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ブックレビュー しあわせの哲学 NHK出版 学びのきほん

今回レビューするのはこちら 

西研さんが書かれている、しあわせの哲学です。 
結構最近の本ですね。 


本書は幸福になれるヒントのエッセンスが詰まっている本です。
シンプルにまとめられていますが。 
確かにそうだよな と思う所が多く 
人生を生きていく上での大事なマインドが学べます。 

本書では、生の可能性や欲望と能力の話など 
面白い話が多いので、内容がわかりやすいです。 

私が気になった一節としては 
安心安全な暮らしが出来ていても、探索、創造、成長が不足すると
人生に飽きがくるように思います と。 

これは確かにって感じですよね。 
その3つがないといくら自由な生活でも幸福が得られない
というわけです。 

 自由だからといって幸福になれるとは
限らない。 
けど、普通の人は自由になったらそれが幸福だと思いこんでいる人が
多いですよね。 

そして幸福には3つの意味があると言ってますが
これもほんとそのとおりだなーという内容で 
もっと深く知りたい内容でした。 

本書ではさらっとしか解説をしていませんが 
最後のページに 
しあわせを深めるためのブックガイドもあるので 
更に深く知りたい人はそちらを見るといいでしょう。 



PS 

ご存知の通り。 日本人は世界と比べても幸福度の低い国民です。 
まぁ色んな理由があるとは思いますが 
一番は 身近にある幸福を過小評価しすぎていることだと思います。

些細な幸せを無視してるんだよね。 
だからいつまでたっても幸福になれないわけです。

幸福は遠くにはないの。 近くにしかないの。 
あとはそれに気づくかどうかって話ですよ。 

 

 













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