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014 | 風と双眼鏡、膝掛け毛布
久々の梨木香歩作品。
この本は地名にまつわるエッセイ?なのかな。
民俗学に興味があって、宇都宮貞子さんの「春の草木」〜「冬の草木」が積読になっている状態。図書館でぱらぱらめくったときに、これは!読むしかない!と思い借りてきた。
それほど専門的な本ではないが、梨木香歩さんの視点から見た地名と、地名の由来や川のめぐり方など。
この本を読んで、ああ、『椿宿の辺りで』とか『ピスタチオ』を書いた人だっ
013 | 82年生まれ、キム・ジヨン
久しぶりの読書記録。
この本は数年前に話題になって、なんだか話題になりすぎてちょっと遠ざけていた本でもある。
最近、日プ女子を見始めて、K-popをいかに聴いてこなかったかと、その魅力に気づいて、韓国に興味がでてきた矢先、図書館で置いてあったので借りて読んだ。
まず思ったのは、韓国は日本よりも女性差別がひどい(あるいはひどかった)のかな、ということ。
ジヨンの母親が、お腹にいる子どもが男の子で
010 | はてしない物語【ネタバレ注意】
児童文学の名作、ミヒャエル・エンデのはてしない物語を、大人になってようやく読んだ。
子どものときから本好きで色んな本を読んでいたのに、なんでこの本は読まなかった(というか知らなかった)んだろう?!と思う。
友人に読むなら絶対ハードカバーで、2色刷りので読んでね!!!と激烈におすすめされ、この前図書館で見つけたのでようやく読んだ。
もう、本当に面白い。これほど本の中に入り込み没入感を味わったのはい
006 | 金平糖の降るところ
図書館で借りてきた、江國香織さんの本。結構分厚くて、読むのに時間かかるかなと思ったけれど、面白くて一気に読んでしまった。
主人公は日系アルゼンチン人の姉妹。主要人物はそれに加えて姉の佐和子の夫・達也、妹・ミカエラの娘、アジェレン。この4人が次々に語り手となって、物語は進んでいく。
出てくる登場人物が、まあみんな浮気だの不倫だのしている。全員。なんとなく読むのさえ悪いことをしている気分になった。
刺しゅう〜くるみボタン③〜
ようやく3つ目、ラスボス(?)のラベンダーを刺していくことに。
とりあえず、ミモザで学んだフライステッチと、アウトラインステッチという曲線が綺麗にできるステッチを組み合わせて、葉っぱと茎を刺した。
なかなかいいのでは?!?(自画自賛)
次にラベンダーの花。バリオンステッチという刺し方で刺していく。このバリオンステッチが難しそうで、勝手にラスボスにしていた。バリオンステッチは、針に糸をぐるぐる