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Resilienceー2023年の振り返り
今年は、日本で役者の土俵を作ろうと試行錯誤した1年。
ただ、ゲッターズ飯田の占いによると、今年の私は12年に1度の厄年。
それに釣られてか(そんなのに釣られないでw)、今年は奔走から迷走に陥って、結局空振りばっかりした印象でした。
打っても、打っても、当たらない。
段々、打つ方向が間違っているのではないかと思い、四方八方に打ち始める。
もちろん当たらない。
一回息をついて、何か戦略を変えて、ま
【鈴木忠志】『SCOT サマー・シーズン』ってどんなもの?<利賀村で過ごす3日間>
前回書いたのは、日本が世界に誇る演出家•鈴木忠志の『SCOT サマー・シーズン』(以下、フェスティバル)を、今年初めて観に行って感動した話。
とはいえ、私も実際に行ってみるまでは、「過疎村に行くってどんな感じなの?一人で行けるのかなあ…」と少し不安に思っていました。
より多くの人に足を運んでもらいたいフェスティバルなので、今回は、東京からフェスティバルに参加する際の一連の流れを紹介したいと思いま
【鈴木忠志】『SCOT サマー・シーズン 2023』の感想
これまで48年間、富山県の過疎村・利賀で行われてきた『SCOT サマー・シーズン(以下、フェスティバル)』に、初めて行ってきました。
これは、毎年でも行きたくなる、いや、行かねばならない日本が世界に誇る貴重な行事。
鈴木忠志がどういう偉人なのか、フェスティバル参加にあたっての詳細は別途まとめることとし、まずはフェスティバルの感想を綴ります。
1. 利賀村の合掌造りの劇場で観劇するということ鈴木
フラ語で演劇日記:授業初日に立ちはだかった壁。
この度、4月~6月の3か月間、パリのÉveil de l'Acteurという小さな演劇学校にて、***フランス語で***演劇クラスを受けることにしました!
というのも、最近、フランス語を「日常会話レベル」から「役者として使えるレベル」に持っていく方法に悩んでいます。
周りで5年以上フランスに住んでいる友達も、ネイティブレベルになっている人と日常会話止まりの人と二分化している。
話を聞けば聞くほど
オーディションに明け暮れてー2021年の振り返り
今年は、何と言っても「オーディション」の一言に尽きる一年だった。
パリに来て初めてのオーディションは、2月初旬のロミジュリ。
それを皮切りに、一年を通して、数えきれないほどの応募メールを送り、何十個かのオーディションはした気がする。
「役者は世界で最もNOと言われることが多い職業だ」と言われる。
確かにメールを見返してると、全く返信のなかったものや受からなかったものも多かったけど、世間で聞いてい