anna namikawa

because of my sloping shoulders|ちいさな旅行会社をはじ…

anna namikawa

because of my sloping shoulders|ちいさな旅行会社をはじめました。|京都府亀岡市|アイスランドとバスケとさば寿司が好きです。

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    わたしのフルサト、京都・亀岡では自分達のことを「かめじん」と呼びます。ロンドンの次に霧の濃いまち。 twitter▷ https://twitter.com/_KAMEzine

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再び自由な渡航ができるその日に向けて。「魅力があるのにもったいない」地域にならないために、いま改めて考えたい地元・亀岡市のブランディング。

昨日参加していた今だからこそできるインバウンド観光対策チーム主催の「これからのローカルブランディング」をテーマにしたイベントを通して、改めて「自分が住むまちを、世界へどう伝えていけるのか?」「どんな入り口があるといいか?」を考えてみたくなったので、一度まとめてみることにしました。 ゲストのお話に頷きながら、同時にすごくもやもやしてしまったので(苦虫を噛み潰したような顔になり思わずカメラをオフにしました。すみません・・)、その正体もわかるといいなと思っていて。昨日、眠い目を擦

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      本当に楽しい時間は写真に収める必要がないのだな、と思う一方で、目にしている光景がいつか失われるかもしれない危うさがあるとついついシャッターボタンを押してしまう。 大切なものを一度にたくさん手のひらに乗せておくことはできないから、思い出にはいつ手放してもいいような軽やかさが必要だと思う。それでも、矛盾するように日々をこうして小さくどこかに刻んでおきたいと願ってしまう。 ・・・ 今日は、コミュニティ・ベースド・ツーリズムの取り組みを研究しているPhDの方が、家族とのプライベ

      • 寝る前のメモ。

        あっという間の一週間。東京滞在はとても密度の濃い時間で、見かけたシーンごとに思うことがあり、4泊というひさしぶりの長さで考えることもたくさんありました。 お世話になっていた方に「日記書いていますか?」と聞かれて、咄嗟に「いいえ」と答えたものの、日記として書いている認識はしていなかったけれど、考えてみればこれも日記?週記?のようなものなのかとふと思いました。 ・・・ 楽しかった瞬間やインスピレーションを得た体験は多々あるのだけれど、それ以上にブローカーのような日本人男性と

        • 寝る前のメモ。

          もうすぐ夏が訪れることを、心のどこかで楽しみにしているあいだに、柿や栗はすでに秋に向けた準備をはじめていて。現代社会を流れるスピードよりも、はるかにこちらのほうが早いのではないかと思うわけです。静かに着実に進んでいるようなイメージ。 今日から4日ほど東京滞在です。友人宅が借りられるとはいえ、住むように滞在するのは案外初めてかもしれない。

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          寝る前のメモ。

          小さな頃に遊んでいた環境の豊かさが、20年の時を経て仕事になるとしたら。自分自身でできるいちばん小さな実験を、今日まで続けているのではないかと思います。 苔むした寺社、中洲、陶芸家さんの工房、祖父母がいた牛小屋や畑、サワガニやタニシがいる水路。ほとんど毎日練習していたミニバスが休みの日には、友人宅の庭に竹を切って大きな木槌で打ち込み、壁と屋根をつけて秘密基地をつくったこともありました。選択肢という意味では限られていたのかもしれませんが、これらはとても大切な遊び・遊び場だった

          寝る前のメモ。

          寝る前のメモ。

          不器用なだけかもしれないけれど、なにか別の要素を加えようとすると上手くいかないことが多い。その度に「まっすぐやるしかないんだな」と思い知らされる。 今週はそんなことが続いた一週間で、こんなことに時間を取られている場合ではないのでは?と思うわけです。 6月上旬に東京へ向かう用事ができ、友人宅が借りられることになったので数日滞在。4日以上も過ごすのは、全国大会か修学旅行ぶりなんじゃないかと思う。

          寝る前のメモ。

          寝る前のメモ。

          これまではずっと、誰かの依頼のなかで仕事をしてきた。もちろん、クライアントをはじめ、誰かの課題を解決するから仕事になるわけですが、今年はずっと温めてきた企画を1、2つリリースすることになる。だからこそ、力を貸していただきたい方は決めていて、少しずつ依頼をし、ドキドキしながら日々を過ごしている。そして、これらからもたくさんの方の方に協力いただくことになる。本当にこれから世に出していくのかと思うと、どこかでずっと心が落ち着かない。そんな毎日だったからか、昨晩の学生時代の友人たちと

          寝る前のメモ。

          寝る前のメモ。

          月に一度何かしらのかたちで森の活動に参加できている。少々お酒が入っているせいか、20年前の記憶が蘇ってきた。 ・・・ 小学一年生だった頃、六年生と一緒に帰れる日はランリュック(ここは重要。笑)を置いてすぐに近所のお姉ちゃんのお家に遊びに行っていた。お姉ちゃんの家は陶芸家で、粘土遊びをする延長のように土をコネ、かたちをつくり、しばらくすると焼き物が届いた。ほかにも、山の斜面を活用してワイルドなブランコがあり、窯ができ、小屋ができ、野苺を食べ、自然とともにある恵をふんだんに楽

