雑記草(ざっきそう)

二十年ぐらい前から日記というか日々の雑感をインターネットで公開し出しました。過去の記事…

雑記草(ざっきそう)

二十年ぐらい前から日記というか日々の雑感をインターネットで公開し出しました。過去の記事の内容を見直しながらnoteに移植させています。題目の数字は年月日を表しています。近況はコチラhttps://www.facebook.com/gotoh.yoshitakaで書いています。

最近の記事

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自己紹介

 後藤 吉孝。愛知県在住。男。知らぬ間にものすごく歳をとってしまった。  いろんな事に興味を持っている。二十年以上前、インターネットの存在を知って、またたく間にその虜となった。インターネットは自分の好奇心を増強した。検索すれば何でも知ることができるのではないかと思え、こんな素晴らしい仕組みを使いこなして何かをしたいと思うようになった。それ以来、自分に関する情報をどんどん発信して今に至る。  自分の死後も発信した情報の体裁が劣化せずに発表した当時のままweb上に残るかも知れ

    • 20090529 エーテルとイーサネット

       物理学で言うエーテル$${^{*1}}$$は英語で「ether$${^{*2}}$$」と綴る。「イーサー$${^{*3}}$$」と発音する。  パソコン等のための通信規格に「イーサネット$${^{*4}}$$」と言うのがある。「Ethernet$${^{*5}}$$」と綴る。語源は「エーテルether」からである。1972年にゼロックスのパロアルト研究所$${^{*6}}$$のMetcalfeらによって開発された。当初、MetcalfeはAlto Aloha Networ

      • 20090528 エーテル

         物理学で言う「エーテル」とは、19世紀末頃まで光$${^{*1}}$$を伝える媒質としてその存在が考えられていた仮想の物質である。波動は媒質の運動によって伝わる。伝える物質がなければ、波は伝わらない。光が波の性質を持つ$${^{*2}}$$のなら媒質がなければ伝わらないとされていた。  19世紀初めイギリスの物理学者ファラデー$${^{*3}}$$は自分の発見した電磁誘導$${^{*4}}$$を説明するために、電磁気の目に見えない作用を表現する図形「力線$${^{*5}}

        • 20090527 不味い中華料理屋

           先日、妻と二人で隣の市内で最も不味いと噂されている中華料理店に昼を食べに行った。「あそこは不味い」と言う話を聞いてから十数年以上経っている。そう聞いているのでどれくらい不味いか行ってみたかった$${^{*1}}$$が、今まで食べに行ったことはなかった。噂を聞いてから、少なくとも十数年以上潰れずに営業している。もしかしたらその噂が間違っているかもしれない。美味しい筈の店を素通りするのは誠に悔しい。  店構えは古い。店構えの古い飯屋には二通りある。全く流行らないので、改装がで

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          20090526 安原製作所のこと(2)

           完全に業務を停止したと思っていた「安原製作所$${^{*1}}$$」が知らぬ間に復活していた。安原製作所$${^{*2}}$$は1998年に世界一小さいカメラメーカとして発足$${^{*3}}$$したが、2004年からは一切の業務の停止していた。 *1 安原製作所/トップページ *2 20051112 安原製作所のこと *3 安原製作所/ヒストリー ※創業者の安原伸氏は令和2年3月22日に逝去した。享年56。

          20090526 安原製作所のこと(2)

          20090525 菱見百合子

           ウルトラセブン$${^{*1}}$$にアンヌ隊員役で出演していた「菱見百合子$${^{*2}}$$(ひし美ゆり子$${^{*3}}$$)」は、二年前に還暦を迎えていた$${^{*4}}$$。 *1 20060708 丹羽(にわ)と一宮(いちのみや) *2 夢追い人!!!・・・・・GEORGE : アクターズプロモーション社長の死・・・・・・・! *3 あれから40年・・アンヌのひとりごと *4 ひし美ゆり子さん(1/2) - インタビュー - ひと - [どらく

          20090525 菱見百合子

          20090524 岡本信人と剛たつひと

           俳優は個性的である。個性的でないと俳優業はできないが、どんな人でも同じ顔を持つことはないので全ての人が個性的な筈だ。主役をやる訳でもなく大抵脇役だが、何か「気」を出していると言うか印象深い顔の俳優が数多くいる。だから俳優業が成り立つのだろう。そう言えば過去に漫画における大いなる脇役$${^{*1}}$$について書いたことがある。  そんな個性派脇役俳優の筆頭は岡本信人$${^{*2}}$$である。「永遠のおか持ち」と言われている。かってのNHK娯楽番組「脱線問答$${^{

          20090524 岡本信人と剛たつひと

          20090523 麻雀百年

           麻雀が日本に伝来して、今年で百年$${^{*1}}$$になるらしい。何となく、「まだ百年か」という感じがする。考えてみれば江戸時代には麻雀なんてなかったのだから当たり前なのだが、もっと古くからあるような気がしてしまう。牌に漢字が書かれている$${^{*2}}$$ので、そんな風に思ってしまうのだろう。そう言えば、祖父が麻雀を全国に広めたのは菊池寛$${^{*3}}$$だと言っていたのを思い出した。  麻雀の発祥は中国$${^{*4}}$$である。1842年アヘン戦争の後、上

