『男たちの挽歌』を見る。香港ノワールの金字塔。ハリウッドとも邦画とも異なる独特の気配。明るい冒頭からの転落と、それでもどことなく朗らかな雰囲気があるのは不思議だ。
「男たちの挽歌」(1986)は、更生を誓った極道者の確執と、復讐の結末を描くスーパーバイオレンス映画である。いわゆる「香港ノワール」の嚆矢にして代表作が持つ荒削りな魅力は初見時からいささかも変わらない。俳優やスタントマンの努力と根性に支えられた人命軽視上等の画作りに奮え、慄く。
チョウ・ユンファとレスリー・チャンの出世作「男たちの挽歌」リマスター版。ティ・ロンが兄貴だったなんて全然覚えてなかった。ベレッタ?拳銃打ちまくりの終盤は香港ノワールの金字塔!ユンファの艶っぽさハンパない。かっけー !!男ってやつは愛面子なんだよな。 #英雄本色 ★★★☆3.5/5
今日は朝から映画を。『男たちの挽歌』をひさびさに観た。ガンアクションすげー。で、以前より感情移入の度合いが高かった。マークにもホーにもキットにも共感した。それぞれのギリギリの想いがね、なんとも胸を打つものじゃあないですか。やっぱ映画はいいものですなあ。もっといろいろいってみたい。