わたしのお葬式 〜オーマイソー〜

オーマイソーは、従来のお葬式に疑問を持ち、シンプルなお別れを望み実現した人たちの生き方や逝き方から学びながら、お見送りについて考える場です。しきたりや儀式でなく、エシカルで、ミニマルに、そして、ゆったりとしたお別れの時間を大切にするために。 ohmyso.jp

わたしのお葬式 〜オーマイソー〜

オーマイソーは、従来のお葬式に疑問を持ち、シンプルなお別れを望み実現した人たちの生き方や逝き方から学びながら、お見送りについて考える場です。しきたりや儀式でなく、エシカルで、ミニマルに、そして、ゆったりとしたお別れの時間を大切にするために。 ohmyso.jp

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  • オーマイソーの特徴

    オーマイソーは、従来のお葬式に疑問を持ち、シンプルなお別れを望み実現した人たちの生き方や逝き方から学び、当たり前として行われて来たことを確認しながら、お見送りについて考える場です。しきたりや儀式でなく、エシカルで、ミニマルに、そして、ゆったりとしたお別れの時間を大切にするために。

  • 「葬式無用」を掲げた有名人

    チコちゃんが「ボーッと生きてんじゃねーよ』と大人を叱る。 一度しかない人生だからか。 最期まで如何に「生きるか」そして「逝くか」を有名人の生き様から学ぶ。

最近の記事

互助会、葬儀社、葬儀社紹介サービス、オーマイソーの違い

葬儀を行っている会社には、「冠婚葬祭互助会」(略して「互助会」)と「葬儀社」があります。仕組みがどう違うのか、よく分からないと感じている人も多いのではないでしょうか。また、最近では「葬儀社紹介サービス」も見られます。このたびは、さまざまな葬儀サービスの形と、オーマイソーの違いについて解説します。 互助会とは、冠婚葬祭のためにお金を積み立てる組織のこと互助会とは、結婚式や葬儀が生じたときのために、毎月一定額を積み立てておける組織のことです。まだ経済的に苦しい状況が続いていた昭

    • 手作りの無宗教葬、こんなスケジュールはいかが?

      無宗教葬儀への関心は、年々高まっています。しかし、「葬儀は無宗教がいい」と考えていても、いざとなると仏式葬儀を行う人も多いようです。原因の一つが、葬儀社側も遺族となる側も、無宗教葬の経験に乏しいこと。難しく考える必要はありません。特別なものを用意する必要がない無宗教葬のスケジュール例を、ここにご案内します。 お坊さんのいない葬儀は、イメージが湧かない?日本の葬儀は9割が仏式です。よって葬儀といえば「お坊さんがお経を読むもの」というイメージしか湧かない人も多いでしょう。実際、

      • 「市民葬」「区民葬」は本当に安い

        自治体と葬儀社が提携して行う葬儀に「市民葬」や「区民葬」があります。市が提携していると聞くと安価な葬儀のように思えますが、本当にそうでしょうか。市民葬や区民葬が、葬儀に対する価値観が激変している現代に適したものかどうかを解説します。 市民葬・区民葬とは市民葬、区民葬とは、故人か喪主がその自治体に住民票がある場合に限って利用できる葬儀プランのことです。同等のプランを葬儀社に依頼するよりも安価に利用できます。 ただし、葬儀自体を自治体が行うわけではありません。自治体ごとに数社

        • オルタナティブな「逝き方」って?~従来の常識を超える新しい葬儀の形

          オルタナティブは「既存物や主流の代わりになる何か」という意味を持ちます。とくに日本では、当たり前になっている手法とは異なる、新しいものを提案する際に使われます。葬儀の場でオルタナティブを目指すとしたら、どんなものになるでしょうか。現代におけるさまざまな課題を乗り越える葬儀の形が、今求められています。 オルタナティブとは「主流になっているものに替わる」何かオルタナティブとは「代替物」「代替案」という意味です。「代替品」というと、本来希望している品がないため仕方なく選ぶ品という

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          一般葬、家族葬、直葬、オーマイソーの費用比較

