Momoママ

カナダ ブリティッシュコロンビア州在住

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最近の記事

砂利道の先へ

今日も砂利道を歩く。 背負っているものの重量で、肩にかけるストラップが思い切り食い込んでいる。 足のつま先までその重みがどっしりとのしかかり、足を数センチ地面から浮かせるのも容易い事ではない。それでも一歩ずつ進んでいくしかない。 立ち止まっても、その重さが軽くなるわけではなく、むしろ動かない事で、荷物が肩に食い込んでいく不快な音が骨に響き、耐え難い痛みへと変わっていく。 この荷物の中には、絶対に無くしたくない大切な宝物もあれば、私の意図に反して入れられた重く固く不気味な塊

    • 先に旅立った友人へ

      2人で大笑いしたあの日から、まだ2ヶ月も経っていない。 あの日あなたは、夕食後私と一緒に食器を片付けながら「やっぱそうやんなー」「同感してくれて嬉しいわー」と言いながら大きな声で笑った。 そして私も大きな声で笑った。楽しかった。 あの時お互い色々しんどかったよな。 だから、あんな風に一緒に大きな声で笑えた事は本当に嬉しかった。お陰で私は気持ちが少し軽くなり、「まぁいっか!」って思えたんやけど。 あなたが居なくなって、あなたの居ない世界にまだ馴染めていないけれど、当たり前

      • 安らぎを求めて〜犬を通して見る世界〜

        犬の居る暮らし。 それを切り離す事は、私にとって安らぎの時間を大きく失う事だと、18年間私の側に居てくれた愛犬モモとお別れしてから痛感した。 私が生まれた時には既に実家に犬が居て(チビと名付けられたチワワで、ちくわが大好物のブクブクに太った犬だったが、長生きしてくれたし可愛かった)、チビが亡くなった後も、高校を卒業して実家を出るまで、家に犬が居ないという事はなかった。 両親共働きで、小さい頃から留守番をする事が多く、犬が家に居るだけで安心出来た。 中学、高校の頃、学校

        • 私の新しいお守り 〜タトゥーを入れて思う事〜

          「タトゥー入れました。」 身近な人にそう言われたら、どう感じますか? 日本に住んでいる人達は、大小の差はあれども嫌悪感を抱く人が多いのでは? 私が住んでいるカナダでは、警察官、学校の先生、銀行員、お医者さん、パン屋のお姉さん、子育てに奮闘するお母さんなど、職種や置かれている立場に全く関係なく、男女共に沢山の人達がタトゥーを入れている。 ワンポイントで小さいものしか入っていない人、身体中の至る所に入れている人、カラフルな柄の人、多種多様だ。 なかには勢いや軽い気持ちで

        砂利道の先へ

          特等席 〜ペットロスと向き合って〜

          月命日の日、モモが旅立ってから1ヶ月も経ったのに、心にぽっかり空いた穴が1ミリも埋まっていない事に気付き、モモの姿を追い求めながら空を見上げた。 雨や曇りの日が比較的多い町に住む私達にとって、澄み切った青空は本来なら幸せな気持ちにさせてくれるのだが、旅立った命が戻って来る事がないという普遍の事実を大空に突きつけられ、たまらない気持ちになった。 「ペットロス」という言葉は、いつから使われるようになったのだろう。 私はぐっすり眠れない日が今でも続いているし、1人の時にモモの

          特等席 〜ペットロスと向き合って〜

          美しい遺灰

          18年間一緒に過ごした愛犬モモとお別れして、今日で丸2週間が経った。 まだモモが居ない生活には慣れないし、寂しくて泣かない日はないけれど、時間とともに少しずつではあるが心の痛みが和らいできている。 昨日、獣医さんの近くで用事を済ましていたタイミングで獣医さんから電話がかかってきて、モモの遺灰が届いたとの事で、すぐに取りに行ってきた。 獣医さんの入口の前には可愛い仔犬が飛び跳ねていて、その幸せそうな光景を目にしながら中に入ると、診察待ちのワンコ達が飼い主と一緒に大人しく待っ

          美しい遺灰

          深い海の底を彷徨っていた私に光を与えてくれた「深海」

          私は中学生の頃から20代前半まで、ずっと深海を彷徨っていた。 いつ、どこで、どうやって、この命を終わらせようかと常に考えていた。生々しく終焉を感じる事で、ある程度自分の心の痛みに蓋をしていたのかもしれない。 あの頃の私は、絶望感と言うよりは、虚無感にとらわれていた。 でも、周りの誰にもそんな事は言わなかったし(言えなかった)、「悩みなさそうで羨ましい。」と言われるくらい、外では普通に過ごしていた。 何もないかの様に演じる事は、私が抱えていた暗闇を自分自身が引き受けるよりも

          深い海の底を彷徨っていた私に光を与えてくれた「深海」

          「子供にホッケーを習いたいと言われたら覚悟しなさい」と言われ・・・

          先週のトーナメントをもって、ようやく息子のホッケーシーズンがオフに入り、娘のサッカーのプレイオフの試合は春休み後ということもあり、久しぶりに週末をゆっくり過ごしている。 アイスホッケーはカナダの国技であり、オリンピックなど国際大会ではメダルの常連国だ。近年は金メダルを取ることも多い。 世界的に有名なスキーリゾートのウィスラーに住んでいた頃に、ホッケーのオリンピック決勝戦(アメリカとの因縁対決)がTVで流れていた時にスーパーへ買い物に行ったのだが、店内は店員以外殆ど人がおらず

