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2023年 映画館で見た映画リスト 簡単な感想と合わせて【後編】

※あくまで個人的な感想です。
※知識不足、勉強不足なところが多々あります。
※ネタバレあります。
【8月】
「アイスクリームフィーバー」82点
吉岡里帆見たさだけで、仕事終わりにレイトショーで👀
「こういう映画の撮り方もあるのか…」という感想。オシャレな雰囲気で、休日前のテンションで、何とか鑑賞。

「ブギーマン」83点
シンプルな構成のホラー映画だけど、ミッドサマーの衝撃が残る中で見たせいか…インパクトは薄かった。

「グライムズオブザフューチャー」?点
世界観が全くわからず、採点できるほどの知識もなく…

「658km 陽子の旅」54点
菊地凛子さん主演ということで、かなり期待したが…うとうとしたし、見ててかなりきつい場面もあり、辛めの点数。

「春に散る」87点
良かった!!
佐藤浩市も、横浜流星君も、橋本環奈も、鶴太郎も、山口智子さんも!出る役者、全員味わい深く、さすがの作品で、原作も買いました🥊
「ケイコ目を澄ませて」も確かそうだったはずだけど、荒川のランニングシーンは、広島の太田川を彷彿とさせると、個人的には勝手に思ってて、グッと来る。

【9月】
「オオカミの家」85点
新しい「怖さ」の見せ方だけど、起承転結の「転」までが、長い…。ファウンド・フッテージという言葉を、この作品で知った。

「福田村事件」判定不能
点数はつけられない。
なぜなら、田中麗奈さんの舞台あいさつを見た感動と歓喜が今なお残っているから。
人生で1番好きな女優さんを間近で拝むことができた嬉しさのあまり、公平な採点ができない。
中学か高校の日本史で、いわゆる関東大震災における例の大虐殺がどういうものか教わっていたので、見るのを躊躇していたし、田中麗奈さたんの舞台あいさつがなければ、見る勇気はなかった。「こんな歴史があったんだ」という感想をちらほら聞くこと自体が、何か恐ろしい。

「ピギー」96点
ポスター?キービジュアル?のエグさで、敬遠していたけど、見て良かった‼️
ただのホラーではない。いじめからの反逆、青春復讐スプラッター映画✨
グロではあるが、深層にあるテーマは成長とか、コンプレックスとの戦い、克服だと思う。
主人公の演技力もすごかった。

 「BAD LANDS」96点
安藤サクラさんは、言わずもがなですが、さすがの役者です。
イントロ、展開、構成…疾走感のある良い作品でした。「勁草」という言葉の意味をかめしめました。

【10月】
「ゆとりですがなにか」96点
いろんな意味で、重たい作品が続いていたので、頭を使わず、楽しくなれるような映画を見たくてチョイス。
ドラマの時は社会人2年目で、業界のルールもわからず、仲野太賀君と何か似たような境遇だった。7年経ったんだ〜というしみじみさと、クドカンワールド炸裂のくだらなさ。久しぶりに1人なのに、声出して笑った🤣

「キリエのうた」95.5点
アイナジエンドさんだから、何とか見れた長さ。疑問点がいくつかあったけど、世間的に岩井俊二監督すごい、さすがという風潮が強いため、あまりネガティブなコメントはしないようにしよう…。

「キラーズオブザフラワームーン」?点
予告編を見てから、「これは間違いないぞ!バビロンっぽい壮大なやつだ」と思ってみたけど、勉強不足もあり、よくわからなかった…
宇多丸師匠の解説を聴き、スコセッシ作品をいくつか見たので、改めてサブスク等で見直したい。

「バーナデッド ママは行方不明」97.5点
ケイト・ブランシェット見たさに鑑賞したけど、想像以上に良い映画だった。
ケイトさんの前後半の表情の変化。
メンタルを病み気味の人が、頭ごなしに否定されるつらさは、身近で感じているから、かなりズシッと来た…。シンディーローパー?の「タイムアフタータイム」って、すごくいい曲だな。

【11月】
「ナイアド」84点
人間ドラマも濃いし、ジョディ・フォスターの素の?感じの演技もいいんだけど、スポーツを映画にする難しさを垣間見た気がした。
競技やってる場面とサイドストーリーのバランス…

「まなみ100%」80〜81点
言いたいこと、言えるうちに言っとかないと
後で後悔するよ
劇中に出てくる、このセリフが個人的にはハイライト。期待していた内容ではないけど、良い作品だった…

「愛にイナズマ」96点
松岡茉優さんも、もちろんいいんだけど、
窪田正孝君は、もはや和製トム・ハンクスだな…と思うような名演技。

「正欲」85点
原作を読んでるからこそ、期待せずに見に行ったけど、良かった。広島弁の不自然さは少し残った。方言指導って、どんな人が、やってるんだろう。「孤狼の血」と「夕凪の街桜の国」以外で、広島弁正しく使われてる作品に、あまり出会えない。

「首」74〜75点
たけし映画を映画館で見るの初めてだったから、かなり期待したけど…ん〜
ここまでBLを撮る意味が何なのか…。
アウトレイジは振り切れてて面白かったんだけど。

【12月】
「エクソシスト 信じる者」96点
希望あるオチで、ただのホラーではない。
しっかり初期作品へのリスペクトもあり、楽しめた。こういうホラーは好き。ただグロい怖いだけでなく、根底に普遍的なテーマがある。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」87点
当初は見るつもりなかったけど、友人のすすめで。宇多丸師匠の言う通り、確かに最後は落涙だ…。

「Talk to me」88点
これも、ただのホラー映画ではないが…
2023年は、ミッドサマーの衝撃が強すぎて、ホラーどっぷりになってしまった…。
ホラー系は、次は2月のアリアスター新作まで、当分いいかな。

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