酒と飯と映画と、本(屋号はばんざえもん)

屋号は伴左エ門。地元の祭は笛を担当。30代後半。ライフスタイル(酒と飯と映画、本がメイ…

酒と飯と映画と、本(屋号はばんざえもん)

屋号は伴左エ門。地元の祭は笛を担当。30代後半。ライフスタイル(酒と飯と映画、本がメイン、その他、舞台や落語、買ってよかったモノ)に関わることを投稿します。木曜日は本曜日。

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【読書】言語化力(三浦崇宏)

自分の目指す未来を、自分自身の言葉にできれば、あなたの人生は変わる。人生を変える手段は”言葉”であり、”言葉”の使い方やテクニックを本書は紹介している。 【学んだこと】 ●すべてLIFE is Contents 笑われること、転ぶこと、負けること、間違えること、全部自分のネタ、武器、財産になる。 ●仕事の報酬は仕事 報酬や賞も大事だが何よりも欲しいのはチャンスであって次の仕事である。 ●戦略とは努力しないで勝つ方法を見つけること。 楽をするための努力を惜しまない。 ●

    • 【映画】ルックバック

      最近話題のルックバック、いろいろ取り上げられているので見てきて私が感じた面白かったポイント3つ。 ●視覚表現の独創性 ルックバック」は、日常の中で見過ごしがちな瞬間を独特のビジュアルで捉え、特にキャラクターの感情や内面の変化を細かく描写するための繊細なアニメーションでした。 ●ストーリーテリングの深み 物語は、創造性と友情、自己発見のテーマを中心に展開します。主人公たちの成長と葛藤を描くことで、見ている人への共感、 ●音楽と音響の効果  音楽と音響効果は、視覚的な要素と

      • 【読書】嫌われる勇気

        いい?嫌われてもいいのよ。付き合う人は選ぶのよ。無理に好きになってもらう必要も、分かり合う必要もない。どんなに好かれようとしても、あなたを好きになるのかは相手が決める他人の課題よ。嫌われないように時間と労力を注ぐくらいなら、好きでいてくれる人を大切にしなさい。 書籍「嫌われる勇気」は、アルフレッド・アドラーの心理学を基にした自己啓発書で、多くの読者から高く評価され300万部のベストセラーとなっています。売れている本は面白い、ので読んでみて面白かったポイントを3つ紹介します。

        • 【読書】デットデットデーモンズデデデデストラクション

          夢見る女の子。ぶっ壊れてる女の子。四次元ポシェット。トランジスタラジオ。放課後の寄り道。大人げないお母さん。戦争ゲーム。イケメンデブのお兄ちゃん。たわいないおしゃべり。泡のような初恋。空を覆う絶望。永遠の8月31日。 【面白かったポイント3つ】 ●制作者さんたちの情熱と熱量を感じれる  圧倒的な高い作画力?イラストがとにかく上手くてかっこいい。どんだけ時間をかけてこんなにも細かく丁寧に綺麗に。。キャラクターの感情をふと表現する演出で、ふっと?さっとでてくる東京の雑多な街並み

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          【映画】MEGザ・モンスターズ2

          【面白かったポイント3つ】 ●アクションコメディ映画の最適解。 サメのパニック映画のように見せて、実はまったく違う。とにかくサメの印象よりも謎の古代生物がたくさんでてきて、それをぶっ殺して笑わせてくれるアクションコメディ映画!映画の前半は、海底研究のため海の底に潜ると、古代の巨大生物(メガロドンや、でかいタコ、そしてなんか他のヘンなすばしっこい水陸両性肉食深海魚?恐竜?)と違法に海底資源を採掘する悪の組織がでてきて、ハラハラドキドキ系だなーと思って見ていると、えー!なんだよ

          【読書】ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰)

          ※「ブラックジャックによろしく」の後編が「新ブラックジャックによろしく」となります。佐藤秀峰さんによる日本の漫画。日本の大学病院や医療現場の厳しい現実を描き出した漫画であり、主人公の心の中の葛藤と苦悩、また患者の心の中までが丁寧に描かれ、医療に関わりのない私でも、専門的なことをわかりやすく描かれています。 【面白かったポイント3つ】 ●医療現場と大学病院の現実リアルを知ることができる。  主人公は、研修期間に宿直のバイト等をしながら、大学病院で心臓外科、NICU新生児集中

          【読書】ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰)

          【映画】シティーハンター

          人気コミック「シティーハンター」の日本初実写化となるアクションエンタテインメント。東京の大都市・新宿の裏社会で起こる様々なトラブル処理を請け負う、超一流のスイーパー(始末屋)である主人公・冴羽リョウの活躍を描く。 個人的にはあまり内容脚本が面白くなったのですがNetflixで人気だったので、どこがよいのか面白かったポイント3つ! 【面白かったポイント3つ】 ●わかりやすい物語 物語の展開がシンプルでいろいろな人にわかりやすく受け入れられる作品。王道であり定番 ●アクシ

          【映画】Winny

          2023年3月に公開された実話に基づいたノンフィクション作品。ファイル共有ソフト「Winny」を悪用した「Winny事件」をベースに、開発者である金子勇さんの逮捕、起訴、無罪判決までの過程を描いています。キャッチコピー「殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか。」、ソフトの開発者と、(違法)使用者の帰責性について一考を投じる内容が描かれています。 【面白かったポイント3つ】 ●否定しないこと  大人になると、自分の知らないこと、理解できないことを受け入れるのが

