松栄友希さん。松栄さんは、ふたりの

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“ロスジェネ世代”が会社の枠を飛び越えて、業界を変えるー伊藤昌明(建設コンサルタント/「建設コンサルタンツ協会 若手の会」発起人代表)

“ロスジェネ世代”が会社の枠を飛び越えて、業界を変えるー伊藤昌明(建設コンサルタント/「建設コンサルタンツ協会 若手の会」発起人代表)

普段、我々が”当たり前”に道路や橋。

それを日々、私たちの安全・安心・快適を考えて、建設し保守してくれているのが、建設業界の皆さんです。

その道路や橋をどこにどんな形でつくればよいか、調査したり設計したりしているのが建設コンサルタントです。よく知られているのはゼネコンだろうと思いますが、ゼネコンは施工している、つまり実際にモノを造っている存在なんです。

建設業界って、3K(きつい・きたない・

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東京から島根へ移住。地方からビジネスを発信する夫婦のカタチー二木拓磨・二木春香夫妻(株式会社COME TREES/出版プロデューサー・PRプロデューサー)

東京から島根へ移住。地方からビジネスを発信する夫婦のカタチー二木拓磨・二木春香夫妻(株式会社COME TREES/出版プロデューサー・PRプロデューサー)

「夫婦というチームのカタチに迫る」をコンセプトにした、ニソクノワラジのスピンオフ企画『ニニンサンキャク』。

今回は島根県で出版プロデュースやPRプロデュースの仕事をされている二木拓磨・春香さんご夫妻にインタビューを行いました。

東京から春香さんの出身地である島根に移住したお二人。ですが、実は「まったく島根に帰る気はなかった」のだそう。

そのきっかけと、移住したことで変わった夫婦の関係とは・・

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複業の推進で、美容師を”胸に誇れる職業”へ。ー中島 翔(株式会社TRIPLE-ef代表取締役/美容師)

複業の推進で、美容師を”胸に誇れる職業”へ。ー中島 翔(株式会社TRIPLE-ef代表取締役/美容師)

人の美しさに関わる職業「美容師」。厳しい修行期間を経て技術を身につけ、自分の仕事を追求する職人的な姿勢に憧れる方も多いのではないでしょうか。

しかし、一見、華やかな業界に見えても、そこには厳しい現実があります。

厚生労働省の発表によると、美容師は1年以内の離職が約50%、3年以内では約80%、10年になると約92%にものぼり、とても高い離職率が問題になっています。

今回インタビューしたのは神

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