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Prizren それが君のタイミング

こんばんは。11月もあっと言う間に中旬です。

毎日編集と勉強をしていると、時間が経つのがあっと言う間すぎて、休みの日でも休みません。これはまずい。外に出掛けないと。

というのもあって、先週末以前の職場の皆の集まりに呼んで頂けたので、東京の新宿まで行ってきました。

久しぶりだったから皆と会えてとても楽しかった。良い人達に恵まれているので、感謝しています。みんなそれぞれ辛ぇの胸にしこたま抱えてがんばってんだよなぁ。俺もここから頑張ろう。

今日も健康の為にサイクルすっかぁ。それでは旅の青年の足跡を追っていきましょう。観察、よろしくお願いします。

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Republic of Kosovo コソボ共和国

Prizren それが君のタイミング

プリズレン迄向かう途中、めちゃくちゃ綺麗な湖の畔にバスが停まった。

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朝からバスに乗ってて、この頃昼前くらい。東南アジアとは大違いで、道路は綺麗に整備されていたけど、山道を通って行くからどうしても時間がかかるみたいだ。

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早朝バスに乗る時、しっかりバス代払ったんだけど、途中でお金渡したおっさんに、「お金払えよ」って因縁付けられて、「朝渡したろ」って何度も言ったんだけど、渡せってすごまれて、ふざけんじゃないから、朝からいた他の地元の客に、「俺渡してたよね」って聞いて、間に入ってもらってなんとか助かった。

アルバニアンで会話されてもわからないけど、収まったみたいだ。いいんだよ、いやよくない。もう払ってるもの。俺が払ってなかったんなら、そりゃ払うけどさ、そういうとこしっかりしてかないと。

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もういい、窓の外は快晴、なんて気持ちのいい天気だ。

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遠く山並みがなだらかに見える。僕らが乗ったバスは昼過ぎにプリズレンに着いた。確か、バスターミナルから宿までは、そんなに遠くないはず。

せっかく到着日は一緒だからって、りょう君と同じ宿を予約してた。

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この街のバスターミナルはなんて言うか、囲いも無けりゃ待合所もない、出入りが自由過ぎる。草が雑に生えた道なき空き地を歩いて、街の中心地に行ってみる。りょう君は自転車だからもうこの街に入ってるかもしれない。

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街の中心地を流れるルンバルディ川の周りに観光地が広がる。その川を目印にしてたら宿を見つけるのには苦労しなかった。ちょっとは迷ったけどね。

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いい感じの宿で、部屋に入ったらもうりょう君の荷物はあった。その向かいのベッドが空いていたので、そこに荷物を置いてリビングに行って宿にいた人達にいろいろと情報を聞いた。俺もいつかバッパーをやりたいなぁってなんとなく思ってたなぁ。

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オーストラリアから来た女の子と一緒に旅してるヨーロピアンと話していたら、これから近くの小高い丘のハイキングコースを登ることになった。

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ルンバルディ川沿いを歩いて行ったんだけど、街の雰囲気がめっちゃいいんだ。川は浅くて、川底の石とかが頭のぞかせるぐらいの感じで、水がしゃばしゃば白く飛沫あげて流れてる。
街の有名な石橋も柵なんてないから落ちようと思えばすぐに落ちれる。実際に堕ちた人もいるだろう。そんなんばっかりだなこの旅は。

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あ、橋の向こうの旧市街にモスクを発見した。スィナンパシャモスクって言うらしい。

この街も「アーアーアー」って時間になったら鳴った。

イスラム圏かぁ。なんだか和んでる僕がいた。

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この街はあまり大きくないから適当に歩いてたらりょう君と会うだろなって感じで散歩してた。

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街を望む丘まで、街から行けば割と近いんだけど、川沿いの裏山から登るハイキングロードはそれなりに遠かった。オージーの子とヨーロピアンの子は旅の途中で出会って一緒にヒッチハイキングとかしながら旅してるらしい。なかなかいい子達だったので英語を話しながら歩いていた。

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川沿いをどんどん歩いて行くと、街から離れていき緑が多くなってきた。こんな体験もしないだろうし山登りするかっていっても眉山よりは低いんじゃないだろうか。

いつだか修行のつもりで駆け足で四国の眉山勢いで登ったなぁ。あれは20代だったから出来てたのかもなぁ。

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川がもう舗装されてなくなってる。ワイルドな山道になってきた。

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こっち来なければよかったなんて思いながら3人で登ってた。川沿いに手作りの木のテーブルがあって気持ちを和ませてくれた。

空を見上げると、ここにも飛行機雲が見える。

山の中へ入って行く。もう人気もない。

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『グリーングリーン』小学校で歌ったなぁ。そんくらい緑に囲まれてる。

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イタリアからドゥラスって僕はずっと海を見てきた。水平線の向こうずっと見てた、そうすると、自然と山に行きたくなるもんで、山に滞在する術を探していたのもちょうどこの時期で、道はなんとなく見えてきてた。

