職人仕事

オーダーメイドの面白さと難しさと作り手のフィルターの話。

オーダーメイドでご依頼頂く場合、思い通りの物を作る事は出来ません。

突然何を言いだすんだ思い通りの物を作るのがオーダーメイドだろう!
と怒られそうですが、これがオーダメイドの難しさであり、醍醐味だと思うんです。

既製品にはない自分だけの一品を作るのがオーダーメイドですが、お客様の頭の中にあるイメージを寸分違わず別の人間が形にすることはやはり不可能です。

以前からたくさん打ち合わせをして細かい

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『勿体ない』に気を取られない為の、はんぱ水引の活用マイルール。

水引で何かを作っていると、必ず半端な長さの水引が出ますね。
特に、何か新しいものを生み出す時などは、すごい量の半端な水引が出て、机の上がごちゃごちゃになります。そんな、はんぱ水引を皆さんはどうしていますか?

動画でご覧になる方はこちら

マイルールを作った理由

私は最初の頃はとにかくもったいなくて(今もですが…)、なるべく水引を使わないで済むようにという事に気を取られてしまっていました。

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ブラック上等

職人仕事や、制作の仕事では、頭も肉体も若いうちに・・・

新人ちゃんの時期は、仕事場に住み込みで年がら年中仕事に追い立てられているとか、365日24時間まで行かなくても日常生活の90〜85%ぐらいを仕事のテンションのままでいるという状態が続き、自分の一番底辺の部分がプロのレベルになり、どんなに調子が悪い時でもプロとしてそのレベル以下には落ちない、という状態になるまでは、何年か過ごした方が良いところ

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雨が降ったので錆について書いてみた。その魅力と付き合い方。

アイアン製品を作っていると良く聞かれるのが、「錆ますか?」という事。

鉄だから錆びるのは当たり前だけど、製品としてちゃんと使えるの?という疑問があるようです。

僕はこういう時には

「鉄製ですので使っているうちに錆は発生します。その発生をゆっくりにする為にコーティングをしていますが、錆の発生はゼロではありません。錆が少しづつ出てきて、風合いが増していくのも楽しんで頂ければと思います。」

とお

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「なんで職人さんて寡黙なの?」という疑問に自分なりに答えてみた。

職人という言葉を聞いてどんな事を連想しますか?
真面目、とか、強面とか、不器用とか。
人によってもちろん違いますが、よく言われるのが「職人さんって寡黙ですよねー」ということ。

これは特に一般の方が職人の仕事中の様子を見て感じるようです。

僕自身、職人として色々な物を作ってきたし、色んな職人さんと話す機会がありました。
そこで僕なりに「職人が寡黙なのはなぜか」という事を考えてみたので書いてみます

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水引細工の【玉結び/あわじ玉】をいくつでも!美しく!同じ大きさで!作れる秘密の手法を限定公開。

水引ハンドメイドの人気で広く知られるようになり、かわいくて一見簡単そうな”玉結び”。なんとなく玉結びっぽいもの、なら簡単にできるかもしれません。

しかし、私は”玉結び”ほど繊細な結びはないと思っており、美しく作ろうとすると本当に終わりがありません。大きさを揃えなければならない時など尚更大変です。
長年どうしたら綺麗に、かつ一定のクオリティでいくつでも作ることができるのか、試行錯誤し続け、やっとひ

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「帽子なしで歩くのは、パンツはかないで歩くくらい恥ずかしい」私の自作帽子

2005年からずっと「イラストレーター」を名乗り続けているが、実は、2010年の一年間は、イラストの仕事を一個もしていない。では何をしていたかと言うと、ズバリ「帽子作家」を名乗って活動していたのだ。

#私のハンドメイドストーリー

帽子の学校で帽子作家を目指す日々

2008年の春、東池袋に住んでた私は、近所(新大塚)にある帽子の学校に通いはじめ、すっかり帽子づくりにはまってしまった。

記念す

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スキありがとうございます♡
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「気がつけば夕方」という幸せな時間

モノづくりをしていると、ふとした瞬間にまわりの音が消え、時間が止まったような錯覚に陥ることがあります。

そんな一つの対象に「没頭する」という感覚が好きなのですが、自分で没頭できる瞬間を追い求めても、なかなか訪れることはありません。

突然なんの前触れもなくやって来て、気がついた時にはもう過ぎ去ってしまっています。

僕は子供の頃、工作が好きで、ご飯を食べるのも忘れて没頭していました。
ともだちと

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わかる人がいなくなったのではなく、自然のなりゆき

何かの手仕事系職人がいなくなったり、それによって職人技術が失伝し無くなるのは、新しいより良いものが出来て古いものを使う人がいなくったとか、その固有のセンスが現代ではダサくなってしまったとか、そういう社会的な事情によって起こることなので、単純に需要が無くなったからその文化が無くなった、ということ以上の事実はありません。仕方の無いことです。

(他民族の侵略により、徹底的に侵略された側の文化が破壊され

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個人事業主の失敗から学ぶ方法と、失敗に対してどう向き合うか。ということを考えてみた。

以前先輩が、上司の仕事は部下の失敗をコントロールすることだと教えてくれました。

上司の仕事は部下に失敗させないのでは無く、部下が失敗からきちんと学びを得ているかの確認や、失敗が致命傷にならないよう管理する事で、決して正解を教える事が仕事ではないと。

●致命傷を負わずに失敗から学ぶ方法。
では上司のいない個人事業主はどう失敗を重ね学ぶべきかと考えました。

個人事業主は失敗もフォローも傷の手当て

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