          あなたは、200万円を超えるような商品を突然見せられて、即決することができますか?一昔前まで、葬儀費用の平均額は、およそ200万円ほどでした。親族中心の家族葬や、葬儀をせずに火葬だけを行う直葬(ちょくそう)の流行により、費用はやや抑えめになってきましたが、それでも「納得できるものとは言いがたい」と感じる人は多いでしょう。 葬儀の場では、何にどのくらいお金がかかるのでしょうか。一般葬、家族葬、直葬、そしてオーマイソーの費用を比較解説します。 まずは葬儀費用の仕組みについて解説

          わたしのお葬式「オーマイソー」の流れ

          オーマイソーは、無駄なものを極限までそぎ落とした、シンプルな葬儀です。それは、葬儀をせずに火葬だけを行う「直葬(ちょくそう)」とは違います。家族と主な親族だけで行う「家族葬」とも、少し違います。必要なものを、必要なだけ用意する、お仕着せの一切ないプライベートフューネラル。逝去から火葬まで、オーマイソーの提案するお見送りの流れをご案内します。 搬送病院や施設から、安置場所まで故人をお連れします。 搬送車には、故人のほか、車種によって2~3名まで同乗可能です。 安置場所は、自宅

          自宅からのお見送りは可能? 出棺まで、故人と自宅で過ごしたい人に

          葬儀といえば、セレモニーホールで行うのが一般的。でも、近親者だけの葬儀が増えるにつれ、「わざわざセレモニーホールへ行って本格的な葬儀をしなくてもいいのでは?」という考え方も出てきています。狭小住宅やマンション、賃貸住まいの人でも、自宅から故人を送り出すことは可能なのでしょうか。自宅葬が可能かどうかのチェックポイントを解説します。 自宅葬は、もともと珍しいことではない自宅で葬儀を行うことを、自宅葬といいます。自宅葬は、そもそも珍しいことではありません。 セレモニーホールが台

          家族葬でも直葬でもない、ミニマルなお見送りって?

          最近、「家族葬」や「直葬(ちょくそう)」という言葉を耳にしませんか。家族葬は、義理での参列を廃して親族中心の葬儀をすること。「直葬」は、葬儀をせず、火葬だけをすることです。「どちらもピンとこない、自分や家族の理想のお葬式ではない」と感じている方へ。オーマイソーのお見送りには、あなたらしい、豊かな時間があります。 家族葬のメリットとデメリット親族を中心に葬儀を行う家族葬は、ここ最近、葬儀のスタンダードになりつつあります。家族葬のメリットは、精神的・金銭的・時間的負担を削減でき

          納得の葬儀を行うために取り入れたい「エシカル思考」とは?

          最近話題の「エシカル思考」。かけがえのない今の地球環境を持続可能なものにするために必要な考え方と言われています。自らの倫理観に従ってより良いと思われる物事を選び取るエシカル思考は、納得の葬儀を行うためにも必要です。理想的なお別れ、後悔しない見送りのために取り入れたいエシカル思考について解説します。 エシカル思考とはエシカルは英語で「ethical」と表記されます。もともとは「倫理的な」「道徳的な」という意味です。自分の良心に従って考えると「正しい」と思える事柄を選択すること

          「故人らしさ」が苦手な人は、「納得のいく」葬儀を

          「あなたらしい葬儀を」「故人らしいお葬式」と聞いて、「何がその人らしさだろう?」と考え込んでしまう人はいませんか。難しく感じるようなら、「納得」をキーワードにしてみてはいかがでしょう。納得のいく葬儀を叶えるためのヒントをご紹介します。 「故人らしい」という表現に躊躇してしまう人へ故人らしさを大事にした葬儀を行えば、遺族にとってきっとかけがえのない想い出になる。最近、多くの葬儀社はそんな葬儀を目指し、「らしさ」を大切にしましょうと遺族に提案しています。 葬儀社が「らしさ」に

          「弔い不足」が叫ばれる家族葬全盛時代、弔いたい気持ちはどう昇華させるのがいい?

