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講師と支援員の話 その7

こんにちは。ぐうぽんです。

1つの学校で、時間講師と学習支援員の二足のわらじ生活で気づいたことを徒然と描いています。
今回は、実習系教科のお話。

2ヶ月目に入り、支援員と講師を合わせて全学年に関われるようになりました。

最近は低学年主体ですが、最初はとある中学年に入る日々でした。

この学年には講師としても関わっているので内心「いやー、これはやりづらい」と感じていましたが、ようやく担任の先生が慣れてきたので離れる機会が増えてきました。

そんな春先の図工の授業でのことを。

実習系はいかに効率よく手順を伝えるか

図工は2時間分の作業内容を伝えなければならないので、おのずと話が長くなります。

この学年はそれが耐えられないので、中盤あたりからは聞こうとしなくなります。

それがこの子達の実態なのでしょうがないのですが、他にも

提示資料も板書も机から遠いので、見えにくい
→作業に取り組む気力がなくなる
→反発する児童が増える

なんともまあ悪循環なところがあります。


こういうのを見るたび「あぁ、ICTがあればいくらでも良くできるのに」と思いつつ、先生は百戦錬磨のベテラン。

私のようなペーペーが下手に口出せば関係性が壊れそうなので、言わずに黙々と指導補助するのみなのです。


これは私の担当する家庭科にも言えますが、手順を詳しく説明する場合、提示装置等のICTの存在は欠かせません。

それはデジタル教科書の動画でも良いですし、書画カメラで手元を映したりでもかまいません。

学ぶ側の児童にとって

「見やすいか」「わかりやすいか」「意図を汲み取れるか」

というのは、学習意欲の引き出しにもなりますし、授業に取り組もうとする姿勢も生み出すと思います。

ICTの利活用を多くの先生や教科で行ってほしいですね。


また、実際に作業に取り組む実習系は、個々で作業のスピードが異なります。

なので一つの内容を伝えるだけでなく、この授業で進むであろう内容まで説明する必要があります。

ただ、一度に多くのことを伝えても、児童はすべてを記憶できる訳ではありません。

結局は1つ1つをスモールステップで伝えることになるのですが、そうすると結局のところ一つの作業が終わるごとに児童が「先生、次は何すればいいの?」の質問攻めになるので、いっぺんに教えても意味がないような・・とも感じます。

ですので、私なりの効率的な手順は

・教えることは1~2つ程度に留める
・終わった児童にはプチ先生になってもらい進度を上げる

ではないかな?と思います。


※プチ先生については別記事で書こうと思っています。



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