          20090523 麻雀百年

          20090522 チェレンコフ放射(2)

           チェレンコフの光$${^{*1}}$$はどのようにして出てくるのか。その説明には「荷電粒子が物質中を超光速で運動する時に放射される」とある。荷電粒子とは電気を持った小さな粒のことだ。代表的な物に電子や陽子がある。物質中では光の速度は真空中よりも遅くなる$${^{*2}}$$。従って相応速度の速い粒子が物質中を透過すればチェレンコフ光が出てくることになる。  光はどこから出てくるのか。真空中を等速で運動する荷電粒子からは一切光は出ない。これは超光速にならないからではない。光

          20090522 チェレンコフ放射(2)

          20090521 チェレンコフ放射

           物体が空気中を超音速で飛翔すると衝撃波が発生する$${^{*1}}$$。音ではなく光の場合でも、似たような現象が起こると言う説明がある。その現象はチェレンコフ効果と呼ばれている。チェレンコフ$${^{*2}}$$と言う旧ソ連の物理学者が発見した。荷電粒子が物質内を光速を超えて透過すると光が放射される現象$${^{*3}}$$を言う。通常、光の速度を超えて移動することはできないが、空気や水中、ガラスの中では光の速度は、真空中のそれよりも遅くなる$${^{*4}}$$ので、高速

          20090521 チェレンコフ放射

          20090520 衝撃波(2)

           空気中を物体が超音速で飛翔すると衝撃波が発生する$${^{*1}}$$。音速以下で飛翔した場合には衝撃波は発生しないのか。  衝撃波$${^{*2}}$$は、例えば、飛行機が超音速飛行をする時に機体が空気を押し退けることで発生した空気の波である。波と言ってもさざ波のような連続した波ではなく、津波のような単発な波と考えればいいだろう。縄を振るわせてできる波や水面にできる皺と違って、空気の波はその密度の疎なところと密なところとが入れ替わりながら伝わる波である。前者を横波、後者

          20090519 衝撃波

           空気中を超音速で飛翔すると衝撃波が発生する$${^{*1}}$$。「発生する」と書いたが、私はその衝撃波を見たこともそれから出てくる音も聞いたこともない。ジェット戦闘機などが上空で音速を超えるとそれによって発生した衝撃波が地上に到達すると爆音として聞こえると言う。往年の戦闘機F104$${^{*2}}$$は、東京タワーから通天閣までを数分程度で飛んだと言う記録があり、この記録は未だに破られてないらしい。と言うのも音速を超えてこの経路を飛ぶと経路直下の住民に衝撃波の影響が出る

          20090518 鍋蓋つまみのこと

           卓上電熱式丸形鉄板のガラス蓋のつまみのねじが$${^{*1}}$$になったので取り替え用のつまみを買いに行った。  目的の「鍋ぶたのつまみ」はあった。あったが、裏面の取り扱い上の注意を読むと「ガラス蓋には使用しないでください」と書いてある。ならばと他を探してもガラス蓋用のつまみは見つからない。隣にはガラス蓋だけが置いてある。その蓋のつまみと見比べても何が違うのが全く解らない。つまみそのものの部分の材質は皆同じに見える。ただ、つまみを蓋に固定するねじが、交換用のものはアルミ

          20090518 鍋蓋つまみのこと

          20090517 本の買い方(2)

           昨日、古本屋に立ち寄った。店先の五百円均一の本を眺めていると面白そうな本が二冊あった。一つは勘亭流$${^{*1}}$$の解説本、あと一つは能面$${^{*2}}$$の図鑑で、能面の写真が沢山載っていた。どちらも厚紙の表紙で、少し重たい。荷物になる。古本屋には時間調整の為に立ち寄ったので、買うのはその用事が済んでからでいいと考えた。いつも本は欲しい時に買わなければならない$${^{*3}}$$と考えている。あとで買おうと思っても、その本を見つけるのには大変苦労するからだ。「

          20090517 本の買い方(2)

          20090516 息子との腕相撲

           先日、高校二年の息子$${^{*1}}$$と腕相撲$${^{*2}}$$をやったら負けてしまった。まだ十分勝てると思っていたが、いざ始めてみると結構強い。すぐに形勢が不利になったので本気を出したが、逆転できず負けた。息子の方は、勝負をする前は勝てるかどうか半信半疑であったようだった。勝敗が決まった後、父親に勝てたと少し喜んでいた。 *1 20070729 テレビが壊れた *2 日本腕相撲協会

          20090516 息子との腕相撲

          20090515 幼亀が戻ってきた

           昨日の朝、家のすぐ近くにある集団登校の集合場所に行った筈の小学二年の末娘$${^{*1}}$$が友達と一緒にバタバタと走って戻ってきた。「父さん、チビがめがそこにいたぁ」と玄関で叫んでいる。玄関に出てみると、友達の一人が小亀を差し出した。一ヶ月程前に逃げ出したイシガメの幼亀に間違いない$${^{*2}}$$。家から数mの道端の真ん中を歩いていたらしい。また奇跡が起こったのだ。また亀が戻ってきた。七年程前も50日ぶりに亀が戻ってきた$${^{*3}}$$ことがあった。  何

          20090515 幼亀が戻ってきた