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記憶の代わりに写真を撮っています。 五年前にくも膜下出血で倒れ、高次脳機能障害の記憶障…

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記憶の代わりに写真を撮っています。 五年前にくも膜下出血で倒れ、高次脳機能障害の記憶障害を抱えています。元カメラマンで、いろいろ撮影をしてきました。 キレイだな、カワイイな、オモシロイな、オイシソウだな、フシギだな等の感情を呼び覚まそうと思い写真を撮っています。

記事一覧

昨日で9歳!

9年前の昨日の9月3日にくも膜下出血で私は倒れた。急性期病院に2カ月、リハビリ病院に4カ月。その後リハビリに1年半通った。 それから仕事を転々として、今は無職… 厄介…

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4週間前
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夏の思い出

いつからいつまでが夏なのだろう? 日本だと梅雨明け以降になるのかな… 今年の6月にイタリアのジェンツァーノで行われているインフィオラータと呼ばれる花祭りに行ってき…

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1か月前
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夏の終わりの日

今日で8月も晦日だ。なんだか時が経つのが早すぎる。そんな今日は主治医の診察日。早朝から、主治医と何を話すかを考えている。 記憶障害を負ってから、いつからか毎日FB…

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1か月前
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どんな夏なのだろう…

相変わらず記憶に残らない… どこに行って、誰に会って、何を話して、何を食べて… こうして写真を撮っても、日付けを見ない限りいつ撮ったのかが分からない。記憶って、…

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1か月前
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亀の甲羅干し

どんなに暑くても甲羅干しをするらしい。 それは亀が体温をあげて新陳代謝をするためとか…

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1か月前
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継続の絶対性と瞬間の絶対性

未来のためにできること… できることとは誰にとってのできること? 知り合い?それとも自分?もしくは社会と呼ばれる見えないけれど大きな存在にとって? 小難しいことを…

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2か月前
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いろんな富士山

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8か月前
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継続の絶対性と瞬間の絶対性

私の祖父は画家、父は写真家だった。 二人の作品への取り組む姿勢は、祖父は「継続」、父は「瞬間」だった。 祖父の絵に対する考えは、その絵描こうと思った時の心情を、い…

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9か月前
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モニュメントバレーへの道

ここへ旅したのも25年くらい前になる。 この頃は今の様にデジタルカメラではなくフィルムカメラだった。しかもフィルムカメラでも小さいサイズではなく、4×5インチサイズ…

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9か月前
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ドイツ・バイエルン州・厳冬期のノイシュバンシュタイン城

早いもので12月に入り日々寒さが増しています。 今回、ご紹介するのは多くの方が一度は写真や映像等で見た事のあるお城、ノイシュバンシュタイン城です。かのディズニーラ…

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9か月前
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北海道・礼文島・澄海岬

礼文島へは稚内から船で二時間半程で辿り着く事ができるのだが、殆どの旅人が日本最北の地(北方領土を除く)宗谷岬へは訪れても、この島へ向かう人はごく限られている。 …

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9か月前
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フランス・ノルマンディー地方・モンサンミッシェル

ここはいつかもう一度は訪れてみたい場所だ。 カトリック教徒の巡礼の地で、かつては満潮時に海に浮かぶ小島になる。引き潮時は橋を渡って島に辿り着ける。現在は潮の干満…

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9か月前
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ギリシャ・ミコノス島の夕景

私がまだ中学生だった頃、たまたま雑誌でここの写真を目にし、いつか旅してみたいとずっと思っていました。 アテネから船でいくつかの島を巡りながらこの地に立った時、そ…

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9か月前
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ドイツ・バイエルン地方・夕暮れ時のコルマン教会

ヨーロッパを旅していると何もない平原にポツンと建つ教会を見かける事が多々ある。それが宗教的意味合いでなのか、それとも他の理由なのかを私は知らない。 この教会はノ…

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9か月前
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ベルギー・ブリュッセル・グランプラス

ここへ旅したのは20年以上前になる。 ドイツのフランクフルト国際空港からレンタカーでひたすら北上して、ベルギーとオランダに向かった。 ブリュッセルでは小便小僧を見に…

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10か月前
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アメリカ・モンタナ州・グレイシャー国立公園黄葉の時期のセントメリー湖とワイルドグース島

ここへ旅したのはいつだったのだろう… 多分25年前くらいだった気がする。 アメリカとカナダの国立公園巡りをしながら写真に収めていた。とにかく壮大な風景が広がっていた…

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10か月前
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昨日で9歳!

