独立したからうちの会社来なよという誘いを断りアイスクリームの店長やるくだり、「じゃあ、仕事くださいよ~」と元上司?との関係性が180度変わるところもすごく構造的に上手いなあと思った。幸せか幸せじゃないかとかじゃなくて、というのがこの映画というかこれからの時代の空気をかんじて幸せ
デザイナーやめた主人公の「わたし、なんにもないの」に対して「わたしのためにアイスクリームをつくってくれる人」という台詞がいちばんよかった。長くつとめた会社をやめて銭湯継ぐくだりも好き。いろいろ考えてやるとかじゃなくて、「ぱあーっとイメージが浮かんだ」から始めるという理由も大好き
アイスクリームフィーバー、おしゃれ雰囲気映画かもと見るのぐずぐずしてたけど、観にいってよかった。時代の移りかわりの空気って、こういう映画とかで切り取られるのかなあ。自己実現とか所属感とか承認欲求とか、そういうのがゆっくり終わってくのかと思うと、なんだかすごく自由な気持ちになった。