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インサイトを正しくビジネスに反映させるのは難しい

インサイトを正しくビジネスに反映させるのは難しい

BtCビジネスにおいて消費者インサイトを掴むことは成功への第1歩であります。しかし、掴んだインサイトを自社ビジネスに正しく反映させるのは本当に難しいと日々感じています。どうすればインサイトを正しくビジネスに反映させられるかを経験から考察してみたいと思います。答えは全然でていないので、ぜひいろんな角度からご意見頂けると嬉しいです!

消費者インサイトとは?インサイトは直訳すると「洞察」という意味です

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21歳、1000万円の借金を返したことが揺るぎない自信になった

21歳、1000万円の借金を返したことが揺るぎない自信になった

僕はNOT A HOTELという会社を経営しています。

いまの会社は2回目の起業。初めての起業は23歳のとき、「アラタナ」というEコマースの会社です。創業8年で、ZOZOグループにジョインさせていただくまでに成長しました。

「順風満帆ですね」と言われることもあるのですが、実はぜんぜんそんなことはありません。むしろ若いころは世間知らずで、失敗ばかりしてきました。

人生でいちばんの地獄を見たのが

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結局たんたんとやり続けた人が最強説

結局たんたんとやり続けた人が最強説

結局、たんたんとやり続けた人が最後には勝つんじゃないかと思ったのでその話をします。

シンプルに言うと「継続は力なり」ってことです。超あたりまえなのですが「あきらめないこと」「やり続けること」というのが、今の時代もけっこう大事だなと思うわけです。

ぼくは今「顧問編集者」という経営者の言語化やコンテンツ化のお手伝いをする仕事をしていますが、こういう「これまでなかったような仕事」をしていると、テンシ

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任せ方のコツを経営者に聞いてきた

任せ方のコツを経営者に聞いてきた

ぼくは去年まで一人で動いていました。

業務委託をお願いすることはありましたが、組織としては一人。フリーランスでした。職人のように「いかに売れる本を作るか?」「いかに読まれる文章を書くか?」ということだけを考えて働いていました。

しかし、いよいよ一人では仕事が回らなくなってきたのが昨年の冬のこと。そのタイミングで仕事ができそうな若者が目の前に現れたので、思い切って採用しました。

任せてみたら、

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メンタルを使わずに仕事をする

メンタルを使わずに仕事をする

最近、脳が疲れてる感じがあります。

「あの仕事はどうしよう」「このメールはどうやって返そう」「あの案件についてはどう進めよう」……気づくとそうやって脳内で考え続けていて、いつのまにかぐったりしています。

で、脳が疲れるわりに仕事は進んでないんですよね。

この状況をなんとかしたいなーと思って、まわりの仕事ができる人にアドバイスをもらいました。ちょっとずつ解決策が見えてきたので、今日はそれを紹介

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「新入社員のあなたへ」という記事を書こうとして、筆が止まった

「新入社員のあなたへ」という記事を書こうとして、筆が止まった

4月になりました。

ここは張り切って「新入社員のあなたへ」みたいなことを書こうかなと思ったのですが、、、書こうとした瞬間、筆が止まりました。

なんだかおじさんぽいなあと思ったのもあるのですが、もう年上が年下に偉そうに何かを語る時代でもないかなーと思ったからです。

なので、ぼくが新入社員になにか言うとしたらひとつ。

年上を敬うことは大切ですが、完全に鵜呑みにすることもないんじゃないの? って

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嫉妬をしたら手をつなぐ

嫉妬をしたら手をつなぐ

いきなり抽象的な話になりますが、最近「自分」というものが邪魔になるなあと思うことが増えてきました。

「自分」というものがあるから、他者と比べてしまいます。「自分」というものがあるから、劣等感を感じてしまいます。「自分」というものがあるから、誰かと競争することになり、勝ち負けみたいなものが生まれてしまいます。

生まれてこの方、ずっと「自分」と付き合ってきました。

「自己肯定感をあげなさい」とか

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読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

今日はぼくの企業秘密的な話をします。

ぼくの文章はたまに「わかりやすいです」とか「気づけば最後まで読んじゃいました」などと言ってもらえるのですが、自己分析では、そこまで文章がうまいとは思っていません。

じゃあ何が違うのかというと、「パワーワード」というものを巧みに使えているからなんじゃないかと思っています。タイトルはもちろん、見出しや文章の随所に「パワーワード」を入れることで、読み手を惹きつけ

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「書く」という言葉の罪

「書く」という言葉の罪

「書く」という言葉の範囲が広すぎる問題ぼくも含めていろんな人が「書く」ということについて、いろんなことを言っています。文章術とか「書く」をテーマにした本はたくさん出ています。

最近はリモートワークが増えているせいで、文字でのコミュニケーションも増えています。だから、より「書く」というものに光が当たるのでしょう。

「文章」とか「書く」ということについて語るとき、ややこしくしているのが、この「書く

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人間は「ヒト」に回帰する

人間は「ヒト」に回帰する

最近なんとなく考えていることがあります。

なんか概念的な話になるので、うまくまとまらない可能性が高いのですが、書き始めてしまったので書きます。

それは「人間」が「ヒト」に回帰していくんじゃないか、ということです。

これは日々生活していて感じることですし、世の中の空気的にも社会的な「人間」という存在が、生物としての「ヒト」に近づいていっているような気がします。

命の大切さに気づいた2020年

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企業がツイッターよりもnoteに力を入れるべきこれだけの理由

企業がツイッターよりもnoteに力を入れるべきこれだけの理由

今日はなぜ企業がnoteをやるべきなのかという話をしたいと思います。

ぼくは個人的には「ツイッター」よりも「note」のほうが、ていねいで、リスクの少ない発信ができると思っています。

別にnote社の回し者ではないのですが、企業の広報やトップはもっとnoteを活用すべきなんじゃないかなーと思っています。

noteで発信をするとどういういいことがあるのか?

思いつくものをいくつか挙げてみます

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SNS時代は「直感的にわかる文章」じゃないと伝わらない

SNS時代は「直感的にわかる文章」じゃないと伝わらない

これまでは「読めばわかる」という文章を書けばOKでした。

でも、SNS時代になって「読めばわかる」では伝わりにくくなりました。情報があふれてしまって、みんな忙しくなったからです。「最後まで読んでもらえればわかるんで!」と言っても、なかなか読んでもらえない。

いまは、多くの人に伝えたいなら「直感的にわかる」文章が必要だ、というのがぼくの実感です。

減少スピードが鈍化? 下げ止まり??このあいだ

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発信は遅れて効いてくる

発信は遅れて効いてくる

最近よく思うのが「発信は遅れて効いてくる」ということです。

ぼくがTwitterやnoteをやっているのは、もちろんそれ自体が楽しいということもあるのですが、やっぱ「仕事につながったらいいな」「ビジネスにプラスになればいいな」ってことだったりします。

そこで仕事につながりそうな発信をするわけですが、「RT」されたり「いいね」をされたりすることはあっても、そのまま仕事の問い合わせが来たりとか、何

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読みやすい文章は「デザイン」が優れている

読みやすい文章は「デザイン」が優れている

 村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。

 その「読みやすさ」の正体ってなんだろう? と考えてみる。

 読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。

 漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「(会話文)

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