東京都目黒区の教育委員会が学校へ登校出来ずフリースクールに通っている小学4年生の児童に対し「二重学籍にあたるから退学しろ」と言い放った事件。 フリースクールは法律上の学校には該当しない為二重学籍にはあたらない……そんな事は法律に疎くても誰もが知っている事で“的外れ”も甚だしい訳ですが、これを勘違いだったとして“陳謝”で済まそうとしているってんですから腹立たしいにもほどがある。 言われた児童やその親御さんに与えた心身へのダメージは如何ばかりであったろうかと考えますとね。
コロナウィルスの感染が再び増加傾向にある、という報道がありますけれど。 そもそも2類から5類になって国によるマスク着用に関して「自己責任で……」というお達しが出た訳ですが、あれは何らの医学的もしくは科学的エビデンスに基づいたものでもなく、ただ感染者数が一頃よりグッと少なくなっていた事と、これ以上『自粛』を続けていると日本経済そのものがズタズタになってしまうという“経済的事情”によるものだった訳でね。 ただ、それによってそれまで自粛を強いられてきた皆のストレスが一気に爆発
以前もお話した事があるかと思いますが、私、どエラい親不孝者でありましてね。 25年ほど前ですが、そんな私を諫めよう、説教しようというので母親の弟にあたります叔父に呼び出されまして。 指定されたファミレスの四人掛け席に着きますともう叔父は来ておりまして説教がすぐに始まったんですが、どうにも話が入って来ない。 私の対面に叔父が居る訳ですが、その横に見慣れない女性が座ってるんですよ。 色白で大きめの眼鏡をかけたポッチャリさんな、明らかに叔父より10歳以上は若いであろう“
都知事選が終わりまして、まぁ私が個人的に注目しておりました投票率も期待していた水準には届かないものの“微増”程度には上がったという事で。 やはり最悪なのは『無関心』ですからその点では“次”に繋がった、と言えるのかもしれません。 しかし、誰が受かって誰が落ちたかを度外視したとしても、結果には暗澹たる想いが残ります。 正直に申せば小池さんは都民ファーストの会を結成した時点で政治家としての賞味期限は過ぎておりましたし、最近のご尊顔を拝見するに消費期限すらも切れていると言わざ
今朝方の事なんですがね。 入院されていたとあるおばあちゃまがなくなられて、病棟スタッフによる死後処置も済んでご家族と一緒に霊安室に移られた。 あとは葬儀社が“お迎え”に来るのを待つばかり、という事になりまして。 時刻は午前3時40分。 葬儀社が示唆した病院到着予定時刻は4時50分との事ですが私はもっと早くに来るだろうと思っていました。 葬儀社の、特に名の通った大手は待たせる事を嫌います。ですので依頼された時間帯で、ある程度道が渋滞していた場合を想定して「どんなに
これからが夏本番、冷房が欠かせない時期へと向かう訳でありますが、どうですか? 冷房はお好きですか? ………何か『ウィスキーはお好きでしょ(song by 石川さゆり)』みたいな投げかけ方をしてしまいましたけれど。 しかし、自宅の場合はいざ知らず、ですよ。オフィスにおける“冷房問題”は深刻なんじゃありませんか? “暑がり”“寒がり”のタイプは人それぞれですし、“あんこ”“ソップ”と体型もそれぞれ(←大相撲かよ!)、比較的冷え性な方が多い女性とそうでもない男性等が入り
かつてAKB48全盛期に総監督・高橋みなみさんが発しました、 努力は必ず報われる という名セリフ。 「(運営に)推されてる奴ならではの発言」ですとか「(運営に)推されずに燻(くすぶ)っているメンバーは“努力してない奴”と切り捨てるのか!」など随分賛否が分かれましたですが、あれは言葉が足りなかったと思うんですよ。 努力は、必ずしも望んだタイミング望んだ形では身を結ばないかもしれないが、だとしても予期せぬ時に予期せぬ形で報われる ……ま、長いですけどね。 例
どうにもこうにも、全国あちらこちらでパワハラ案件が噴出しておりますけれど。 ただ、従来のパワハラが大正・昭和時代の父親が家庭内で絶対君主であり得た頃の名残であったり、それこそ軍隊からの『上(官)の言う事は絶対』という“間違った道徳”を引き摺った世代によって引き起こされた、謂わば【時代錯誤】なものであったのに対し、今時のはもっと若い世代によって引き起こされているのが特徴であります。 本来ならそうした権威主義的なものや人を最も嫌う世代の筈なんですがね。 まぁ、宝塚歌劇団
