継続の絶対性と瞬間の絶対性
私の祖父は画家、父は写真家だった。
二人の作品への取り組む姿勢は、祖父は「継続」、父は「瞬間」だった。
祖父の絵に対する考えは、その絵描こうと思った時の心情を、いかに完成まで持ち続けるかが重要だったらしい。
一方、父の写真に対する考えは、とにかく瞬間だった。とにかくその瞬間は今しかない、だからシャッターを押し続けていた。
今でこそデジタル化され、カメラではなくスマホでも撮れる様になり、撮ったその場で写真の確認ができるが、昔はフィルムだったので現像が上がってこない限りその結果は