マガジンのカバー画像

子どもに関わる人の自己肯定感を高める

6
運営しているクリエイター

#小学校の先生

緘黙の子とした交換日記

緘黙の子とした交換日記

 週1回利用する女の子がいた。
Mちゃん。
利用し始めはムスッと怒った表情で誰とも話さない、誰とも関わらない子だった。関わりが持てないために連絡ノートを描くのも大変で、子どもたちも最初はあまり近づかなかった。
 返事を求めず一方的に話していると徐々に慣れて、首を縦や横に振るようなった。半年くらいして気づくと笑顔も普通に見られていた。

 1年ほど経って、「交換日記してみない?」と私が声をかけた。ね

もっとみる
【自己効力感が上がる!】ストレングスファインダーを受けました

【自己効力感が上がる!】ストレングスファインダーを受けました

友人に勧められて「ストレングスファインダー2.0」というテストを受けました。

なぜ、友人が私に勧めたかというのは私の「強み」に興味を持ったからです。

ある日この本が送られてきました。この本にはコードがついていて本を読む前にまずはアカウントを作成してコード入力をし、テストを受けます。

1つの質問に対して20秒以内で答えるルールです。

このテストが終了したら、テストを受けた人の強みが優位5つあ

もっとみる
田中康雄先生の講演にいってきました。

田中康雄先生の講演にいってきました。

2015年10月はこころのそだちのクリニック むすびめ の院長 田中康雄先生の講演を聞いてきました。

テーマは「ADHD 心理的な応援について」です。

とても興味深い内容でまだまだ聞いていたかったな、と思ったのが率直な意見でした。田中先生は事例を交えて面白くお話してくれるのであっという間に時間が過ぎます。

むすびめクリニックでは困ってる子、困っている親に対して
「診断」をつけるためのものでは

もっとみる

適者生存

胸を掴まれたある言葉があります。「適者生存」です。

この言葉は社会進化論の提唱者である哲学者のハーバート・スペンサーが発案した概念のことです。
意味は「環境にもっとも適応した者が生き残っていく」というもの。

しかし、私が知ったのはそれとは少し違う解釈で、

ある環境があってそれに適合している者ほど、ネアンデルタール人のように突然絶滅する。
しかし、そこに適応せずこれから環境に適応しようとする不

もっとみる