はる

映画の備忘録。観たシーン全てを記憶していたい。

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最近の記事

映画『映画大好きポンポさん』

「ポンポさんがきたぞー!」 観終わってから、周りの誰も観てないので 知るはずもないのに、このセリフ何回も言ってしまった。 なんだよこの映画………… 軽い気持ちで観ちゃったけどすっごい楽しかった! 終始ポップな映画! 男の子のあの怒涛の葛藤と努力の表現を、未だに覚えてる。 この映画みるとポンポさんかっけーってなっちゃうんだよなぁ。 私自身がゼミで映像研究やってたのもあって、 内容すっと入ってきたしストーリー複雑じゃないし観やすかった。 ただ、映画を作ることに興味がない

    • 映画『ホリックxxxHOLiC』

      原作が漫画で映画化するケースの作品って、 賛否両論あるけれど、私は結構好き。 というのも、私は原作への忠実さとか原作と比較してどうとか は興味があまりない。 これは私が映画を好きなひとつの理由でもあるんだけど、 原作のある作品は、本来はそこに存在しない架空のキャラクターが生きていることが多いと思う。 そのキャラクターを人が演じて滲みでてくる具体性だったり、 3次元の映像にしか出せない空気感、リアル感、風味が絶対にあると思う。 なので私は、原作の漫画や小説など諸々とは切り離し

      • 映画『メッセージ』

        あんまりないホラー映画だった気がする。 (記事書くの時間経ちすぎて記憶が曖昧) ちょっとだけ、私には理解が難しかった。 愛着と宇宙人って関連性あるよね。 はる。

        • 映画『君の名前で僕を呼んで』

          性別を超えて、彼を人として愛するだけ。 自身と、他人からみた自分と、 比べなくていいものを比較してしまう。 たった20数年しか生きてない私が愛を語るのも なんだか違うと思うけど、 愛って簡単じゃないし、儚い。 でも、だからこそ、大事にしたい。 自分に正直でいたいなと思った。 あのシーンが脳裏に残って仕方ない。 はる。

        映画『映画大好きポンポさん』

          映画『LIFE』

          宇宙×エイリアン 宇宙は閉鎖的な状況を演出するために 持ってこいな空間だなぁと感じた。 あの絶望的なラストシーンも頭に残る。 明らかに死ぬフラグを立ててもなお 立ち向かおうとする人たちは ホラー映画にとって必要不可欠な存在だなとも思う。 愛着から恐怖に変わる。 はる。

          映画『LIFE』

          映画『東京リベンジャーズ』

          んー、原作ファンとしてはタイムリープ先が 中学生時代じゃないのが残念だった。 前情報なく見ちゃったのもあるけど、 役者同じ人使うってなったらそりゃあきびしいか、と 思いつつ、やっぱり少しの物足りなさを感じてしまう。 やっと乗り越えたと思っても何度も絶望するのが 東京リベンジャーズの醍醐味だと思うんだけど きよまさくんとの最後の決闘シーンは、 映画のためにクライマックスに持ってった感が否めなかった。 喧嘩賭博はそこそこ迫力あったんじゃないか、と 思うけど、はじめる理由がほ

          映画『東京リベンジャーズ』

          映画『犬王』

          友達と観たのがあんまり良くなかっま気がする。 アヴちゃんと森山くんの声優なんて素敵なキャスティングだろうと思って映画館で観たかったけど、観にいけなかった作品。 この映画、ひとりで観た方が刺さるものがあったような気がする。 共に生きることと、 普段気にすることのない名前の重要性。 すれ違って、でもお互い思いあってる。 大事にしてるものがそれぞれあって、でもそこがズレても2人の間にあるものは変わらなくて。 ずれることは日常生活でもよく起きる。 仕事でもそうだし、友達と

          映画『犬王』

          映画『君たちはどう生きるか』

          ジブリの作品って下手にレビュー書けないイメージがある。 米津玄師が好きな知人がいて、 誘われて観てきた。 公開日2日目とかだったかな。 文章書くのにに時間かかっちゃった。 オマージュたくさんあったから なんだか混乱してしまったのが 率直な感想。 作品に入り込みたくても入り込めなくて 宮崎駿の顔がチラついた。 自分の女性像とか男性像とかって結構好きな方。 女性は芯がありつつも儚さもある、みたいな。 男性女性関わらずに、ジブリ作品はあのひとりひとりがちゃんとひとであり背