          【読書】おとなになる のび太たちへ

          【面白かったポイント3つ】 ●まずはやってみること  なにがきっかけになるかわからない。夢を叶えた大人のナカムラシホさんは音楽系のレコード会社、雑誌社、料理の本の手伝いから、元々好きだった料理ケーキ作りを始めた。好きだなと思ったことをまずはやってみる、何が自分に向いているかはすぐにわからない。なのでまずはやりたいことに挑戦してみること。 ●大人になるということ  子供の頃と比べて、新しい発見が少なくなる。子供の頃は、新しい友達ができたりケンカしたり恋したり、新しい場所にい

          【読書】おとなになる のび太たちへ

          【読書】路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜

          【面白かったポイント3つ】 ●魅力的な主人公 この作品の主人公である藤井さんは、特に無理して人に好かれようと思わない、他人に理解されなくても、自分を偽らない。好きなものは好きと言える人。シンプルなのに、それは大人になるにつれて案外むずかしい。 ●設定(キャラや各回ごとのテーマ)について とにかく設定がおもろしい。出てくるキャラクター(職場の明るいムードメーカー多少無理をしてでも人に好かれたい男、主人公を最初は見下していたが正直に生きる藤井の魅力に惹かれて友達になる同僚、風

          【読書】路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜

          【映画】ジョン・ウィック パラベラム

          タイトルの「パラベラム」は「戦争の準備」を意味し、前2作と同様にR15+指定。ストーリーは、裏社会の聖域であるコンチネンタル・ホテルで「不殺の掟」を破った伝説の元殺し屋ジョン・ウィックが、殺し屋業界全体から命を狙われるというものです。 【面白かったポイント3つ】 ●殺し屋の世界は、異様でそして魅力的。 世界中の犯罪組織が集まった主席連合(High Table)。主席連合には12の代表がおり、カモッラ、コーサ・ノストラ、ンドランゲタ、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィ

          【映画】ジョン・ウィック パラベラム

          【映画】ゴジラ-1.0

          【面白かったポイントを3つ】 ⚫️壊してはいけないものぶっ壊すゴジラの暴れっぷり。 鬱屈とした不満ばかりが蔓延した日本や世界を、爽快に暴れ回りそして全てを破壊しようとする姿が、スッキリとした。その暴力、破壊によって犠牲が伴い悲しいシーンに繋がるのだが、そのことによって立ち上がる主人公、思いに動かされていく協力者、新しい日本となっていく様が見ていて面白い。ゴジラがたくさんのコトやモノをぶっ壊さない限りこの物語の魅力は生まれない。 ⚫️ゴジラとは自然災害なのかもしれない。 そも

          【読書】起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

          リクルート創業者、江副浩正氏。インターネット時代を予見し、社員のモチベーションを巧みに鼓舞した彼がつくろうとしたのは、「グーグルのような会社」。株式時価総額で国内10位にまで成長した「奇跡の会社」はどのようにつくられたのか 【面白かったポイントは3つ】 ●国富論の考え方について  江副さんは経済学者アダムスミスの国富論を信仰していた。国富論とは「個々人が自己の利益のために働けば、資本は富の生産と分配のために有効に働く」 簡単にいうと”自分さえよければいい””自分の満足の為

          【読書】起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

          【映画】怪物

          【面白かったポイント3つ】 不気味さと物語、そして音楽。日本社会の空気感、雰囲気を表現し、エンディングに近づくにつれての伏線回収、出演者の怪物ぶりをそれぞれの視点で描きつつ、エンディングで流れる坂本龍一さんの爽快な音楽、すべてが最高でした。 ●不気味さ  この世あらざるもののような雰囲気を出演者の演技力や音で表現されていた。不気味で、人は怖い。 ●物語  校長、先生、生徒(子供)、母親、それぞれの視点からの感情と行動が最終的に、スッキリと伏線回収される物語。『怪物』とは何

          【読書】憂鬱でなければ、仕事じゃない

          幻冬舎見城徹とサイバーエージェント藤田晋の共書 https://amzn.to/3v0Burh 本書で書かれている内容、ひとつひとつの言葉は、受け取る側(読者)にとって、劇薬でありギフトである。 若者にとっては、嫌悪される暑苦しい内容なのかもしれないが、私にとっては、心が熱く、熱くさせられる内容だった。 【学んだこと】 ●圧倒的努力(極端であること) 自分を傷めないで、誰が僕に心を動かしてくれるだろうか。恋愛も仕事も人生も同じである。僕はこれからも圧倒的努力を続けるしか

          【読書】憂鬱でなければ、仕事じゃない

          【映画】日日是好日

          音(雨音、風音、鳥のさえずり、静寂)、日本の季節の移ろいと景観、日本の文化(茶道、掛け軸、器)、日本人の美意識、出演されている方の所作、すべてが息をのむ美しく素晴らしい作品。 誰もが経験するような日々の生活、友達との出会い、就職、大切な人との別れ、変わりゆく日常を通して、日本の文化と美意識にやさしく触れることができる。この生きている1日1日を丁寧に、そして大切にしたいと改めて思う。 茶道の先生のセリフが心に残った。まずは形を作り、そこに心が入る。 最初は”形”であるという言葉