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2021/08/20 朝の話 役割を与える

そろそろ新学期の準備をし始める頃ではないかと思います。
最近は夏休みが早く終わる地区も多くなり、9月から新学期と言いにくいです。9月スタートの方が区切りがわかりやすくて良い気はしますが。

新学期に向けてのお話
子供たちに役割はありますか?
委員会や係は全ての子供達に行き渡っていますか?
それは複数であったりグループであったりしますか?
その役割はその子供に合っていますか?

新学期前に名簿を見ながら役割を再度確認すると、もしかしたら合っていなかったり、人数の割り振りがうまく行っていないと思う事はないでしょうか?

1人の係
プラス面 責任を持つことができる。
マイナス面 1人でいることがプレッシャーになってしまう。

2人の係
プラス面 どちらかが主で片方が副の役割が立てやすい
マイナス面 相方が何もしないと不満が出やすい

3人以上の係
プラス面 話し合いができる。
マイナス面 全く何もしない人が出てくる。

居場所づくりが必要な子供には1人係は有効です。「必要とされている」と認識できるからです。
不登校の子供に1人係はただのプレッシャーになってしまうことが多いです。

子供の成長よりも組織として回したいのであれば3人以上のグループで全て構成すれば上手くいくでしょう。少数の仕事のできる子供達が全てを回してくれます。

学級担任としてクラス経営をする上でこの人数選定はとても重要だと思います。

画像はバーベキューのイメージ
バーベキューってそれぞれ仕事がありますよね。
そしてわざわざ苦手な仕事をしないですよね。
何もしないで酔っ払って場を楽しませる人もそれが仕事になってますよね。

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