旧暦に31日無し。文禄2年(1593)12月は家康が儒学者の藤原惺窩を江戸に招き「貞観政要」を講じさせた。のちに家康の政治ブレーンの一人となる林羅山は惺窩の弟子。「貞観政要」は唐2代皇帝の太宗と名臣の問答の中で政治倫理に関する部分をまとめた帝王学の教科書として古くから愛読された。