昨日で9歳!

9年前の昨日の9月3日にくも膜下出血で私は倒れた。急性期病院に2カ月、リハビリ病院に4カ月。その後リハビリに1年半通った。

それから仕事を転々として、今は無職…

厄介な高次脳機能障害を抱えてしまい悩ましい日々だけど、前向きに生きていくしかない。

おめでとう、俺
がんばれ、俺
負けるな、俺

夏の思い出

いつからいつまでが夏なのだろう?
日本だと梅雨明け以降になるのかな…

今年の6月にイタリアのジェンツァーノで行われているインフィオラータと呼ばれる花祭りに行ってきた。コロナ禍前の2019年以来になる。

この花祭りには1993年と2012年にも行った。
私の父は写真家で1985年頃から毎年このお祭りに行っていて、2013年にジェンツァーノの名誉市民になった。

2015年9月3日に私はくも膜下出

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夏の終わりの日

夏の終わりの日

今日で8月も晦日だ。なんだか時が経つのが早すぎる。そんな今日は主治医の診察日。早朝から、主治医と何を話すかを考えている。

記憶障害を負ってから、いつからか毎日FBに投稿していて、7年前の今日は一年半通ったリハビリを卒業した日だった。
また、5年前の今日は主治医の勉強会に参加していた。その時に歌手の芹陽子さんがいらしていて、「思い出のアルバム」を歌われていた。

そんなカレンダー上での夏の終わりの

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どんな夏なのだろう…

どんな夏なのだろう…

相変わらず記憶に残らない…
どこに行って、誰に会って、何を話して、何を食べて…

こうして写真を撮っても、日付けを見ない限りいつ撮ったのかが分からない。記憶って、アイデンティティを保つのに一番大切な事かもしれない、と最近思うようになった。

今の自分は大切だとは思うけれど、それまでの自分と今の自分を繋げることも大切なんだと思う。

夕陽に照らされて赤くなった雲の中に、彩雲が見られた。自分探しはまだ

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亀の甲羅干し

亀の甲羅干し

どんなに暑くても甲羅干しをするらしい。
それは亀が体温をあげて新陳代謝をするためとか…

継続の絶対性と瞬間の絶対性

継続の絶対性と瞬間の絶対性

未来のためにできること…
できることとは誰にとってのできること?
知り合い?それとも自分?もしくは社会と呼ばれる見えないけれど大きな存在にとって?

小難しいことを一生懸命考えても、きっと明日には忘れてしまうんだろうな…
でも、メモがわりに書いておこう。

この9月でくも膜下出血で倒れてから丸9年になる。長かった様な短かった様な…
気がついたら高次脳機能障害と呼ばれる障害を負ってしまった。高次脳機

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継続の絶対性と瞬間の絶対性

私の祖父は画家、父は写真家だった。
二人の作品への取り組む姿勢は、祖父は「継続」、父は「瞬間」だった。
祖父の絵に対する考えは、その絵描こうと思った時の心情を、いかに完成まで持ち続けるかが重要だったらしい。
一方、父の写真に対する考えは、とにかく瞬間だった。とにかくその瞬間は今しかない、だからシャッターを押し続けていた。
今でこそデジタル化され、カメラではなくスマホでも撮れる様になり、撮ったその場