この国でりょう君と会って、ドゥラスのバーで仲良くなったドラガンに会いにマセドニアへ、それからブルガリアへ。

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ブルガリアの山の中で働けないか探してたんだ。

いろんな所にヘルプエックスっていうボランティアのサイトを通してメッセージ送ってみたりして試してた。そのうち返答来るべって感じで呑気なもんだ。

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だいぶ裏側まで来てる。もう街があんなに遠く小さく山と山の間に見えてる。黄色い超綺麗なタンポポが道端に咲いてる。手つかずの山に野花が咲く。

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こうして、約一時間半くらいハイキングしてたら、街を見渡せる小高い丘までやってくることが出来た。ここは工事中なのか古びた小型のクレーン車が置きっぱなしになっていた。ドラム缶も置かれたまんまだ。崖を覗いてみると僕等が歩いてきた道のりが小さく見えた。

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昔の遺跡の残りかって思えるような石造りの半壊した建物群があった。土をくりぬいて、石で家を作ってたのか。洞窟みたいになってる場所もあってわくわくした。頭を屈めて通ってみたりして、あまり大きくないから外の光も入ってくる。

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プリズレンの美しい街を見渡す。眼下をルンバルディ川が流れてる。街のシンボル、スィナンパシャモスクもある。時間になったのか、「アーアーアー」ってイスラムのアザーンの音が聞こえてきた。

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風は穏やかに僕等の頬をすり抜けていく。

川の水が川底の石にあたって飛沫をあげているのがここからでも感じる。浅くて狭い川なんだ。

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プリズレンはコンパクトで、歩いて過ごせるサイズの街だ。

丘から街までは簡単に着いた。ハイキングコースを通らなければ目と鼻の先だった。

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僕等は歩き疲れたし、レストランに入って休憩をすることにした。ピザをシェアしてビールを飲んだ。

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そこで遠目にアジア人がいるのを発見した、りょう君だ。でも俺達今ピザ食ってるし、遠いし。宿に着いたら会うだろうってことで腹減ってたから、ピザを食べた。ピザにはオリーブとチリがのってた。

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アルバニアの国旗がここにもある。何でもアルバニアとコソボはあんまり仲良くないみたいで。そこんとこ詳しい事は俺にはよくわからないんだけど。

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宿でりょう君と合流してこれまでのお互いの旅の事を話した。

一緒に川沿いの洒落たレストランに行ってコーヒー飲んでまた話していた。

スーパーで酒買って宿で一緒に飲んだな。

夜に宿の外で話してた時、変なシンガポール人が絡んできて、ねずみ講みたいなので金稼いでる奴だったなってりょう君と話した。そいつはこれからロンドンに行くらしい。勝手にしろって話なんだけど。俺達そういうの興味ないから、話全然聞かなかった。その夜は更けてった。

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二日目、りょう君とだらだら過ごして街をぶらついてみた。この街は二人ともこの日が最終日、翌日はそれぞれ違う街に行くことになってた。

俺はマセドニア、りょう君はアルバニア。

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宿で出会ったヒッチハイクの子達を見送って俺達は街に遊びに行った。マーケットで売ってる野菜は上手そうな色をしている。今日も快晴で空は青い。毛の長い馬が馬車をひいてる。石畳の街にはお似合いすぎる。

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りょう君と街のいろんな所を歩いてそれぞれの旅を分かち合ってた。裏通りとか通りまくってたから、リェヴィシャの生神女教会の前にも俺達は行ってたみたいだ。

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レストランでコソボの地元の人と会って一緒にお酒を飲みに行くことになった。コソボ人なんかおもろい。途中川沿いで酒飲んでた昨日のシンガポール人を見つけたから、そいつも誘って4人で飲みに行った。

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コソボマンの連れてってくれたところはトルコの店だった。

そこで、チャイを飲みながら話してたんだけど、シンガポールの奴がうるさくて、すぐにしらけてしまった。

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あぁ、あいつ誘わなけりゃ良かった。

りょう君とだけで酒飲んで話してたらよかった。

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あいつが寝てた二階の部屋はあいつのいびきがうるさくて眠れないよって話も後で旅の誰かから聞いた。よかった、俺達一階で。

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りょう君の旅の自転車は宿の外に鍵付きで置いてあった。サドルがかたそうだ。上海からポルトガルってどんだけの距離走るの? ユーラシア大陸チャリってやばいっしょ。そう、彼やばいんだよ。

最後の朝、一緒に写真撮って旅の無事を祈ってお別れだ。

俺はこの時もブラックプールで買ったベビーカホンを持っていた。もう随分バスキングはしてなかったからどこかに置いて行きたいなぁって気持ちはあった。売っちゃいたかったんだけど、それも出来ずにいた。

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俺はそれからバスステーションまでまた歩いた。

ここからまた新しい国への旅だ。そこにはドラガンがいるからちょっと安心している。ここでも時間に遅れないようにバス停へ向かった。

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曇ったバスの窓から街を眺めながら、一生に一度の思い出を胸に刻みたい。