ざこば師匠がお亡くなりになったというのは、北海道生まれで長らく関東圏でしか過ごした事の無い私でもかなりショックな事でありましてね。 まぁ、関西の落語事情に疎いものですから、ざこば師匠になられてから相当な年月が経っているのは知りながら、どうしても桂朝丸さんの記憶が蘇って来るんです。 そんな生まれ育ちなものですから、どうしても土曜日夜遅くにやっていた『ウィークエンダー』の殆どの回で事件レポートのトップバッターを務めていた“朝丸さん”の記憶が鮮明でありましてね。 当時
救急救命を担いますERを備えた主に大学病院さんは別としまして一般の総合病院に於ける当直医さんというのは大抵1名しか居りません。多い所でも内科系と外科系の2名体制がせいぜい。 ですから夜間の救急診療では総合病院が総合ではなくなります。お医者さんとて自らの医師免許をかけてお仕事をする訳ですから極力専門分野以外の診察はしたくない、というのが本音なところなんです。診断や処置を間違えてしまえば、それは全て責任を負わねばなりませんし、医師としての経歴に傷がつく訳ですのでね。 ですか
私、実は“声フェチ”でありまして、そうなった原点は十代から二十代序盤にかけて夢 中になって聴いていたラジオの深夜放送なんですが、その副作用としてテレビやラジオ、音楽を聴く際には必ずイヤホンを使うようになりましてね。 ま、これは壁の薄い安普請のアパート住まいであるが故に隣人との騒音トラブルを避ける為、という意味合いも多分に含まれてはおりますが。 さて、セクシーヴォイスと言いますと古くは【マリリン・モンロー】さんですとかが代表格でありますけれど。 個人的に声がセクシーな
東京都知事選の話題が盛り上がっております。 立候補者乱立で、有名人あり国政経験者あり、別の自治体の首長経験者あり。 私が個人的に注目しておりますのが、誰が当選するかよりも【投票率】が前回比でどれだけ上昇するか?でありましてね。 まだ正式に立候補表明はされておられないものの出馬するのが既定路線として語られる現職のY・Kさん、元政府の要人であり今は万年野党の広告塔であるS・Rさん、そして前安芸高田市長のS・Iさん。 ええ、そろそろ公職選挙法に配慮しとかんと怒られそうな
少子化というのは先進国を中心に世界的トレンドになっている訳ですけれど、この“悪い流れ”を何とか止めなくてはならない、というんで『少子化対策』が喫緊の課題と言われてますがね。 これに類似した流れというのは明治時代にありまして、歴史の授業で習いましたでしょ? 【富国強兵】~産めよ増やせよ~ この時は江戸時代を経てこれからは世界と渡り合わないといけない、それには産業にしろ軍事にしろ人手がいる、というんで多産が推奨された訳です。 しかし、今の時代にこれをそのまま踏襲
1999年の事でしたが、母方の祖母が亡くなりまして。 実はその一週間前に連れ合いである祖父が亡くなっておりまして、 「爺さんが寂しがって呼んだのかねぇ」 なんて事を親類一同で言ってたりしましたんですが。 通夜、告別式と進みまして葬儀場から一旦火葬場へと移動する事になります。 二月。真冬の北海道ですけれどその日は雲一つ無い快晴でしたし、勿論うっすらとでも暖房が入ってもおりますから、壁一面がガラス張りの葬儀場はポカポカと温かかったんです。 祖母の遺体が窯へと収まりまし
三重県松阪市の主だった病院さんが連名で、 「救急車で運ばれて、入院にならずにご帰宅となった患者様には一律7700円をお支払い頂きます」 という措置を打ち出しまして、市民の方々の間で物議を醸しているそうであります。 これ、夜間の救急医療に携わる身としましては金額の多寡はさて置くとしましても、あながち暴論とは言えないところがありましてね。 この措置の真意は、不用不急な救急車の濫用を抑制したい。もはやこういった思い切った措置に踏み切らざるを得ない程、事態は切迫している、と
Aさんが就職したアクリル板製作工場で悪戦苦闘していた間、例の“鉄橋ミンチ事件”は着実に動いていたんであります。 川底を捜索しますと根元から指先までが綺麗に残った薬指が見つかりまして、その指にはエンゲージリングご嵌まっていた。 エンゲージリングと指紋から身元が知れて、“その筋”では有名な闇金融会社の社長である事が判明した。 有名な闇金融会社の社長ですから、殺害するに足る『動機を持つ者』は警察が絞り込むに困る程居る訳で、指を発見してから身元が判明したにもかかわらず、捜査は