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モニュメントバレーへの道

ここへ旅したのも25年くらい前になる。
この頃は今の様にデジタルカメラではなくフィルムカメラだった。しかもフィルムカメラでも小さいサイズではなく、4×5インチサイズのシートフィルムと呼ばれるモノで、カメラ自体も大きかった。
そのフィルムを1000枚くらい持って旅をしながら写真を撮っていた。
撮った写真はフォトライブラリーに預けて、フィルムを貸し出してもらいお金を得ていた。
そのフォトライブラリーで

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ドイツ・バイエルン州・厳冬期のノイシュバンシュタイン城

早いもので12月に入り日々寒さが増しています。
今回、ご紹介するのは多くの方が一度は写真や映像等で見た事のあるお城、ノイシュバンシュタイン城です。かのディズニーランドのシンデレラ城のモチーフにもなったと言われるお城です。
白銀の世界に浮かぶお城の写真が撮りたくて、二週間待ち続けました。撮影場所へは道無き道をラッセルしながら一時間程進み、やっとの思いで辿り着くと眼前には真っ白に覆われた山並み、湖、そ

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北海道・礼文島・澄海岬

礼文島へは稚内から船で二時間半程で辿り着く事ができるのだが、殆どの旅人が日本最北の地(北方領土を除く)宗谷岬へは訪れても、この島へ向かう人はごく限られている。
海抜0メートルから300種もの高山植物に出会える美しい島である。また海も美しく、島の周囲にはウニが生息しており、安価でウニを食することができる。ウニ好きにはたまらない島である。
短い夏の間だけ咲き誇る美しい高山植物を見物し、お腹いっぱいウニ

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フランス・ノルマンディー地方・モンサンミッシェル

ここはいつかもう一度は訪れてみたい場所だ。
カトリック教徒の巡礼の地で、かつては満潮時に海に浮かぶ小島になる。引き潮時は橋を渡って島に辿り着ける。現在は潮の干満に関係なく渡る事ができる。
島の周りには羊が放牧されていて、この羊肉は潮の香りがするらしい。
訪れた時は秋だったので市場で生ガキを大量に仕入れ、キンキンに冷やしたシャブリと共にホテルの部屋で食した。
#わたしの旅行記

ギリシャ・ミコノス島の夕景

私がまだ中学生だった頃、たまたま雑誌でここの写真を目にし、いつか旅してみたいとずっと思っていました。
アテネから船でいくつかの島を巡りながらこの地に立った時、それまでの船酔いのことをすっかり忘れ夢中でシャッターを切りました。
私が写真の仕事を始めるきっかけとなった場所です。
#わたしの旅行記

ドイツ・バイエルン地方・夕暮れ時のコルマン教会

ヨーロッパを旅していると何もない平原にポツンと建つ教会を見かける事が多々ある。それが宗教的意味合いでなのか、それとも他の理由なのかを私は知らない。
この教会はノイシュバンシュタイン城のすぐそばにあり、多くの旅人がこの地を訪れるのだが、はたしてどれだけの人がこの教会の存在を知っているのだろうか。
#わたしの旅行記

ベルギー・ブリュッセル・グランプラス

ここへ旅したのは20年以上前になる。
ドイツのフランクフルト国際空港からレンタカーでひたすら北上して、ベルギーとオランダに向かった。
ブリュッセルでは小便小僧を見に行ったが正直言ってがっかりした。
その当時、世界三大がっかりと呼ばれていたのは、シンガポールのマーライオン、デンマークの人魚姫像、そしてベルギーの小便小僧だった。
マーライオンと人魚姫は撮影をしたが、小便小僧は撮影をしなかった。

写真

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アメリカ・モンタナ州・グレイシャー国立公園黄葉の時期のセントメリー湖とワイルドグース島

ここへ旅したのはいつだったのだろう…
多分25年前くらいだった気がする。
アメリカとカナダの国立公園巡りをしながら写真に収めていた。とにかく壮大な風景が広がっていた記憶はあるが、どういったルートで旅したかを覚えて

はいない。自然の偉大さだこは覚えている。
#わたしの旅行記