          「子供にホッケーを習いたいと言われたら覚悟しなさい」と言われ・・・

          戦争の裏でリリースされたファイザーの資料とカナダで承認されたノババックス

          世界中の人達の関心が、ロシアとウクライナに向いている間に、75年後までデータをリリースしないと言っていたが、裁判所の命令で先日遂にファイザーの副反応に関してのデータがアメリカでリリースされた。(当初75年後までリリースしないと言われた事が、私がmRNAワクチンの安全性に大きく疑問を持つきっかけになったのだが) 2020年12月1日から2021年2月28日までに確認された副反応をファイザーがまとめたもので、全ページに“CONFIDENTIAL”と書かれている。 confide

          戦争の裏でリリースされたファイザーの資料とカナダで承認されたノババックス

          器用貧乏な私(才能ある人への憧れと嫉妬)

          私は「才能」というものからかけ離れた人間だとつくづく思う。 だから、ずば抜けた才能を持っている人に対する憧れと嫉妬を、人よりも多く抱いているのではないかと思う。 子供の頃から、色んな事を無難にこなしてきた。 学校の成績も基本的に上位にいたし、スポーツも得意だった。 でもそれはただ、ある程度の努力をし、無難にこなしていただけで、勉学もスポーツもどちらもずば抜けた才能があったわけではないから、一流大学に入れるわけでもなかったし、プロのスポーツ選手を目指すわけでもなかった。

          器用貧乏な私(才能ある人への憧れと嫉妬)

          出来レースの後、白旗を上げたカナダ首相

          今日“Breaking News”という文字に目が止まり見てみると、カナダ首相トゥルドーが自身で発令した緊急事態法を無効にするとの事だった。(緊急事態法については、前回の記事に少し書いてあります。) この緊急事態法をしばらくキープするのかを下院でディベートされ、2日前に投票があり、賛成185、反対151で可決された。 国会でのディベートは全く意味がなく、結局は政権を維持したい第一政党のリベラルとそれを支持するNDPの議員達の賛成票が多く集まった事により可決されただけだ。それ

          出来レースの後、白旗を上げたカナダ首相

          民主主義が崩壊したカナダ

          目に入ってくるショッキングな映像が、私が住むカナダで起きていると言う事実を、上手く飲み込めないでいる。これは数年前の香港の映像なのかという錯覚さえ持ってしまう。 でもそこにはメープルリーフが描かれた赤と白の国旗が沢山写っている。 ワクチン接種義務が始まった時から民主主義が崩壊し始め、今回首都に集まったプロテスター達を排除するために、カナダ首相が緊急事態法を発令し、昨日プロテストのオーガナイザーが逮捕され、今日は国会議事堂前に集まっていたトラック運転手や様々な思いで参加してい

          民主主義が崩壊したカナダ

          やっぱり発症したオミクロン

          前回の記事で、「息子がオミクロンに感染したが、私は無事でした。」と書きましたが、そう書いた以上、きちんとその後どうなったか書いた方が良いと思い、追記します。 結局私は、息子とは約2週間差でオミクロンを発症し、現在隔離中。 オミクロン株は、感染後数日で発症すると言われているので、なぜこれだけの時間差が生まれたのか謎だが、もしかしたら息子からではなく、別のところで感染したのかもしれない。と言っても、職場と子供達の諸々の送り迎え、買い物くらいしか出歩いていないのだが。 私のまわ

          やっぱり発症したオミクロン

          オミクロンとイベルメクチンとカナダ首相のヘイトスピーチと

          遂に我が家にも順番が回ってきた。 いつか子供がどこかでコロナに感染してくるだろうなと思っていたが、先週オミクロンが我が家に入り込んだ。 オミクロンの感染力は本当に凄い!! 私達の町で、瞬く間に広がっている。 オミクロンを我が家に連れて来たのは、11歳の息子だ。 ほぼ毎日の様に一緒に遊んでいる息子の親友の発熱(40℃近くの高熱)とPCR検査陽性の連絡を受け、息子も感染している可能性はかなり高いだろうと、自宅待機させた。 やはり息子も夜になって体調が悪くなり始めた。 微熱と

          オミクロンとイベルメクチンとカナダ首相のヘイトスピーチと

          これからの子供達の未来の為に、とても大切な事

          子供達の為にどんな未来を作っていくか、それは今の私達の言動に委ねられている。 政府が私達の自由を奪い続ける事を今許してしまうと、国民が政府にコントロールされる事が“new normal(新しい常識)“になってしまう。 それは”new”ではなく過去に何度も繰り返されてきた事ではあるが、私達や子供達にとっては”new”である。 今、何も考えず簡単に全てを受け入れてしまえば、 「自由を奪われても良いですよ。」 「この先自由と権利を必要に応じていつでも奪われても良いですよ。

          これからの子供達の未来の為に、とても大切な事

          真実を語らない政府とメディア(ファシズム国家になってしまうのか?)

          いつまで続いていくのだろう。このファシズム的な政策。冷静に考えれば、とてつもなくおかしな世の中になっているのに。 先日日本で13歳の男の子がワクチン接種後に亡くなったにも関わらず、厚労省のページに小さく記載されているだけで、政府もメディアも大きく取り上げる事はしない。これから何十年も人生が残っていたはずの健康な若い命が失われたのに。 カナダも同様で、完全に偏った情報しか提供しない政府とメディア。 アメリカ大統領のバイデンがカメラに向かって「今すぐワクチンを打ちましょう。

          真実を語らない政府とメディア(ファシズム国家になってしまうのか?)