はる

映画の備忘録。観たシーン全てを記憶していたい。

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最近の記事

映画『LIFE』

宇宙×エイリアン 宇宙は閉鎖的な状況を演出するために 持ってこいな空間だなぁと感じた。 あの絶望的なラストシーンも頭に残る。 明らかに死ぬフラグを立ててもなお 立ち向かおうとする人たちは ホラー映画にとって必要不可欠な存在だなとも思う。 愛着から恐怖に変わる。 はる。

    • 映画『東京リベンジャーズ』

      んー、原作ファンとしてはタイムリープ先が 中学生時代じゃないのが残念だった。 前情報なく見ちゃったのもあるけど、 役者同じ人使うってなったらそりゃあきびしいか、と 思いつつ、やっぱり少しの物足りなさを感じてしまう。 やっと乗り越えたと思っても何度も絶望するのが 東京リベンジャーズの醍醐味だと思うんだけど きよまさくんとの最後の決闘シーンは、 映画のためにクライマックスに持ってった感が否めなかった。 喧嘩賭博はそこそこ迫力あったんじゃないか、と 思うけど、はじめる理由がほ

      • 映画『犬王』

        友達と観たのがあんまり良くなかっま気がする。 アヴちゃんと森山くんの声優なんて素敵なキャスティングだろうと思って映画館で観たかったけど、観にいけなかった作品。 この映画、ひとりで観た方が刺さるものがあったような気がする。 共に生きることと、 普段気にすることのない名前の重要性。 すれ違って、でもお互い思いあってる。 大事にしてるものがそれぞれあって、でもそこがズレても2人の間にあるものは変わらなくて。 ずれることは日常生活でもよく起きる。 仕事でもそうだし、友達と

        • 映画『君たちはどう生きるか』

          ジブリの作品って下手にレビュー書けないイメージがある。 米津玄師が好きな知人がいて、 誘われて観てきた。 公開日2日目とかだったかな。 文章書くのにに時間かかっちゃった。 オマージュたくさんあったから なんだか混乱してしまったのが 率直な感想。 作品に入り込みたくても入り込めなくて 宮崎駿の顔がチラついた。 自分の女性像とか男性像とかって結構好きな方。 女性は芯がありつつも儚さもある、みたいな。 男性女性関わらずに、ジブリ作品はあのひとりひとりがちゃんとひとであり背

        映画『LIFE』

          映画『アイスクリームフィーバー』

          水曜日のカンパネラの今のボーカルの子もモトーラちゃんもマカえんのボーカルも、なんとなく癖のあるキャスティングが良かった。 その中に紛れ込んで存在する吉岡里帆の中和のちからってすごい。 ふたりだけの世界、泳ぐ、舞う。 いなくなる前兆がなかったのに、よくよく考えてみると色んな所に前兆があって、あの子がいなくなるのは決まってて。 時間が交錯して、そこにあるのが 綺麗だと私は思った。 視線のちからを感じる作品だった。 なんで、あの子が惹かれたのか、 なんで受け入れたのか、

          映画『アイスクリームフィーバー』

          映画『キリエのうた』

          あの声は、キリエに相応しい。 似たような声質もみつけられない。 広瀬すずの演技力が相変わらずで、なんだろ、芯があって太いのに、細い。 前半の言い回しへの違和感が、後半の真相に繋がってて、 あとから気づいて鳥肌立った。 岩井俊二監督の作品、結構みてるんだけど好きだな。 消えちゃいそうな女性が 周囲からの干渉で変化する。 本質はきっとそうじゃない、細いだけじゃない。 誰かしらがいて、良くも悪くも誰かのせいでちゃんと変われる。 というか、変わってく。 それが真実だし、大事

          映画『キリエのうた』

          映画『オーファンズ・ブルース』

          この監督はキャストどっから引っ張ってきてるの…? 各キャラクターに対してちょうどいい役者さんで 魅力でいっぱいだった。 ずっとわからないもやもやを残しつつ、 気がついたら、一気に燃えて消えてなくなる。 それでまたもやもやの中に連れ去られて、 観ている側もだれの感情がわからない。 不思議な感覚だった。 期待値が高かったのも、 脚本とか構成もあると思うんだけど、 よくもわるくもぐっちゃぐちゃで置いてかれた。 ワンシーンごとの精度が高いのに、 キャラクターごとの感情を全部理

          映画『オーファンズ・ブルース』

          映画『3D彼女 リアルガール』

          中条あやみが、かーわいい。 主人公がオタク感全然なくて リアリティなさすぎた。 少女漫画原作の実写版だとよくある展開だったので、 面白いのは最初の設定くらい。 王道でかつ、このなんともいえない映画って感じが好き。 はる。