          映画『君たちはどう生きるか』

          映画『アイスクリームフィーバー』

          水曜日のカンパネラの今のボーカルの子もモトーラちゃんもマカえんのボーカルも、なんとなく癖のあるキャスティングが良かった。 その中に紛れ込んで存在する吉岡里帆の中和のちからってすごい。 ふたりだけの世界、泳ぐ、舞う。 いなくなる前兆がなかったのに、よくよく考えてみると色んな所に前兆があって、あの子がいなくなるのは決まってて。 時間が交錯して、そこにあるのが 綺麗だと私は思った。 視線のちからを感じる作品だった。 なんで、あの子が惹かれたのか、 なんで受け入れたのか、

          映画『アイスクリームフィーバー』

          映画『キリエのうた』

          あの声は、キリエに相応しい。 似たような声質もみつけられない。 広瀬すずの演技力が相変わらずで、なんだろ、芯があって太いのに、細い。 前半の言い回しへの違和感が、後半の真相に繋がってて、 あとから気づいて鳥肌立った。 岩井俊二監督の作品、結構みてるんだけど好きだな。 消えちゃいそうな女性が 周囲からの干渉で変化する。 本質はきっとそうじゃない、細いだけじゃない。 誰かしらがいて、良くも悪くも誰かのせいでちゃんと変われる。 というか、変わってく。 それが真実だし、大事

          映画『キリエのうた』

          映画『オーファンズ・ブルース』

          この監督はキャストどっから引っ張ってきてるの…? 各キャラクターに対してちょうどいい役者さんで 魅力でいっぱいだった。 ずっとわからないもやもやを残しつつ、 気がついたら、一気に燃えて消えてなくなる。 それでまたもやもやの中に連れ去られて、 観ている側もだれの感情がわからない。 不思議な感覚だった。 期待値が高かったのも、 脚本とか構成もあると思うんだけど、 よくもわるくもぐっちゃぐちゃで置いてかれた。 ワンシーンごとの精度が高いのに、 キャラクターごとの感情を全部理

          映画『オーファンズ・ブルース』

          映画『3D彼女 リアルガール』

          中条あやみが、かーわいい。 主人公がオタク感全然なくて リアリティなさすぎた。 少女漫画原作の実写版だとよくある展開だったので、 面白いのは最初の設定くらい。 王道でかつ、このなんともいえない映画って感じが好き。 はる。

          映画『3D彼女 リアルガール』

          夏のはじまり

          少し前に吹いていた風と、今日はなんかちょっと違う気がする。 ぺたぺた音がなりそうな、 雨が降ったみたいな湿り気がわたしの身体を纏う。 雨は昨日までだったっけ。 ねえ、あのキラキラした場所へ連れてってよ わたしはこのからだで、いま、ここにいるよ。 ちゃんと全部、わたしをみつけてね。 悲しいニュースと、可愛いMVと、話題のアニメ第1話が 混じりあって黒になる。 世界が色づくために必要な要素で、 きっと全部あって、だから、感情が潤う。 あの神聖な領域が好き。くっついて離れ

          夏のはじまり

          映画『怪物』

          日曜の渋谷、レイトショー。 これから観る人もいると思うから、 いろんな記事やSNSを避けて、 ネタバレされて嫌な気分にならないで欲しい。 映画館で観る映画は映画を観る以外の行為を 禁じられるから、心地よい。 怪物を観た衝撃は、 鈍器と絶景を掛け合わせたみたいな、 晴れの日に傘を刺すみたいな、 そんな衝撃。 個人的に脚本の良さがより際立つような構成だった。 それぞれの視点で、エピソードが少しずつ湾曲していく。 母親であるからこその息子への信頼と執着。 母親視点。

          映画『怪物』

          映画『アメリ』

          遊び心のある映像が散りばめられていて それでいて散らかりすぎていない印象。 あぁこれをものすごく好きな人いるよねっていう映画でした。 意地悪な店主にアメリがイタズラ仕掛けるシーンが好きだったな。 ハラハラ具合がホームアローンみた時と同じ感じでした。 画面の色合いが独特で、主人公のキャラクターも 個性があるし、たぶん創ってる側の感性に癖がある分、 ストーリーもちょっと癖があって。 久々に映像って遊ぶってこういうことだよなぁっていう感覚を得た。 はる。

          映画『アメリ』

          映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

          ケバブサンドが最高に食べたくなる映画はこれ。 1秒の映像を集めて今この瞬間を大事にする。 主人公が息子に教えること 主人公が息子から学ぶこと 自分と向き合う、全部と正面からぶつかる そんな物語。 途中でスポコン映画みてるのかと思うくらい 出てくるひとりひとりが 物事に真剣に向き合ってる描写が多く、 心が暖まる。 こんな私でも前向きな気持ちにさせてくれる映画だった 私も仕事辞めて、それ相応の努力と、 自分の才能を信じて、 周りに臆せず やりたいことをやりたいだけやりた

          映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』