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しばらく進むと、車が列をなしていた。

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国境をバスは越えた。わくわくしてくる。マセドニアの旅が始まる。

編集後記

徳島の眉山を駆け登ったストーリーって、これの事かな。

いいこと書いてるじゃねぇかよ。褒めてつかわすぞ。

こちらは-序章 日本編-のストーリーです。

まだ眉山のてっぺんにいた物語の中の彼は世界を知りません。

ありがとうございます。

いまお伝えしているのが-第五章 ヨーロッパ編-。いろいろあった。こんなに面白かった旅の話は俺だけで終わらすのはもったいないので、シェアさせてください。お願いします。

-終章 ネパール&インド編-までついてきてくれたら嬉しいです。

りょう君と会ったという、オーストラリアのワーキングホリデーの時に住んでたパースの時期の話はこれかい。

時間に余裕のある徳の積んでいる人達からまずは繋がらせて頂こうと思います。そうすると順々に皆様に伝わるようになってます。

僕も頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願い致します。

これまた生意気だなぁ。あなたのポンコツ具合は棚の上にあげるスタイル取ってませんか。お前、さては次男だろ!! あまえんなよ。

さてさて調子に乗ったところで、編集後記していきましょう。ようやく調子に乗れるくらいまで元気になって来たみたいだな。

そりゃそうさ、俺だってこんな痛み、もういつぶりだかわからないよ。

先週末、南米ガールズトークに混ぜて頂き女子の気持ちと、メタバース(仮想空間)の事について少し教えて頂いたので、一旦落ち着いております。

海外で何泊してんだよって話。いやいや僕、ボランティアしてたんじゃなかったっけ。そんな事言ったってどうやって。

https://www.helpx.net/

何なんですか。このサイトはやらしい!! そんなことないよ。
英語ばかりでわからないってか。わかるよその気持ちとても。

徳島の話読んでくれましたか? 彼こんなこと書いてる。

徳島ではすごく地味な家みたいなゲストハウスに泊まった。オーナーの人が面白い人で、その人もオーストラリアに滞在していて、「英語の勉強は4日間缶詰になってやってなんとかなった」らしい。

4日間缶詰でってそんな無茶な!! 

こつこつ頑張りましょう。応援してます。

そしたら次回旅の青年はマケドニアという国に旅に出ていますね。

もうそれどこよ。っての通り越して、どこでも行ってらっしゃい状態です。

ざっくりいうと東ヨーロッパの一国です。

世の中、知らないことだらけ、どんどん勉強していきましょう。

そうすると毎日なんだか楽しくなる。これ本当です。

そうだ、ライブのお知らせと、次回の満月に嬉しいお知らせさせていただきます。

次回のライブのお知らせ

『光の中を旅してた』を書いている僕がドラムを叩くバンドSSIZEも稲毛K's Dreamの26周年を祝います。

Premier Live Ticket
11/28/2021 (Sun) 18:00 JST
K's Dream 26th ANNIVERSARY
Available Period: until 12/12/2021 (Sun) 23:59 JST
K's Dream⚡️
@ksdream1995
■配信日時
2021年11月28日(SUN)18:00~START
@稲毛K's Dream
■配信内容(動員&配信)
K's Dream 26th ANNIVERSARY
■出演者
大谷のスワンダイブ
SSIZE
ant*
TONY BAND
full full full
OPEN 17:30 START 18:00 | adv¥2,000+D doors¥2,500+D
TICKET取扱/K'S DREAM
※世情を鑑みて時間変更を行う可能性もございます。予めご了承ください。※チケットご購入時、お目当てのアーティスト名の購入ページに飛んで
ご購入お願い致します。
こちらの生配信ライブのアーカイブは2週間残りますので、
リアルタイムを見逃しても、チケット購入していただければ
公演日から2週間以内はご視聴いただけます。
※ご注意とお願い
ツイキャスプレミア配信(有料)チケットは、ツイキャスのシステム上、
返金ができません。ご理解、ご了承の上、ご購入をお願い致します。
万が一、公演を中止せざるおえない場合(急な緊急事態宣言など発令された場合)も
ご返金ができませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
購入者向けツイキャスヘルプページ
https://twitcasting.tv/ksdream1995/shopcart/112915
各デバイスから画面の録画・撮影・録音は禁止いたします。
また、SNSやブログなどインターネット上への転載・共有は禁止いたします。
■チケット購入時のご注意
コンビニ払い、Pay-easyで決済を選択される場合、
前日までのお支払いをお願い致します。
前日までに決済完了していないと
当日視聴が出来ませんのでご注意ください。

僕等も今を生きてるから。生がおすすめだけど、ツイキャスライブ配信もあります。楽しみにしていてください!!

この一瞬にいかされてたバンドマンの生き残りが旅をしてたらどうする。

その読み方もあると思います。よろしくお願いします。

よろしければサポートをお願いします。 頂いたエネルギーを変換して今後の活動に活かしていきます。 たくさんいただいたら、ボランティア&寄付させていただきます。