ぜあ 脱・訓練された無能

とある官僚組織からの脱却を目指す40代。マスコミ(記者)から地方の某官僚的組織を経て、…

ぜあ 脱・訓練された無能

とある官僚組織からの脱却を目指す40代。マスコミ(記者)から地方の某官僚的組織を経て、次のキャリアを模索中。R4年度中小企業診断士試験合格(実務補習中)。全国通訳案内士(英語)合格。中国語学習中、まだまだ好奇心を持ち続けます。

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まずは自己紹介から

これまでのキャリア  みなさま、はじめまして。「ぜあ」と申します。思い立ってnoteを始めてみました。どうぞよろしくお願いいたします。  これまでのキャリアでいくと、大学卒業後、マスコミ(記者)を経て、現在、西日本のある都市のお役所的な組織で勤務しています。マスコミは全国転勤ありの組織だったので、大分→大阪と、西日本の2か所で勤務。その後は地元にUターンしました。特に新型コロナウイルスの期間中は、在宅勤務の時間が長かったり、閑散期の期間が長かったりしたため、自己研鑽も兼

    • 内村鑑三『代表的日本人』に思う

       先日、内村鑑三の名著、『代表的日本人』を読む機会がありました。出版されたのは1908年(元々は1894年だが、改訂版としては1908年)。日露戦争にも勝利し、日本が世界におけるプレゼンスを高めつつあったころ、海外に日本を紹介する本として英語で書かれた本です。新渡戸稲造の『武士道』、岡倉天心の『茶の本』と並び、日本人論の名著としても知られています。  内容は、内村がリスペクトする偉人5人を取り上げ、その生涯や思想を追ったもの。その5人とは、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤

      • "問いの力"を考える

        先日、高速バスのなかで一気読みした本が岸良裕司『いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。』(Goldratt Japan刊) https://amzn.asia/d/hndb6b7 先日、同様のテーマについての研修に参加したこともあり、もっと掘り下げたいテーマの1つです。 Howばかり求めるところに成長はあるか  考えてみると、子どものころから、Howに対する答えを見つけることを求められてきたような気がします。 (目的)いい大学に入る →(How)どのように勉強

        • 運をよくすることはできるのか?

          またまた投稿までの期間が空いてしまいましたが、本日は「運」について考えてみたいと思います。 きょうの投稿は、リチャード・ワイズマン「運のいい人の法則」(角川文庫)という本(https://amzn.asia/d/7TyZhzz)の読書記録なのですが、今後、どのような人生を送りたいかを考えるにあたっても刺激になる部分も多くありました。 「運のいい人」と「運の悪い人」 皆さんは「自分は運がいい人」か「自分は運が悪い人」か、どちらだと考えているでしょうか。振り返ってみると、私は

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          再発見!骨付きカルビの魅力

           noteの更新もかなり滞ってしまいました…。1月から新しい勤務先に移り、中小企業診断士の活動で週末が塞がり(←充実してましたが)、、、と、時間を思うように捻出できず、バタバタした2か月間となってしまいました…。  でも、やっと週末に自分の時間もできそうなので、更新。本日のテーマは韓国グルメです! 王道グルメに食指が伸びない  家族がソウルに住んでいるため、数か月に1度はソウルに来ています。家族と一緒にカフェに行って本を読んだり、作業したりという活動が中心なので、観光地に

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          2024 目標と計画 ~基礎打ちの1年は何をする?~

           2024は新年から大変なことがいろいろ発生しており、心がなかなか穏やかになりませんね。私自身も元日から発熱で寝込んでおり、ようやく始動し始めたところです。昨日はようやく新年最初のごちそう🦀にありつきました。  さて、先日の投稿では、本年を私にとって「基礎打ち」の年にすると申し上げました。では、具体的にどういう目標を掲げ、何をするのかについて、決意を込めて書いてみたいと思います。  まずは新職場でペースを掴むこと  先月いっぱいで地方公務員の職を辞し、1月からは研究員とし

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          2023の振り返り キーワードは「人生のRedesign」

           2023年もいよいよ年の瀬。夏に始めたNoteも最近は月3本ペースくらいになっていますが、それでもなんとか更新を続けられています。この間、コーチングの勉強も始めて、その仲間に手伝ってもらいながら2023年の振り返りをしたので、今回は「私の2023年」を綴っていきたいと思います。 1-3月「ターミナル駅での乗り換え」  1年超にわたり勉強してきた中小企業診断士試験に合格し、ご縁があって「ふぞろいな合格答案16」のメンバーとして参画することができました。また、コロナの影響が

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          40代の台湾プチ留学 その②

           先日、台湾滞在1週間で書いたnoteが、ありがたいことにかなりの「いいね」を頂戴し、とてもうれしい限りです。  帰国してすでに1週間以上経つのですが、帰国日くらいから「早く次の留学に行けないかな」と思う始末…。今回の投稿で少し気持ちを落ち着けたいと思います。 コロナ後の台湾観光は…?  留学前、台湾の観光産業が停滞しているとするニュース記事を見つけました。その中で、交通の不便さや人手不足とともに指摘されていたのが、「観光地、代り映えしない問題」。  でも、ほんの少し

