政令指定都市の約4分の3が実施している「残骨灰の貴金属売却」。残骨灰とは、火葬場で収骨した残りの遺骨、遺灰、棺や貴金属など、遺族が骨壺に納めない廃棄物のこと。金歯や銀歯などの貴金属は、集めると結構な金額となり、自治体が収入として財源に組み込む。賛否両論あるが、これもSDGsかも。
風船に粉砕した遺灰を入れて飛ばすバルーン葬。一般のお墓より費用も安く約26万円~実施できる。地球の成層圏あたりに到達すると、風船がはじけて中の遺灰が宇宙空間へ。「お父さんはお星さまになったよ」が現実となり、自然に還ることができる。但し一度撒いてしまうと取り戻せない。実施は慎重に。
新しい弔いスタイルとして注目を浴びる宇宙葬。成層圏で風船が割れて、遺灰が空間に排出されるバルーン葬から、ロケットに積んで、宇宙空間に飛び出し、地球の周りを数百年周回するものまでさまざま。しかも今どの辺りを飛んでいるかまでわかるらしい。「お父さんはお星さまになったんだよ」が現実に。