          寝る前のメモ。

          寝る前のメモ。

          GWは静かに集中できる貴重な期間なので、キーボードに向かう指先だけに集中し、進めようと思っていたことの2/3を無事に終えることができた。積極的に予定を入れようとせず、帰省する友人や知人と会ったり、この期間だからゆっくりできる人たちとオンラインをしたり、声をかけてもらったら近隣限定で仕事に出かけたりと、そんな感じの1週間。 そろそろ着手したいと思っていた7月末のパリ行きについてもやっと調べることができ、航空券を見ているとずいぶん予約が取りやすい価格帯になってきて嬉しくなった。

          寝る前のメモ。

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          もともとの予定に重ねて「明日何してる?」と連絡をくれた同級生との再会があり、たっぷり楽しんだ日曜日。ずっと何かを忘れていると思ったら、そうそう、メモをとるのを忘れていました。GWやいつもと違う生活サイクルに曜日感覚がおかしくなったと言いたいところだけれど、そのくらいのことで忘れてしまうくらいのあれです。 ・・・ ただでさえ「GWはどこかに出かけよう!」というモチベーションが起こりにくいことに重なって(お盆と正月も同様)、京都市内のオーバーツーリストでさらに外出を控えたくな

          寝る前のメモ。

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          本当にどうにもならなくなったら逃げる場所は決めている。何か具体的な当てがあるわけではないけれど、そういう場所ができたことは10年前に旅をしたことの意味なんじゃないかと今は思う。それよりも、あれから10年経ったことのほうが驚きで、気持ちはあの頃となんら変わらないつもりでも、無意識のうちに変わっていることがたくさんあるのだと思った。 食あたりでその場を楽しみきれないことをのぞいては、先週はなかなかにいろいろ起こった1週間だった。寝床から起き上がったその瞬間から、なんだかいろいろ

          寝る前のメモ。

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          自分の興味が生まれたところにヒントがあるとすれば、やっぱりその点をつなぎ合わせていくのが一番なのだと思う。違うやり方はきっとあるけれど、わたしにはこのやり方があっている。 5年ざっくりスケジュールのなかに書いていたことが、巡り巡って起ころうとしていて、いざとなると少し気が引けてしまうんやけど、今ならできるんじゃないかとも思っていて。 できたかどうかは明日の自分だけが知っているから、先に憂いても仕方がないし、やるしかないんだろうね。 複雑にしていたのは自分のほうで、答えは

          寝る前のメモ。

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          4月がはじまった。やっと1週間が終わったのかと思うのは、私ではなく、これまで当たり前になっていたまわりの環境が変わってしまったからなんだと思う。 ほぼ毎週買っていたパン屋さんが引っ越しをして、仕事をはじめた頃に出会った作家さんも工房を移転し、オアシスだったお店が閉店してしまった。出会ってから7年以上も月日が経っているからか、しらず知らずのうちに心のたくさんを支えてもらっていたんだと思う。移転や閉店を教えてもらったときは勝手にバトンを受け取ったような気持ちになっていたけれど、

          寝る前のメモ。

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          きょうで3月が終わるので、毎年恒例の。はじめて聴いたのは、もう10年も前になるのかと思うとやっぱりびっくりする。ということは、イギリスにいたのも10年前の出来事になるんやな。つい数年前の気持ちになるけれど、そりゃあ記憶もなくなっていくわけだわ。 ・・・ この数日は、今年10年目を迎えるプロジェクトに対して仕事を通して感じる成果のヒアリングをさせていただいた。人に尋ねておきながら、自分だったらどう答えるのだろうかと考えを巡らせる。 私自身は「地元のことを地元の人がやってい

          寝る前のメモ。

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          きょうは久しぶりにひとりの参加者として、日頃まったく縁のない場所へ。はじめましてでも、結局なんだかんだで亀岡の話はしてしまうんだけど、ほとんど匿名のままいられるのは東京だからなのかな。 海外も含めて定期的にこういう時間をつくるのは、自分自身のためなのだと思う。わかりやすく経験や実力を測る術をもたないので、普段いる場所から物理的に離れることで、視点や思考を深める。何に気がつくようになったか、どんな時間を必要としているか。 ・・・ 「東京は〜」なんて、大きな主語で話すつもり

          寝る前のメモ。

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          何かのスペシャリストにもなれなければ、ゼネラリストと呼べるほどでもないのだけれど、先週は「ジェンダーギャップ」「働く子育て世帯」「地域観光ビジョン」「スペキュラティブデザイン」「サステナビリティと地域文化」における課題(に加えてツアーの相談)など、さまざまな方向に思考を飛ばす1週間でした。 いずれにしても、つくりたい未来がまずあって、そこに向けて日々の取り組みを進めていくだけなので、何かがドラスティックに変わるなんてことは、やっぱりないのだと思う。自分自身が「今や!」とアク

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