先生の仕事は、教えることではない 先生の仕事は、教えることで子どもの発達を促すこと 「教える」は単なるアウトプット ただの「行為」 「子どもの発達」はアウトカム つまり「成果」 教えるだけでは、先生の自己満足 子どもの発達という成果は、みんなを幸せにする
だれかが喜んでくれるのが「仕事」 先生の仕事は、目の前の子どもがその場で喜んでくれることばかりではない 何年後かに、その子どもの行動が、だれかを喜ばせることができる、かもしれない その時は、こっそり喜ぼう
子どもがあたまを働かせるために 先生はあたまを働かせる 子どもがどうやってあたまを働かせるか について 先生はあたまを働かせるから 都合2人分のあたまを働かせるのが 先生の仕事
学校では たくさん失敗していいんだよ そのための学校なんだから 先生は失敗を計画しておけばいいんだよ 失敗させないように手を出すのではなく どんな失敗をするか想像して その時にどんな手を打てば学びになるか 失敗を学びに変えるのが先生の仕事
【遅刻】 いつも遅刻してくる生徒に、 「そんなんじゃ、社会人になったら困る。早く登校できないなら面倒見れない」 と、強い指導を好む先生がいる。 正論かもしれないけれど、遅刻を繰り返すのは《怠学》とは限らない。まずは、傾聴する時間を作るのが大事。 ヤングケアラーかもしれないし。
北海道の夏休みは短くで、道内の高校の多くは今週から学校が再開。 この夏に研究会や研修で学んだことをゆっくり振り返る時間が少ない。だからこそ、先生は、学校が再開までに、生徒に勉強すれっていう前に、自分が振り返る時間を作って、インプットしたことを生徒に還元できるようにしてくださいね。
今も覚えている塾講師の先輩の言葉。 「塾の先生は生徒にとって一番身近な大人。勉強だけでなく、いろんな話をしてくるから。学校の先生とも違うし、親とも違う、話を聞く大人なんだよね」 僕は今もこの言葉を大切にして、「身近な大人・話を聞く大人」であり続けようと、話を聞く仕事をしています。
学校の先生ほど話好きで、人の話を聞かない傾向が強い、って感じてます。いい意味でも、悪い意味でも。 「共感の時代」になってきてるし、教育方法の転換期を迎え、傾聴スキル、カウンセリングマインドは指導的立場にある先生だからこそ必要だし学ぶべき。 あ、これって、どの社会人にもいえますね。
道内の高校は今が文化祭シーズン。学校行事は楽しい思い出だけではなく、たくさんの良質な失敗ができるところが重要。先生、上手に生徒を失敗させましょう。先回りして失敗の芽を摘み取ったりしていませんよね。生徒間トラブルに介入するタイミングはゴールが見えなくなっているとき、愚痴が増えた時。