映画「コレクティブ 国家の嘘」のその後

先日、映画「コレクティブ 国家の嘘」を観ました。 この映画は、ルーマニアの公的医療の不正や汚職事件を題材にした2019年公開のドキュメンタリー映画です。 映画公開後、不正に立ち向かったヴラド元保健相や、現在のルーマニアの公的医療の状態がどのように変化したのかを調べてみようと思います。 ヴラド元保健相の経歴 ヴラド元保健相は、現在38歳。ウィーン経済大学で学位を取得した政治経済学者です。(余談ですが、ウィーン経済大学の図書館を設計したのは、ザハ・ハディッドさんです。個性的な

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驚愕の政治ドキュメンタリー アレクサンダー・ナナウ監督 「コレクティブ 国家の嘘」(ややネタバレあり)

とんでもないドキュメンタリー映画「コレクティブ 国家の嘘」を見た。心の底から驚愕とか、そんな陳腐な言葉では形容できないくらい衝撃を受けた。本当にショックだった。政治とジャーナリズムについて考える場合、必須作品といえる。 ルーマニアの首都、ブカレストのライブハウス「コレクティブ」で火災が発生し、27名もの死者が発生した。出入り口は一箇所のみ。会場は炎に包まれ、観客が出入り口に殺到し、阿鼻叫喚の地獄と化す。だが、地獄はここで終わらない。助かった火傷の患者がその後、搬送先の病院で

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11/26~12/2展示のお知らせ「clairvoyance」@みどり荘

Core Collective exhibition vol.1「clairvoyance」 コレクティブによる公演から1ヶ月。それぞれの道が交わった先に、私たちは何を見るのだろう。制作の過去を振り返り、未来を見通し、かたちをつくっていく。展示空間に向けて身体表現を開いていく。そこに見えている社会の向こう側まで届くように。clairvoyance=千里眼、の可能性を信じながら。 11/26(金) - 12/2(木) 12:00-20:00 会場:MIDORI.so NAK

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【スタッフブログ】国家とは、市民とは、報道とは?様々な問いかけが胸をえぐる『コレクティブ 国家の嘘』

ルーマニアを震撼させた、前代未聞の巨大医療汚職事件2015年10月ルーマニアのクラブ「コレクティブ」でライブの最中に火災が発生、出口が一つしかないクラブでの火災は27名の死者を出す大惨事となった。ところがその後、病院に収容された患者も次々と死亡、最終的に64名の死者が出る事態に。死者の増加を不審に思い調査を始めるスポーツ紙の編集長、事件後に新たに就任した保健相の姿を追い、医療をめぐる企業と病院、更に官僚と政治家の癒着の実態を暴きだすドキュメンタリー。 映画は初めの方で「コレ

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Collective Power (団結力)の重要性 ー 労働状況の改善・社会正義/平等

GIWL (The Global Institute for women's Leadership) の開催した、「ジェンダー、エッセンシャルワーカーズ、危機」のウェビナーに昨日参加しました。 ヨーロッパ(通称イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)とオーストリア)、アメリカからパネリストが参加し、パンデミック中に特に大きく影響を受けたエッセンシャルワーカーについてのディスカッションが行われました。 エッセンシャルワーカーの定義は、完全に固定しているわけでは

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『コレクティブ 国家の嘘』_シネマクティフ東京支部の音声配信 外伝Vol.100

『コレクティブ 国家の嘘』_シネマクティフ東京支部の音声配信 外伝Vol.100 otokeiさん(cinemactif名古屋支部、twitter: @otokei0426 )と2人で『コレクティブ 国家の嘘』についてネタバレ有りで話してます。 よろしくお願いします。 (matsu) cinemactif 東京支部はTwitterやってます。よろしければフォローお願い致します。 (Twitterアカウント https://twitter.com/mactiftokyo) Music:MusMus http://musmus.main.jp/

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『MINAMATA』『コレクティブー国家の嘘』たまたま出会った二つの映画。強い者が弱い者をいじめて、奪い去る。この世界のー真実ーを描いて…。

ー史実に基づいた物語ーと映画の字幕にあったら。どう感じるだろうか?  映画『MINAMATA』の冒頭、こういう表現は、誤解を招くんじゃないのかなと思ったのは、すでにわたしが、映画の中で描かれるユージンのエピソードの一つに「作り話」があるという批判を読んでいたからだった。 お金のかかる映画には、さまざまな制約があり、構成の都合で実際にあった事柄を別のエピソードに転嫁したり、複数の逸話を一つに変えたりするのは、よくあることだが、テロップには「これは史実に基づいて作られたフィク

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作るものなのさっ

こんにちは。 「コレクティブ 国家の嘘」はどうしても観たくて、結局、観てきました。 時間がない、ない、ない、と、ぼやいても何ら建設的ではないしなぁ、「えいっ!」っと。ぼやぼやしている場合じゃないしねー、っと、いつもの後先考えないヤツ(笑) さて、感想です。 巨大な機構のなかで己の利潤のみを追求すると、人はここまでも醜悪で、延々と貪り続けるものなのかと衝撃でした。 新聞記者、保険相、何らかの形で関わってしまった人々が「国家のつく嘘」を何とか正そうと奮闘します。被害者だ

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映画『コレクティブ 国家の嘘』(2019)の感想

アレクサンダー・ナナウ監督の『コレクティブ 国家の嘘』を映画館で観てきた。ルーマニアのドキュメンタリー映画である。 2015年、ルーマニアのライブハウス「コレクティブ」で火災事件が起こる。出入口が一つしかなく、消防法を守っていないのに営業許可を出していたことが判明する。また、多数の死者が出たうえに、火傷で病院に搬送された人たちも、亡くなってしまう。病院にも何か問題あるのではないか。そこから映画が始まるのだが、政府、政権与党と癒着したメディアのふるまいに目を覆いたくなった。

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選挙に行かないことが国を腐らせる絶望を味わえるルーマニアの例『コレクティブ 国家の嘘』

【個人的な評価】2021年日本公開映画で面白かった順位:21/214    ストーリー:★★★★★★★★★★   キャラクター:★★★★★       映像:★★★☆☆       音楽:★★★☆☆ 映画館で観るべき:★★★★★ 【以下の要素が気になれば観てもいいかも】ドキュメンタリー ルーマニア 国家の腐敗 汚職 【あらすじ】2015年10月、ルーマニア・ブカレストのクラブ“コレクティブ”でライブ中に火災が発生。27名の死者と180名の負傷者を出す大惨事となったが

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