【映画】ジョン・ウィック パラベラム
タイトルの「パラベラム」は「戦争の準備」を意味し、前2作と同様にR15+指定。ストーリーは、裏社会の聖域であるコンチネンタル・ホテルで「不殺の掟」を破った伝説の元殺し屋ジョン・ウィックが、殺し屋業界全体から命を狙われるというものです。
【面白かったポイント3つ】
●殺し屋の世界は、異様でそして魅力的。
世界中の犯罪組織が集まった主席連合(High Table)。主席連合には12の代表がおり、カモッラ、コーサ・ノストラ、ンドランゲタ、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィアなど。犯罪組織でも、人であり続けるために守るべきルールもあったりと設定がとても面白い。
●美しくカッコいいアクションシーン。
伝説の殺し屋ブギーマンことジョンウィック(ソビエト連邦ベラルーシ出身、旧名ジャルダーニ・ジョヴォノヴァウィッチ)が、”人を殺す”という行為を、とてもかっこよく演じ切っているところ。
●クールなセリフがたくさん(「芸術は痛み、人生は苦しみ」)
4部作、現状映画として発表されていますが、この3作品目が好きな理由は、この言葉があったからです。ジョンが所属していた組織ルスカロマのディレクターが、自分の組織にやってくる人たちは、人生に喜びや楽しみを求めてくるが、そんな甘いものはこの世界にないと教えます。芸術は痛みであり、人生は苦しみだということを。この言葉がなぜか自分の中ですごく印象に残りました。