          「弔い不足」という言葉を聞いたことがありますか。縁ある人皆が集う「一般葬」ではなく、親族だけで葬儀を済ます「家族葬」が主流となりつつある今、弔いの機会を持てない人が心に寂しさを持ち続けてしまうことが問題視されています。葬儀に参列できなかった人の弔い不足は、家族葬を行った遺族の責任なのでしょうか。弔意は果たして、誰のためにあるのでしょうか。 「弔い不足」って?弔い不足とは、葬儀や供養に対する心残りのことを指します。最近では、小規模葬儀の流行から弔い不足を感じる人が増えていると

          訃報を葬儀後に出す人が増えてきた?進む葬儀のプライベート

          近親者のみの参列とする家族葬が流行する中で、周囲への訃報を葬儀後に行う動きが見られます。その狙いはなんなのでしょうか。そして、デメリットはないのでしょうか?訃報のタイミングについて解説し、葬儀後に出す訃報の例をご案内します。 従来、訃報は亡くなってからすぐに出された訃報とは、人が亡くなったことを知らせるものです。訃報には、亡くなった人の氏名、年齢、葬儀の日程、式場案内など葬儀参列に必要な情報が盛り込まれます。訃報の手段はさまざまで、ハガキや手紙、電話、メール、新聞のお悔やみ

          「終活専門不動産」ディレクター末藤康宏さんに聞く、終活のホントの話(後編) 住まいから始める終活、これだけは伝えたい!注意すべき3つのポイント

          終活専門不動産のディレクター、末藤康宏さんに終活のコツを伺うシリーズ。前編では、終活を「住まい」からスタートさせるべき理由についてお話しいただきました。後編では、終活においてとくに注意してほしいポイントについて、事例を織り交ぜながら教えてくださいます。 ポイント1:今後のライフプランを、なるべく早くキーマンに伝えてもし今から終活をはじめようと考えている方がいたら、まずは現状の住まいと暮らしの把握をしてほしいです。このまま自宅に住みたいか、自宅を売って施設に入居したいか、ご自

          「終活専門不動産」ディレクター末藤康宏さんに聞く、終活のホントの話(前編) 終活するなら暮らしの土台となる「住まい」を知り、考えることからスタートして

          「終活」というと、何を思い浮かべますか?お墓や葬儀の準備をすること、遺言をつくること、家の整理をしておくこと。もちろん、これらは全て大事です。 しかし、高齢者の生活支援関連団体でたくさんの高齢者から相談を受けてきた経験を持つ末藤康宏さんは「まずは暮らしの土台である家について知り、今後の暮らしをイメージすることで安心感を得てほしい」と言います。「終活専門不動産」を立ち上げた末藤さんに、暮らしと住まいに関する終活の重要性について伺いました。 まずは末藤さんのお仕事について確認を

          タクシーのように遺体搬送車を利用して、家族主導の見送りを

          病院から自宅へ。自宅から火葬場へ。タクシーのように遺体搬送車を利用できる時代が来たら、日本のお葬式は変わります。しきたりや常識、形式ばった儀式から解き放たれた、自由なお別れを望む人へ。オーマイソーからの提案です。 シンプルなお見送りに必要なのは、「棺」と「搬送車」だけ従来のお葬式は、立派な祭壇があるのが当たり前。 祭壇があって、棺があって、たくさんの参列者がいて……。そうなれば、大きな式場も必要です。 宗教儀式があれば、大きな木魚や仏具など、さまざまな祭具も必要。 通夜ぶる

          自宅という日常から見送る選択肢をつくりたい~20代起業家が立ち上げた葬儀社「自宅葬のここ」~

          現役大学生の前田陽汰さんが、自宅葬専門葬儀社「自宅葬のここ」を立ち上げています。昔ながらの葬儀というイメージが強い自宅葬を、20代前半の若者が提案するのはなぜなのでしょうか。自宅であれば家族や愛するペットとゆっくりお別れできるとし、「お金をかけるよりも、手をかけましょう」と呼びかける前田さんに、自宅葬の魅力やお別れにおいて最も大事なものは何かを伺います。 「終わり方」の重要性に気づいた海士町での経験私が亡くなることを含めた「終わり方」や「畳み方」に注目するようになったのは、