記事一覧
延命治療をどうする? 希望を明示することが大事
末期ガンや心疾患、脳疾患などで治療の存続をどうするか、医師に判断を委ねられるのは、多くの場合、家族です。延命治療や臓器提供の意思表示を紙面で行い、身近な人に託しておくことで、家族の精神的負担が和らぎます。また、おひとりさまはいざというときの身元引受人を決めておくのが大事です。
重大な責任を負ってしまう家族を、紙面でそっとサポートして延命治療や臓器提供の意思表示が、なぜ大事か。一番は、本人が意思表
持ち家派も賃貸派も。悩ましい「終の棲家」問題
賃貸暮らしの人は、生涯にわたり賃料を支払う必要があります。では持ち家の方が賃貸より安心かというと、修繕費やリフォーム代に意外とお金がかかり、悩むことも。相続しない自宅は、売りたいときに売れないかもしれないという不安もつきまといます。終の棲家をどうするべきか、解説します。
賃貸派が老後に陥るかもしれない悩み家を持たず、賃貸暮らしを貫いてきた人のメリットは、文字通り「負の遺産」となりうる自宅を持たな
介護が始まる前から対策して様々な負担の軽減を
「介護にはお金がかかる」と漠然と不安を感じている人も、「介護が始まれば、保険内でサービスが受けられるから大丈夫」と楽天的に捉えている人も、介護まわりでどのようなお金がかかるか、しっかり押さえておきましょう。介護が始まる前から対策すれば、慌てることなく対応できます。なお、おひとりさまの介護についても解説します。
サ高住の入居費用は公的年金では賄えない「できれば子どもに迷惑をかけたくない」と感じてい
遺品整理費用を減らし健康な生活も手に入れて
生前整理とは、生きているうちに身の回りの不用品などを整理しておくこと。亡くなってから、残された人が膨大な遺品の整理に困らないようにするため行います。でも不用品を整理すればスッキリ明るい気持ちで暮らせるなど、自分の生活にも良い変化が。なるべく死後の負担が少なくなる生前整理の方法を、最近話題の「デジタル終活」も含めて解説します。
身内だけで行う遺品整理はけっこう大変身内が亡くなると、部屋に残った遺品
地域と身内の連携で長い見守り期間を乗り切る
一人暮らしも、高齢になると見守りが必要になってきます。民間の見守りサービスは便利ですが、かなり高額になるものも。健康なうちから利用すると、利用期間が長くなり、料金がかさみます。地域の見守りサービスを上手に使えば、節約が期待できるでしょう。また、認知機能が落ちてきたときのため、誰に財産管理を依頼するか決めておくと安心。任意後見制度の利用も検討しましょう。
警備員が駆けつける見守りサービスは月額2,
親の「これから」が不安なすべての人へ。シニアの家族をサポートする「LMN」が教えてくれた、「子世代が準備すべきこと」
年老いた親を持つ子世代には、これから親の入院や介護、葬儀や納骨、死後の手続きなど、慣れないことばかりが押し寄せてきます。「働きながら親の面倒を見たり、手続きをしたりできるのだろうか?」「遠方だからすぐに駆けつけられず心配」と不安になる人も多いでしょう。
介護が必要なシニアとその家族をサポートする「一般社団法人LMN」の代表理事・遠藤英樹さんに、サービスを始めたきっかけやサポート内容、親の介護が始ま
全ての現代人に必須のデジタル終活って?ネット上の情報が遺品になる前にやっておきたいこと【後編】他の遺品整理と変わらぬ視点でデジタル終活を
シニア層のスマホ利用率が上昇している今、親も子世代も知っておきたいのが「デジタル終活」。前編に引き続きデジタル終活について教えてくれるのは、端末やネット上に残る故人の痕跡「デジタル遺品」について複数の著書がある古田雄介さんです。
前編ではデジタル終活の「優・良・可」のなかでも「可」となるギリギリ合格ラインについて教えてくださいました。「良」や「優」がどんな対策なのか、気になるところ。スマホが普及し
全ての現代人に必須のデジタル終活って?ネット上の情報が遺品になる前にやっておきたいこと【前編】まずはデジタル終活の「ギリギリ合格」を目指す!たったの1分で作業は終了!?
シニア層のスマホ利用率が上昇している今、親も子世代も知っておきたいのが「デジタル終活」。いざ自分が亡くなったときスマホの中にある連絡帳やSNSアカウントなどの個人情報を開示できるようにしておくことで、「訃報を出したいのに知人の連絡先がわからない」「故人のSNSを閉じたいけどアカウントがわからない」といった遺族の困りごとを減らせます。
デジタル終活について教えてくれるのは、端末やネット上に残る故人の