昨日の読書記録。 西研『しあわせの哲学』読了。 「しあわせ」を考えるとき、愛情や評価、快楽を得た時の直接的な「幸福感」だけでなく、例えば災害のニュースを見て「平凡な人生のありがたみ」か感じることもできる。ニーチェの「永遠回帰」とは「自分の人生全体の肯定」を意味する。
昨日の読書記録。 西研『しあわせの哲学』第一章。 人間とチンパンジーの遺伝子は99%が同じだが、決定的な違いがある。それは人間は「過去や未来について考えることができる」点だ。 「したい」と「できる」から構成される「生の可能性」が、本書の大きなテーマであり「しあわせ」の鍵を握る。
昨日の読書記録。 西研『しあわせの哲学』第四章。 「自由」に必要なのは探索、創造、成長。それは「愛情的承認が約束された場所」「自由が社会的承認につながるという認識」によってもたらされると。仮にそれらがない場合でも、「対話」によって自由と承認を調整することができる。
昨日の読書記録。 西研『しあわせの哲学』第三章。 「しあわせ」が「承認と自由」で構成されるうち三章は「承認」について。親が愛情的承認をもって接し続けることで、赤ちゃんは「自分が困っていると世界が助けてくれる」と思えるようになる。 関係ないけどエリク・エリクソンってすごい名前。
昨日の読書記録。 NHK学びのきほんより『しあわせの哲学』読み始め。 最近は「直接的に他者と関わらなくても生きていける」人が増えましたね。これは人類史上初めてのことで、そんな人間が「個別化」された世界で「しあわせ」をどう再定義すべきなのか? 本書はそういったテーマの本みたいです。