          40代の台湾プチ留学 その②

          40代の台湾プチ留学

           現在、働いている組織を退職することが決まり、有給休暇を利用して台湾にやってきました。目的は、これまで4年くらいの間、やったりやらなかったりを繰り返して、いまだにレベルが上がらない中国語に本格的に向き合うためです。期間は2週間と超短いのですが、この年齢でこのような経験ができていること、自分は本当に果報者だと思います。 1日の生活はこんな感じ  台湾では、大学付属の中国語センター(華語中心)に午前中通い、午後は留学エージェントによる個別レッスンや台湾文化に関する講座を受けて

          現代に生きる「貞観政要」

           以前の投稿で、古典を読む面白さに気付いたという投稿をしました。  日本の古典では、「平家物語」や「風姿花伝」、「おくのほそ道」。中国古典では「老子」「荘子」「韓非子」などなど。中小企業診断士の勉強をしていると、どうしても現代の経営学からの理論を学ぶことが多くなりますが(そして、欧米の学者やコンサルグループの理論が多くなりますが)、東洋の古典も組織論やマーケティングの観点からも本質をついていると思われる著作がいくつもあると感じています。きょうはそのうちの1つ、「貞観政要」の

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          Unlearnは時にはLearnと同じくらい大事だよ

           通訳案内士や診断士の試験を受けて以降、新たな知識の習得欲が高まっていて、いろんな勉強会に参加したり本を読んだりする機会も増えました。また、同じ志をもつ診断士仲間たちとの飲み会も何物にも代えがたい時間となっています。いろんな知識を仕入れたり、アップデートしたり。今後も学び続ける人生でありたいとおもいます。でも、学んでばっかりでいいの…?というのが今日のテーマ。 「俺が選手だった頃は…」型監督の弊害  職場で働いていても、上司が「私が現場にいたころは朝から晩まで働いて…」と

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          ノウハウは引き継げないよ

           旅行や出張で多忙にしており、なかなか更新できずにいました。書きたいネタはたまる一方なんだけど…。でも、noteの更新は習慣化したいので、ここで流れをぐっと引き戻しておきたいところです。  きょうのテーマは「ノウハウの引き継ぎ方」。私が直面している問題でもあります。 人手不足とノウハウ継承  以前、人手不足について記事を書きましたが(→こちら)、人手不足に陥るのは、①新規採用できないから、②従業員が辞めていくからの2パターンがありますよね。このうち、②のパターンでいうと、

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          幼き日の仮面ライダーの思い出と崇徳上皇

           今回は割とぶっ飛んだタイトルですし、肩ひじ張らずに読めるよう書いてみたいと思います。  仮面ライダーといえば、今の40代以上くらいの男性は幼き頃、一度は見たことあるのではないでしょうか。悪の組織から派遣される怪獣と足軽兵のようなショッカー。この悪の組織、組織構成員(=ショッカー)を人とも思っていないブラック企業な気もしますが、今回はそういう話ではありません。  幼き頃みた仮面ライダーのとあるエピソードを思い出しながら、崇徳上皇に思いをはせる、という、ファンタジーを書いてみた

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          『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』

           本日、10月29日は、中小企業診断士二次試験。私も昨年、緊張しながら320分という長時間の試験を受けぬきました。  令和5年度受験生の皆様、本当にお疲れさまでした!まずは体を休めて、仕事なり、勉強なり、家族との時間なり、次なる活動に進んでいっていただければと思います。  さて、きょうは、ビジネス関係の良書を一冊ご紹介したいと思います。永井孝尚『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』(KADOKAWA, 2014年)です。 体育会系営業社員が経営・マーケティングの知識を獲得して

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          铁饭碗は羨ましくない?

           私は飽きっぽい性格で、一人で黙々と何かに打ち込むのがそんなに得意ではありません。今はやっていないけど、ゴルフは練習するのが嫌いで、いきなりコースに出て、いつもダメダメだったし。  で、最近は中国語の勉強もさぼってます。きょうはそんな自分を奮い立たせる意味でも、中国語の「铁饭碗」について考えてみたいと思います。「鉄飯碗」、日本語ではどういう意味になると思いますか? 鉄は落としても割れないよね。  鉄の飯碗。陶磁器と違って、割れることはありませんよね。(陶磁器といえば、英語

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          【2次試験】前日・当日に焦らないために

           診断士受験生の皆様は、試験まで残り1週間。かなりしんどい思いをしながらも、最後のひと踏ん張りをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。きっと、実力は試験当日まで伸び続けるものですし、ぜひ最後まで走り抜けていただければと思います。本日は、試験にすべてのエネルギーを集中させるために、しておいたほうがいいことを書いてみたいと思います。 会場までの代替交通手段の確認を  なによりも、試験会場にたどり着けないと話になりませんよね。でも、急な人身事故などはどうしてもつきものだ

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