          映画『3D彼女 リアルガール』

          夏のはじまり

          少し前に吹いていた風と、今日はなんかちょっと違う気がする。 ぺたぺた音がなりそうな、 雨が降ったみたいな湿り気がわたしの身体を纏う。 雨は昨日までだったっけ。 ねえ、あのキラキラした場所へ連れてってよ わたしはこのからだで、いま、ここにいるよ。 ちゃんと全部、わたしをみつけてね。 悲しいニュースと、可愛いMVと、話題のアニメ第1話が 混じりあって黒になる。 世界が色づくために必要な要素で、 きっと全部あって、だから、感情が潤う。 あの神聖な領域が好き。くっついて離れ

          夏のはじまり

          映画『怪物』

          日曜の渋谷、レイトショー。 これから観る人もいると思うから、 いろんな記事やSNSを避けて、 ネタバレされて嫌な気分にならないで欲しい。 映画館で観る映画は映画を観る以外の行為を 禁じられるから、心地よい。 怪物を観た衝撃は、 鈍器と絶景を掛け合わせたみたいな、 晴れの日に傘を刺すみたいな、 そんな衝撃。 個人的に脚本の良さがより際立つような構成だった。 それぞれの視点で、エピソードが少しずつ湾曲していく。 母親であるからこその息子への信頼と執着。 母親視点。

          映画『怪物』

          映画『アメリ』

          遊び心のある映像が散りばめられていて それでいて散らかりすぎていない印象。 あぁこれをものすごく好きな人いるよねっていう映画でした。 意地悪な店主にアメリがイタズラ仕掛けるシーンが好きだったな。 ハラハラ具合がホームアローンみた時と同じ感じでした。 画面の色合いが独特で、主人公のキャラクターも 個性があるし、たぶん創ってる側の感性に癖がある分、 ストーリーもちょっと癖があって。 久々に映像って遊ぶってこういうことだよなぁっていう感覚を得た。 はる。

          映画『アメリ』

          映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

          ケバブサンドが最高に食べたくなる映画はこれ。 1秒の映像を集めて今この瞬間を大事にする。 主人公が息子に教えること 主人公が息子から学ぶこと 自分と向き合う、全部と正面からぶつかる そんな物語。 途中でスポコン映画みてるのかと思うくらい 出てくるひとりひとりが 物事に真剣に向き合ってる描写が多く、 心が暖まる。 こんな私でも前向きな気持ちにさせてくれる映画だった 私も仕事辞めて、それ相応の努力と、 自分の才能を信じて、 周りに臆せず やりたいことをやりたいだけやりた

          映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

          映画『イエスマン』

          ついに観ました。 こんなに躍動感がある作品なのか、と 思ったのが第1印象。 全てにイエスと言い続けると いい方向に人生が進む、という 大前提部分だけを人づてに聞いていた作品。 大前提を知っているからこそ、 普通に観たところでこの映画楽しめなさそうだなぁと 思っていて、観るのを先延ばしにしていたのだけど、 色んな人に進められるので腹を括った。 病院での最後の怒涛の追い上げ、他の作品にはない面白さだったな。 本人がノーというだけで面白いなんて天才。 キスを皆で撮るシーン

          映画『イエスマン』

          映画『バビロン』

          セッションの監督が映画を出すって? そんなの観に行くしかない。 個人的には1人で観にいきたい映画 ではなかったので友人を誘って鑑賞をしました。 珍しく期待値か高かったわりにがっかりではなかった。 期待を裏切らないって凄いな。 音と派手さが印象的で、各主人公がイカれてるのが 最高に熱かった。 人死にすぎだし、汚い描写も多すぎ。笑 いやぁ、でも良かったなぁ。 音で遊んでるな、って感じる。 ただ、ストーリーが個人的にはちょっと微妙だった。 複数人の登場人物がフォーカス

          映画『バビロン』

          映画『ラブ・アゲイン』

          ライアン・ゴズリングカッコよすぎる モテ男とそうじゃない対比が明確にでていて 日常の話なのに疾走感があった。 全ての話が繋がってこんがらがるシーンは 絶望だったし滑稽だった。 この映画も数年前に観たことあったんだけど、 その時はライアン・ゴズリングを知らなかったこともあって この人かっこいいなぁくらいで思ってた記憶があった。 改めて観ても一緒に買い物しながら ビンタしているシーンは、 うだうだしてる主人公への対応が スパッとしていて、みてみてスッキリした。 相手を認

          映画『ラブ・アゲイン』

          映画『アバウト・タイム』

          確か10年前くらいに観た映画で 最近Netflixでの配信がはじまったから、 久しぶりに観直しました。 え、この映画こんなにイカれてたっけ? って口に出すくらいには最高。 なんてったって幸せな時間の表現がクレイジー。 もちろん良い意味で。 特に印象に残っているのは、結婚式のシーン。 あんな土砂降りでの結婚式で嫌と言わないのも あの子のいい所ですね。 土砂降りでよかった?と聞いた時に 彼女の答えがノーであったら主人公は飛ぶんだろう。 でも、そのシーンは明らかに 飛ばな

          映画『アバウト・タイム』